銀幕大帝α

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キラー・ナマケモノ

2024年09月16日 15時37分27秒 | 洋画ホラー

SLOTHERHOUSE

2023年

アメリカ

93分

ホラー/コメディ

劇場公開(2024/04/26)

監督:
マシュー・グッドヒュー

編集:
マシュー・グッドヒュー

出演:
リサ・アムバラヴァナー・・・エミリー
シドニー・クレイヴン・・・ブリアナ
アンドリュー・ホートン・・・タイラー
オリヴィア・ルワイア・・・マディソン
ビアンカ・ベックルズ=ローズ・・・ゼニー
ティフ・スティーヴンソン・・・ミス・メイ
ステファン・カピチッチ・・・オリヴァー

<ストーリー>

大学4年になっても地味な学生生活に焦りを感じていたエミリーは、珍しいナマケモノを飼うことになる。女子寮の学生たちは、エミリーが連れて来たキュートなナマケモノに夢中になるが…。

―感想―

洋画のティーンを扱ったホラーて大体がどうでもいいパーティを開いて見せてくるよね、あれホント興味ない。

おぉ!ちゃんとシートベルトしててえらい!

え?そこじゃない?

どうやってアクセルペダルとブレーキペダルを踏んでるんだ、て所?

知らんがな(´・ω・`)

それよか学生の身分でええ車乗っとるのお。

別にナマケモノでもプレーリードッグでもマングースでも面白ければ文句はないねん。

中途半端にコメディへ寄せていっているから、ナマケモノとのバトルが全般的にグダグダ。

俺から見れば、アニマトロニクスのナマケモノとじゃれている人間共の絵図が最早コント。

人形相手になにしてんねん、そんな冷めた目でしか見れんかった。

それとメインの部分と並行して描かれている、会長を選ぶ為のアピール作戦から投票までの流れ、これが糞つまらん。

誰が会長になろうが、特に話的には重要でも必要でもなく、人間関係を映したいのであれば、そこは簡潔に済ませるべきだろう、だから無駄に尺が長くテンポも悪い。

俺が思ったのは、この作品、絶対に『グレムリン』を意識して作っているでしょ、て事。

台詞で「チャッキー」の名前は出てきたが、いや、『チャイルドプレイ』より『グレムリン』のあのドタバタを参考にしている、はず。

どちらにせよ真似ていると感じるシーンが多々見受けられたが、ぶっちゃけ全く足元にも及んでおりません。

ホラーとしてもエグさグロさは無いに等しく、ユーモアのセンスも皆無、あれだけ大勢におねえちゃんが登場するのに美女が居なけりゃエロも無い等、短所を挙げればきりがない。

何故いきなり人間並みの知能を発揮して俊敏に動き回れる様になったのかさえも納得のいく説明はなく、単に動きがノロいナマケモノが神出鬼没になったらおもろいやろなという考えだけでそうなったとしか思えず。

不死身にしたのも、動物を殺生するのは世間的にマズいという判断からかもしれないが、そういう無用な考えを持つ位なら動物を題材にするなと言いたい。

B級おバカ動物ホラーが好きな人には受けるかもしれない、だが俺には合わなかった。

「きゃーー可愛すぎーーーー♡」

何処をどう見てそういう感想が出るのか、マスコットにするには愛嬌無さ過ぎじゃないかね。

エンディング曲を聞いて「あっなんか良いかも」と思ってしまっただけに余計本編のつまらなさが腹立つ。

評価:★☆

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