KISS OF THE DAMNED
2012年
アメリカ
96分
ホラー
R-15
劇場公開(2015/01/10)
監督:
ザン・カサヴェテス
脚本:
ザン・カサヴェテス
出演:
ジョゼフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム:ジュナ
マイロ・ヴィンティミリア:パオロ
ロキサーヌ・メスキダ:ミミ
マイケル・ラパポート:ベン
アナ・ムグラリス:クセニア
<ストーリー>
街外れの豪邸に住むバンパイアのジュナは、脚本家のパオロと出会い、激しく惹かれ合う。
-感想-
2012年
アメリカ
96分
ホラー
R-15
劇場公開(2015/01/10)
監督:
ザン・カサヴェテス
脚本:
ザン・カサヴェテス
出演:
ジョゼフィーヌ・ドゥ・ラ・ボーム:ジュナ
マイロ・ヴィンティミリア:パオロ
ロキサーヌ・メスキダ:ミミ
マイケル・ラパポート:ベン
アナ・ムグラリス:クセニア
<ストーリー>
街外れの豪邸に住むバンパイアのジュナは、脚本家のパオロと出会い、激しく惹かれ合う。
-感想-
名匠ジョン・カサヴェテスの娘・ザンの初長編監督作。
官能ヴァンパイアものですな。
女性監督だから描ける男性監督とはまた違った妖艶な雰囲気が凄く良い。
また、工夫された演出や拘りを持ったカット割なんかも名匠の娘だけあって相当にセンスの良さが伺える。
このチェーンが掛けられたままでのドア越し濃厚キスシーンなんて、上から横から後ろからと色んな角度でもって映し出す事により男女がどれくらい惹かれ合っているのか、それをはっきりと観客に伝える事に成功している。
愛した男を仲間にし、平穏に暮らしていた2人だったが、その豪邸にジュナの妹が一週間だけ泊めてくれと転がり込んで来た事で、状況は一変する。
かなりの悪女、かなりの猟奇的な妹で、それは姉ジュナも分かっており、不穏な空気が流れるが、そんなのお構い無しに妹は家や外でやりたい放題を繰り広げ、2人の生活を掻き乱して行くのです。
最早手に負えない程の状態にまで達し、2人は妹との間に距離を置く為に豪邸を出る決意を固めるのですが、転機は突然訪れます。
罰当たりな事をしている者には御仕置きを!!
て事で、道路上に飛び出してきた鹿(パオロが以前目にした際、我慢して殺さなかった事がここで妹にとっての不運へと変える)を避け切れず車での大事故を起こし、朝開けまでに何としてでも豪邸へ、と這って行くも、ヴァンパイア特有の治癒能力も追い付かず、朝日がさんさんと昇り妹の体は次第に焼け焦げて行く。
その姿を、2人の生活を献身的に支えてきた家政婦は見た!!
これまでの悪事は見て見ぬ振りをしていた家政婦だったが内心では尽くす身として心配はしていたのだろう。
妹にとっては絶望的な現状を決して手を貸す優しさも見せず、ただ黙ってじっとタバコを吹かしながら見下ろす姿に、「邪魔者は消えな!」という怒りと不敵な笑みが表情と共に見え隠れしており、真の“怪物”はそれまで誰も注目していなかった家政婦だったというラストには身が震えた。
ゴミ袋に放り込みジュナ達には何も知らせぬまま、普段通りの態度で玄関から送り出す様も、面倒臭い事は私めに全てお任せ下さいといった、家政婦としての立派な務めを果たしているに過ぎないので、上手く事が収まったという意味でも後味がとても良い。
平和を荒らす妹の登場により、どういった結末を与えてくれるのか、そこに1番の関心を置いていたが、まさか家政婦の存在が最終的にはジュナ達にもう一度安息の生活を齎すとはね、これには正直そうくるか、という驚きはありました。
映像も脚本も芸術的な作りで、ホラーやアクションに特化したヴァンパイア映画とは又違った、それらとは一線を引く美しき仕上がりの本作、是非興味があれば観て頂きたい。
評価:★★★☆
16/04/13DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2015-05-02
メーカー:アット エンタテインメント
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【官能の楽園】への招待状
実は自分、こういう美人女優の裸をガッツリと見せられるよりも
こんな風にチラッ、チラッと見える方が興奮するタイプ。
こういうのとかも好き。
これって見えてる!?見えてない!?と凝視するのが楽しみ。
まああくまでも映画では、そういう演出が好みなだけであって、AVとなるとまた話は別やけどもね。
ムラムラ度:(4/5)
コメント&TBありがとうございます。
人工の血を飲む設定は何か別の作品でも見たような気がします。
それが現在に生きる上流ヴァンパイアとしての生き方なんでしょうね。
それを崩そうとしていたのが妹だったという訳で、彼女の登場により雰囲気が一気に変わりましたが、まさか家政婦が決着をつけるとは思ってもいませんでした。
男性監督では描けない美しさを際立たせたヴァンパイア映画でありました。
コメント&TBありがとうございます。
雰囲気が凄く良かったですよね。
妹の存在をどうするのか気になりましたが、そこに家政婦が絡んでくるのか、と意表を突かれた展開でした。
ラブシーンも官能的で美しかったです。
TVのドラマシリーズの「トゥルーブラッド」からの転用でしょうか
現代に生きるヴぁんパイアはに人間と共存し、人間ととの愛をも享受していく独特の世界観をしかりと描いてくれてましたねぇ
濡れ場もうつくしく描くとところはさすが女流監督
ラストも見いていますよね
ヴァンパイアという世界の掟を守るジュナの前に現れて極めて外道な妹ミミ。
とことん嫌な姿を見せ続け、ラストはあの家のすべてを知っている家政婦が存在感を見せてくれました。
エロティックなシーンも美しく描かれていたと思います。