銀幕大帝α

切り株推奨映画感想ブログにつきグロ画像注意。
御蔭様で16周年。4500作品レヴュー突破。御訪問有難う御座います♪

デッド・ドント・ダイ

2020年11月07日 20時15分08秒 | 洋画ホラー
THE DEAD DON'T DIE
2019年
アメリカ
104分
コメディ/ホラー
R15+
劇場公開(2020/06/05)



監督:
ジム・ジャームッシュ
脚本:
ジム・ジャームッシュ
出演:
ビル・マーレイクリフ
アダム・ドライヴァーロニー



<ストーリー>
警察官が3人しかいないアメリカの田舎町・センターヴィルで、無残に内臓を食いちぎられた女性ふたりの変死体が発見された。警察署長のクリフと巡査のロニーは、困惑しながらも捜査を開始するが…。

今夜、最強のゾンビたちが目を覚ます

―感想―

初っ端からもう既に“テンション低めでやっていきまーす”みたいなノリ(笑)。
相棒に対して「お前はやけに冷静だな」て言ったら「台本読んでいるから」ときた。
そりゃあ台本読んでいたら自分の結末も分かっているだろうし、台本通りにやればいいだけなのだから冷静にもなるだろう。

というジョーク。

ラジオから流れる音楽に「聴いた事がある」「だってこれテーマ曲だし」。

この辺の遊び心にはクスッとくるものはあったが、前述したようにテンション低めだから、ちょっと盛り上がり方が乏しい。
落ち着き過ぎたコメディホラーという感じだろうか。

ハイテンションでゴーストを退治しまくっていたビル・マーレイを本作でも観れるのかと期待しちゃうと肩透かし食らいます。
ゾンビの首を斬るという描写も断面からぶわっと灰みたいなのが散りばめられるだけなのでグロ度も全くない。
そういえばこの手のジャンルものでは珍しく初めから「ゾンビ」という言葉を使っていた。
大抵のゾンビ映画はゾンビとは言わず、別の言い方をすることが多いから、ストレートに「ゾンビだ!」と決定づけるのは何か新鮮だった。
これもロメロゾンビをリスペクトしたような雰囲気を持たせていたからかもしれんね。

後半いきなりUFOが飛来してきて、侍女が吸い込まれていく。
一見、突拍子もないシーンなのだけど、侍女は地球滅亡を予見し、予め異星人とコンタクトを取っていた、と解釈したのだがどうだろう、違うのかな。
何にせよ変な侍女ではある。。

なーんも考えずにボケエと観る映画。
因みに本作のゾンビは喋るのだが、何故か発する言葉は「コーヒー」とか「Wi-Fi」とかの一言だけ。
生前での行動を少し覚えていてのこの言葉なのかな、只「物」に関しての発しなのが、どないやねんというツッコミにはなった。

もっとコメディコメディしている作品なのかなて(ビル・マーレイ主演だけに)思っていたけど、予想していたのとは真逆の構成だったなあ。
スティーヴ・ブシェミの老け具合にはビックリしたが、もう60歳超えてたのか。

施設の男女3人組の子達の件が物凄く中途半端にフェードアウトしていった、出す意味あったのかね?

評価:★★★
20/11/07DVD鑑賞(新作)
にほんブログ村 映画ブログ ホラー・サスペンス映画へにほんブログ村 映画ブログ 映画DVD・ビデオ鑑賞へバナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2020-11-04
メーカー:バップ

オフィシャル・サイト

コメント

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする