TOP GUN
1986年
アメリカ
110分
アクション/青春/ロマンス
劇場公開(1986/12/06)
監督:
トニー・スコット
製作:
ジェリー・ブラッカイマー
出演:
トム・クルーズ・・・マーヴェリック
ケリー・マクギリス・・・チャーリー
ヴァル・キルマー・・・アイスマン
アンソニー・エドワーズ・・・グース
トム・スケリット・・・ヴァイパー
マイケル・アイアンサイド・・・ジェスター
ジョン・ストックウェル・・・クーガー
バリー・タブ・・・ウルフマン
リック・ロソヴィッチ・・・スライダー
ティム・ロビンス・・・マーリン
ジェームズ・トルカン・・・スティンガー
メグ・ライアン・・・キャロル
エイドリアン・パスダー・・・チッパー
クラレンス・ギルヤード・Jr・・・サンダウン
ウィップ・ヒューブリー・・・ハリウッド
<ストーリー>
カリフォルニア州ミラマー海軍航空基地。そこにF-14トムキャットを操る世界最高のパイロットたちを養成する訓練学校、通称“トップガン”がある。若きパイロットのマーヴェリックもパートナーのグースとともにこのトップガン入りを果たし、自信と野望を膨らませる。日々繰り返される厳しい訓練も、マーヴェリックはグースとの絶妙なコンビネーションで次々と課題をクリアしていく。しかしライバルのアイスマンは、彼の型破りな操縦を無謀と指摘する。その一方で、マーヴェリックは新任の女性教官チャーリーに心奪われていく。(allcinemaより抜粋)
―感想―
本日2日に続編となる『トップガン マーヴェリック』のセル版発売とレンタル版解禁となった事もあり、改めてトム・クルーズの名を世界的に広めた戦闘機アクションの最高峰に位置するであろう1作目を再見。
因みに2作目はレンタル済み。
本作の代名詞とも言えるドッグファイトは何時観ても、どうやって撮ってるんだろうって位にコクピット内を大映しにしてパイロットの精神的な状態を克明に捉えているし、空中戦自体もスピード感を鮮明に現していて見応え抜群であります。
セル版の特典映像とかで、その撮影裏を確認出来るのだとは思うが、俺自身が余りそういうのには興味ないというか、何か観る気が起きず本編鑑賞したら満足しちゃうタイプなので、これからも知らないままでいるでしょう(笑)。
知ったら知ったで「へえ!」てなるだろうけど、知らないまま「こうやって撮ってるのかな?それともああやって撮ってるのかも」と想像するだけで終わらせる映画ファンが一人や二人居てもいいっしょ。
数十年ぶりの再見となった1作目でしたが、案外ロマンス色が強かったんやね。
記憶の断片ではアクション豊富なイメージがあっただけに、割と青春していた映画やったんやなあと。
それでも敵機に追われた(ロックオンされた)時の恐怖に対する感情、最愛の友人を失った喪失感から生まれた所謂「もう乗れない」病を克服する過程等、気持ちの問題面にも重点を置いている辺りに、例えエースのパイロットでも挫折を味合う事はある、だって腕は良くても只の人間なのだから、といった如何にその負に向き合い立ち直れるのかをも物語に組み込み、丁寧に描き切っている部分は監督の手腕の良さを伺える。
鑑賞者にパイロット達の状況に応じた考えを伝えることにより、その時その場面での人物へと感情移入させる作りは上手い。
初見時、グースが死亡したシーンは衝撃的だったもんなあ、マーヴェリックの悲嘆さがひしひしと伝わってきましたから。
しかも撃ち落とされての、ではなくアクシデントの末にだったってのも、やりきれない気持ちにさせられたし。
ライバルでもあるアイスマン(名前の通り冷徹な男)を演じたヴァル・キルマー、当時俺はトム・クルーズよりイケメン!と思ってました。
そのアイスマンが続編にも登場するんでしょ?
どういった形でのマーヴェリックとの再会なのか、あれから風貌はどんな感じに変わっちゃったのか(いやまあある程度の今の姿は知ってるんですがw)、彼を観るのもこれからの楽しみ。
評価:★★★☆
22/11/02Blu-ray鑑賞
レンタル開始日: 2009-07-24
メーカー: パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン