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飛行機に乗っていたら墜落して、凶暴な人食いライオンのいる原野に放り出された件

2024年07月27日 14時26分47秒 | 洋画アクション

PREY/KALAHARI

2024年

アメリカ

85分

アクション/サスペンス

劇場未公開

監督:
ムクンダ・マイケル・デュウィル

『逃走車』
脚本:
ムクンダ・マイケル・デュウィル

出演:
ライアン・フィリップ
エミール・ハーシュ
ディラン・フラッシュナー
ミーナ・スヴァーリ

<ストーリー>

米国人医師アンドリューら7人が乗った自家用機は無事に離陸するが、しばらくすると機体が大きく揺れ、墜落してしまう。自家用機が落ちた場所はアフリカの荒野。やがて、アンドリューたちは、自身のいる場所がライオンやヒョウなどの凶暴な動物が生息する保護区だと知り愕然とする。

―感想―

まさか、また「長い題名シリーズ」が出るとは思わなかった。

長い題名というよりも、内容を説明している題名と言った方が的確か。

まあ何にせよ、本作も邦題通りの事が起きるだけで、それ以上でもそれ以下でもなく。

ライオン以外に現地ゲリラにも遭遇したりと、危機的状況が続く中で誰が生き残るのか、一種のサバイバル映画とも見て取れるが、ライオンに食われた描写はあっても、ライオンに食われる描写が一切ないのは物足りないよねえ。

画的にはライオンが近寄って来る所よりも、首や顔に蛇が這ったり、サソリが止まったりする所の方がよっぽどドキドキした。

あれはガチなのか、それともCG処理なのか見分けがつかなかったのだが、ガチなら俳優の頑張りを褒めたい。

墜落した中で一番のクズは満場一致でパイロットの男なんだけど、終盤主人公と二人っきりになった途端、急に善人者へと転換するのはちょっと意味不明。

お蔭で主人公だけが助かるが、クズはクズのままブレないで行動してくれた方が、ゲリラとのひと悶着とは別に遭難者同士による対人間という構図も緊張感の中で活きて面白くなったのではないだろうか。

「俺は本当は良い人間になりたかったんだ」そんなこといきなりカミングアウトされても・・・なんだったんだあのパイロットは。

ハイエナと対面した際には両者の間に雷が落ちたり、その後に恵みの雨が降ったり、結局は神のご加護があった主人公だけに「運」が味方したという事の顛末でしたなあ。

評価:★★★

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