POLAROID
2017年
アメリカ
88分
ホラー
劇場公開(2019/07/19)

監督:
ラース・クレヴバーグ
『チャイルド・プレイ(2019)』
出演:
キャスリン・プレスコット:バード
グレイス・ザブリスキー:謎の老女
タイラー・ヤング:コナー
サマンサ・ローガン:ケイシー
ミッチ・ピレッジ:ペンブローク保安官

<ストーリー>
SNS世代の高校生・バードたちは、アンティークショップで偶然手に入れた年代物のポラロイドカメラに夢中になる。しかし、撮影された友人たちが次々と悲惨な死を遂げていき…。
このカメラで撮れば、
最高の瞬間が
最期の1枚になる。
―感想―
2017年
アメリカ
88分
ホラー
劇場公開(2019/07/19)

監督:
ラース・クレヴバーグ
『チャイルド・プレイ(2019)』
出演:
キャスリン・プレスコット:バード
グレイス・ザブリスキー:謎の老女
タイラー・ヤング:コナー
サマンサ・ローガン:ケイシー
ミッチ・ピレッジ:ペンブローク保安官

<ストーリー>
SNS世代の高校生・バードたちは、アンティークショップで偶然手に入れた年代物のポラロイドカメラに夢中になる。しかし、撮影された友人たちが次々と悲惨な死を遂げていき…。
このカメラで撮れば、
最高の瞬間が
最期の1枚になる。


ちょっとしか顔出さないけど、鍵を握る人物の関係者である老婆が中々良い味出していた。

善良ぶっているけど実は・・・という悪の典型そのもの。
噓つき婆さんてな顔してますやん。
ビンテージのカメラで撮ったら被写体死亡てのは、過去に『シャッター 写ると最期』というロシア産のホラーがあったけれど、面白さからいうと断然こちらの方が上。
写真に写り込む「影」が移動したり、写真そのものをどうにかしようとすると写っている者にも直接被害が及んだりと、色んな趣向を凝らした目新しいホラー演出が光る(光るで思い出したがヤツは光を嫌うので全体的に画面が暗く見辛いのが少し難点。それとは別に熱にも弱いから、シャワーの熱湯でバリア張るシーンとかもあり場を盛り上げてくれる)。
特に、終盤にてその姿を明確に現す悪霊を、主人公である女子高生バードがどういう風に葬るのか、ここが凄くアイデアに満ちていて良かった。

悪霊そのものの姿形も俺好みだったし、こいつを「写す」というバードの閃きが展開として見事。
そこに俺は考えが行き着かなかったから、そういう手があったか!と感心してしまった。
更には、悪霊と共に自身の指までも写った事で、ヤツと一緒に苦しむというクライマックスが冷や冷やとする空気感を生みだしており、緊張と恐怖と緊迫がごちゃ混ぜになった最高の画だった。
決して一方通行な話ではなく、右へ曲がったり左に曲がったり障害にぶち当たったりと一癖二癖もある呪いに対した戦い方、進み具合に引き込まれる秀作。
「もう二度と飛び込んで写らないわ!」
体験者だから口に出来る何とも味わい深いブラックに満ちた一言だよね。
最後に、走ったら必ず(女子なら)転ぶ、これホラー映画なら常識(そうしないといけない決まりでもあるのか?w)。
評価:★★★☆

20/01/17DVD鑑賞(新作)



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レンタル開始日:2020-01-08
メーカー:ギャガ
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