著者 :押切蓮介
出版社:幻冬舎コミックス
ストーリー概要:
ようやく念願の一戸建てに引っ越した神木家。だが、引っ越し直後に父親が心臓発作で死んでしまう。
それを皮切りに次々と怪異に襲われ、姿を消してゆく家族。残された長男・則雄と祖母は、家族を次々と殺した「霊」に復讐を誓うが…。
元は全2巻だったものを完全版として追加エピソードを入れ新たに1冊に纏めて発行したのが本作。
その全2巻の時は1巻目はガチホラー、2巻目は復讐劇として分けられていたらしい。
只、多くの読者が1巻だけ読んで、2巻に手を着けなかったとかで作者は大変傷ついたらしく、それならば一気に読める様にと、この完全版を出したとのこと。
絵に独特なセンスがあるので、そこに好みが分かれたのかもしれんね。
本作は鬼才・白石晃士監督の手によって実写化され今年公開されたばかりだが、私はまだそちらは鑑賞していない。
先に原作の本作を読んでしまった訳だが、なるほどなあと、この展開は白石監督なら絶対好きだわて凄く思った。
霊に立ち向かうてのは白石監督が得意とする要素ですから。
漫画も後半はかなりパワフルな展開となっていたが、これを実写化したらどういう画になっているのか、そこに1番興味は出てきた。
けど、映画好きの私からすれば漫画を先に読んでしまった事で、所謂ネタバレを知ってしまった訳だから、実写版も同じように楽しめるのかな、という不安はちょっとある。
ま、でも白石監督だからね、漫画では表せなかった描写を勢いで色々入れてくれているはず、と期待は大いにしている。
参考にその実写版の予告動画を貼っておきます。
2024年12月時点で全1巻が発売中!
ストーリー・・・5
キャラクター・・・・5
お色気・・・0
残酷さ・・・3
絵の上手さ・・・4
総合・・・5
(5段階評価での独自採点)
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