MEMOIR OF A MURDERER
2017年
韓国
118分
サスペンス/犯罪
劇場公開(2018/01/27)
監督:
ウォン・シニョン
『サスペクト 哀しき容疑者』
製作:
ウォン・シニョン
原作:
キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』
出演:
ソル・ギョング:キム・ビョンス
キム・ナムギル:ミン・テジュ
キム・ソリョン:キム・ウンヒ
オ・ダルス:アン・ビョンマン署長
<ストーリー>
アルツハイマーの元連続殺人鬼・ビョンスは、謎の男・テジュと出会う。彼も殺人犯だと確信したビョンスだったが、やがてテジュはビョンスの娘の恋人となり…。
私の手は“殺人”を覚えている――
―感想―
2017年
韓国
118分
サスペンス/犯罪
劇場公開(2018/01/27)
監督:
ウォン・シニョン
『サスペクト 哀しき容疑者』
製作:
ウォン・シニョン
原作:
キム・ヨンハ『殺人者の記憶法』
出演:
ソル・ギョング:キム・ビョンス
キム・ナムギル:ミン・テジュ
キム・ソリョン:キム・ウンヒ
オ・ダルス:アン・ビョンマン署長
<ストーリー>
アルツハイマーの元連続殺人鬼・ビョンスは、謎の男・テジュと出会う。彼も殺人犯だと確信したビョンスだったが、やがてテジュはビョンスの娘の恋人となり…。
私の手は“殺人”を覚えている――
―感想―
韓国人俳優に「韓国警察は無能」と言わせちゃう韓国映画、流石っす。
フラッシュバックで一瞬映るけど、俺の一時停止能力舐めんなよ(笑)。
どや!バッチリやろ(これで抜ける奴は強者だw)。
ここ、特殊メイクの見事さが強く伝わる衝撃の一幕。
アイロンで殴られたらここまで凹むのかよ怖え((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
それでも普通に生きてられるんだから、人間の体て強いのね。
じいさん渾身のバックドロップ!!
タフ過ぎるだろ、じじいの癖に。
アルツハイマーの連続殺人鬼という設定が斬新。
この設定がある事で、緊張感や緊迫感を生み出しているし、同時に現実と虚実の境目をあやふやにもしているから、実は全ての殺人はじじいがやったんじゃないか?といった不安と混乱も起きる訳でして。
肝心な時に自分が今何をやっているのか、何処に来ているのかを忘れるので余計に俺の方が娘の危機を猛烈に心配してしまう。
映画館のシーン、俺不謹慎かもだけどゲラゲラ笑ってしまった。
じじい、娘探しに来たのを忘れて、何やってんねんwと。
シリアスな中にもこういうちょっとしたユーモアを入れる辺りが韓国映画らしくて良い。
ペットボトルに入れた小便をがぶ飲みしていたけど、あれも入れた事スコーンと記憶から喪失しちゃってたんだろうなあ。
真実を全て知った娘からすれば、父親が殺人鬼だという信じ難い事を受け入れるのはそう簡単じゃないだろうけど、その娘に対してじじいが掛けた言葉は大きな救いにはなっていると思う。
だけど、ここまで大きく立派に育ててくれたのは間違いなく、この親父なんだよねえ。
そう簡単に見捨てられないという気持ちが、あの髪の毛を切ってあげる場面で切なく表されている。
例え血が繋がっていなくても、私のお父さんは一人しかいないんだよ
直接的な会話のやり取りはなかったが、娘の優しさが滲み溢れていたよね、ちょっとウルッときてしまった。
ブログ友達のふじきさんからお薦めされてたのと、ふじきさん自身もブログで高評価されていたので、楽しみにしていた作品。
設定が面白く、物語構成が面白く、読めない展開が面白い。
先日観たリメイク映画はイマイチだったが、韓国オリジナルの映画は余程の事がない限り期待を裏切らない。
見応え抜群の愛と狂気と苦悩が巧みに融合された傑作だった。
しかし、何とも意味深な終わり方でしたなあ。
今作の可愛い韓国女優図鑑
アルツハイマーの父を常に温かく支える娘ウンチ・・・じゃなかったウンヒちゃん(こら!失礼過ぎるわウンヒちゃんに謝れ!)。
面倒見るのも大変だろうに、健気に生きている姿がとても可愛らしい。
血塗れで拘束されている姿が絶妙にいやらしい。
評価:★★★★
18/08/07DVD鑑賞(新作)
バナーポチお願いします
にほんブログ村
レンタル開始日:2018-08-02
メーカー:ハピネット
オフィシャル・サイト
コメント
トラックバック