銀幕大帝α

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スピリットウォーカー

2022年09月08日 19時54分41秒 | 韓国アクション

SPIRITWALKER

2021年

韓国

108分

SF/アクション/サスペンス

劇場公開(2022/04/01)

監督:
ユン・ジェグン
脚本:
ユン・ジェグン

出演:
ユン・ゲサン
イム・ジヨン
パク・ヨンウ
パク・チファン
ユ・スンモク

<ストーリー>

交通事故現場で目覚めた男はすべての記憶を失っていた。しばらくすると、男は先ほどとは違う顔で目を覚ます。そして突如、謎の女が彼に銃口を向け…。

俺は誰なんだ?
なぜ戦っている?

―感想―

アイデアは斬新だし、話自体も二転三転していて面白い。

のだけど(けどなんやねん)。

元の原題は「幽体離脱者」となっているだけあって、主人公は1日に2回、別の人間の体に乗り移り行動する。

当然ながら乗り移る度に姿形が変わるのだが、直接的に視聴者に対してはユン・ゲサンの顔を見せるのね。

しかし劇中で相対する人物達は乗り移られた人間の顔を見ている訳。

この辺がすっげえ分かり辛いんよ。

え、じゃあ今は主人公って誰になってるの?と瞬時にピンと来ない。

鏡に映したりと間接的に体の持ち主の顔を見せはするが、殆どが一瞬見せに近いてのと、登場人物がやや多い事が「把握」する事に対しての壁にはなっている。

この辺かなあ、ここを演出としてもうちょっと上手く出来なかったのかなあと、敢えて惜しい部分を上げるとすればの話だけども。

コロコロ体が入れ替わる主人公=それぞれの悪党の顔というものを、すんなりとしっかり頭の中で整理出来れば、俺以上に楽しめると思う。

俊敏に動きながらの格闘アクションといい、先が気になり引き込まれる展開といい、1本の映画としては完成度高し。

現にハリウッドでリメイク版が作られるとか。

そのリメイク版では、オリジナルでの俺が感じた不満(分かり辛さ)をどう演出して上手く解消させてくれるのか見物ではある。

終盤での、ようやく他人だと思っていた人間が愛する男だと理解した際のヒロインを演じた女優さんが妙に美人に見えた。

元の体で目覚める寸前にエンドロールへと入る終わり方は好きだな。

評価:★★★☆

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