銀幕大帝α

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グリーン・イン・ザ・デッド

2019年07月06日 13時24分19秒 | 洋画ホラー
FERAL
2017年
アメリカ
90分
ホラー/サスペンス
劇場未公開



監督:
マーク・ヤング
『ナイトレイジ』
脚本:
マーク・ヤング
出演:
スカウト・テイラー=コンプトン
オリヴィア・ルッカルディ
リュー・テンプル
レニー・オルステッド




<ストーリー>
深い森の中で一夜を過ごすことになった大学生6人。だが、ひとりが得体の知れない狂暴な生き物に襲われ、噛み殺されてしまう。噛まれながらも一命を取り留めたメンバーは、体に異変が起こり始め…。

―感想―

惜しい!この一言に尽きる。

事の発端となった、おっさんの息子は何に襲われウイルス感染し化け物になったのか。
何故食い殺された人間はゾンビの様に生き返り同じく化け物へとなっていくのか。
その辺の説明がまるでないので釈然としないもどかしさが生まれてしまう。

おっさんも隠さず初めからこういう状況だと学生たちにきちんと説明しておけば対立する事もなかっただろう。
学生たちのリーダー的存在である女はやたらとおっさんが言う事を「信じない」のは頑固にも程がある。
そんなんだから仲間が次々と化け物にされてしまうのだよ。

そしてラスト。
一人地下に閉じ込めたままだぞ?と思っていたら、まさかのほったらかしエンド。
全て解決させるのかと見せかけて、中途半端に映画は終わる。
そういうの俺は求めていなかったんだけどなあ。

感染者は歯が抜け毛髪も抜け、全員が醜く変貌。
ウイルスの影響で苦しむ女達の姿は痛ましくおぞましい。
それ位リアルに演じている。
モンスターの造形は申し分無し。
食われる際の内臓ぶちまけるグロ描写も良い(但し感染者は夜でしか活動出来ないので見辛さはある)。
展開そのものもテンポが良く、サクッと観れる点も評価出来る。
だが、学生リーダーの性格に癖があり過ぎるのと、そこで終わるのかよというホラー映画のセオリー通りな形が難点。
良い点よりも悪い点に目が付くし、そっちに印象を残すのは如何なものかと。
なので、惜しい!のである。

評価:★★☆
19/07/05DVD鑑賞(新作)
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