２０２３年
日本
１０６分
コメディ／ファンタジー／ミステリー
劇場未公開
監督：
福田雄一
原作：
青柳碧人『赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。』
出演：
橋本環奈
新木優子
岩田剛典
夏菜
若月佑美
桐谷美玲
ムロツヨシ
加治将樹
長谷川朝晴
犬飼貴丈
山本美月
キムラ緑子
真矢ミキ
佐藤二朗
＜ストーリー＞
赤いずきんを被った少女・赤ずきんは、旅の途中で灰だらけの少女・シンデレラと出会う。魔法使いに素敵なドレス姿に変えてもらった2人は舞踏会へと向かう途中でカボチャの馬車で男をひき殺してしまう。バレることを恐れ、なんとか死体を隠した2人はお城の舞踏会に無事到着し、シンデレラは王子様と恋に落ちる。そんな中、男の死体が発見されたことで舞踏会は中断。赤ずきんとシンデレラは最大のピンチに直面するが……。
―感想―
福田組によるコメディ、なんだけどそんなにコメディコメディしていなかった意外と。
急に大声出す佐藤二朗とか、何ヵ所かはクスッとする場面もあったが、作品的にはカリスマ美容師の死体はどうやって生まれたのか、殺したのは誰なのか、そちらの謎解きの方に大きく振っていた。
それを推理に関して何故か天性の才がある赤ずきん＝橋本環奈が解決していくという流れ。
赤ずきんという位だから、おばあちゃんとかオオカミとかが出てくるのかと思っていたら、まさかのシンデレラ。
これは予想外のコラボだったが、ちゃんと話の筋は通っているし、ガラスの靴が謎解きに強く繋がるてのはストーリー的には面白い。
美しい衣装の持続時間は１２時間、ガラスの靴は２４時間と、それぞれ違う魔法使いが魔法を掛けているてのも上手く考えられている。
下手にあれこれ寒いギャグを入れまくるより、ミステリー要素を強めにした事は、俺的には作品として正解だったんじゃないかなて思う。
観る前は笑う感覚で居たのだが、いざ鑑賞してみれば謎解きの深さに、なるほどなあと、妙に感心していた自分が居た。
これ案外、別のコラボでのシリーズ化をして欲しい気もする。
シンデレラを演じていた方は新木優子さんという女優で、俺としてはお初なんかな？かなりその美貌には見惚れた。
今作の橋本環奈ちゃん図鑑
お得意の変顔、今作でもやっちゃってます(￣ｍ￣〃)ぷぷっ!
評価：★★★
２４／０３／２９ＤＶＤ鑑賞（新作）
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