JUKAI-樹海-

THE FOREST
２０１６年
アメリカ
９４分
ホラー
劇場公開（2016/11/05）



監督：
ジェイソン・ザダ
出演：
ナタリー・ドーマー：サラ／ジェス
テイラー・キニー：エイデン
小澤征悦：ミチ
オーエン・マッケン：ロブ



＜ストーリー＞
青木ヶ原で双子の妹・ジェスが失踪したと連絡を受け、すぐさまアメリカから日本に飛んだサラ。彼女は現地で出会った記者・エイデンと日本人ガイドと共に、樹海に足を踏み入れるが…。

－感想－

生きたままのネタを寿司にして出しちゃイカンでしょ。
外国人イジメですやん。
こんなあからさまに悪意丸出しの事をする寿司屋なんてあるかぁ？

樹海の麓にある案内所には自殺者を保管している遺体安置所が地下にあるんだね。
知らなかったわ～。
本当か？？

どいつもこいつも日本人なのに英語ベラベラ喋りやがって。
けどちゃんとした日本人を使っているのは偉い。
だから日本語台詞になると違和感を抱かなかったのは良かった。

樹海に入って行方不明になった双子の妹を見つける為に、わざわざアメリカから来日し、オーストラリアの胡散臭い記者と現地のガイドと共に姉は鬱蒼と茂る森の中に足を踏み入れていく。

結局の所、妹は自殺願望を持って樹海に入ったのではなくて単に迷子になっていただけて事なのかな。
変わりに“悲しみを背負ったまま樹海に入ると霊に連れて行かれる”事にピタッと当て嵌まってしまった姉が悲劇を遂げてしまう。
最後折角妹の姿を見付けて後ろから追い掛けてたのだから、そのまま立ち止まらずに付いて行けば良かったやん、て話でしょ？
何で追跡を途中で止めちゃったのかね、バカでしょ姉。
外国人記者も味方なのか敵なのか、姉の中途半端な不信感だけで殺されちゃってご愁傷様。
幻聴と幻覚によって混乱し、自分勝手な行動ばかり起こしてあの世に連れて行かれた姉には同情の余地なし。
ガイドの言う事をきちんと聞いていれば無事に妹と再会出来たのと違いますかねぇ。

要するに樹海をバカにしていると痛い目に遭いまっせ、的な忠告を含めていた感じでしたが、それ以前の問題で、その場所に詳しい人が言う言葉には素直に従っておけて事やろね。

そもそもこれ、全部樹海で撮影したのかも怪しいのだが、日本が舞台であるにも関わらず、欧米風な雰囲気で終わっていく辺りが作品をぶち壊している様にも思える。
後、ちっともホラーなのに怖く無いのがねぇ。
わっ！て驚かす系に徹しちゃっているから、やっぱり外国人監督が“幽霊”を題材にして撮っても、そっち方面に演出が偏っちゃうんだなあと残念でならないです。

個人的な事ですけど、確かこの作品、以前「いやいやえん」のmakiさんだったと思うのですが、借りなくてもいいかな？みたいな事をお聞きして「いいとも！」と返事貰ったような記憶を観終わった後に思い出しちゃったんですけど、すみません何を間違ったのか借りてしまいました・・・＾＾；

評価：★★☆
１７／０９／１８ＤＶＤ鑑賞（準新作）
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レンタル開始日：2016-12-02
メーカー：アルバトロス

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