THE PROTEGE
2021年
アメリカ/イギリス
109分
アクション
R15+
劇場公開(2022/07/01)
監督:
マーティン・キャンベル
出演:
マギー・Q・・・アンナ
マイケル・キートン・・・レンブラント
サミュエル・L・ジャクソン・・・ムーディ
<ストーリー>
裏社会で暗殺を生業とする師弟コンビのアンナとムーディは、親子のような絆で結ばれていた。しかしある日、ムーディが何者かに惨殺され、アンナは復讐に乗り出す。
復讐の暗殺者
VS
完璧なる護衛者
超一流(マーベラス)の美学は
死を招く
―感想―
最高級の食材(キャスト)を用意したのに、Bランクのシェフ(監督)が上手くそれらを捌けず、どっちかつうとイマイチな味になった料理、みたいな作品。
好い女である事には間違いないマギーQの立ち位置も中途半端で、滅茶苦茶強いのか!と思いきやそうでもなかったり。
マギーが水責め等の拷問を受けるシーンがあるのだが、それすらも彼女自身わざとなのかそうじゃないのかも判別できなかった。
まあ華麗でカッコ良さに特化させたアクション部分には別段文句はないんですよ。
俺が苦言を呈したいのが話が良く分らんという部分。
取り合えず人物相関図を出せ、て思う位に敵対関係とかが俺にははっきりと伝わってこなかったんだよなあ。
なんかざっくばらんに物語を組み立てた様な印象。
もう少し話、綺麗に纏められなかったんかね。
内容によっちゃ時にはシンプルに撮るのも大事よ。
この辺だな、ごちゃごちゃして分かり辛いてのが、展開に集中させる事に対しての妨げになってましたわ。
終盤、おもむろに首チョンパ描写が出てくるのだけど、作り物丸出し感が全く隠し切れておらず、予算無かったんかいっwて苦笑い出てしまった。
色々文句垂れましたが、一応最初から最後まで飽きなく観れる点が救い。
そこから満足度の高さへと繋がれば良かったんだけどねえ、人物関係が結局良く分らんかったから映画としては普通!というのが俺の感想。
評価:★★★
22/12/05DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2022-12-02
メーカー: ハピネットファントム・スタジオ