CONCRETE UTOPIA
2023年
韓国
130分
サスペンス/パニック
劇場公開(2024/01/05)
監督:
オム・テファ
脚本:
オム・テファ
出演:
イ・ビョンホン・・・ヨンタク
パク・ソジュン・・・ミンソン
パク・ボヨン・・・ミョンファ
キム・ソニョン・・・グメ
キム・ドユン・・・ヘウォン
パク・ジフ・・・・ドギュン
<ストーリー>
大災害によりソウルが廃墟と化す中、唯一崩落しなかったマンション。その住民代表に選ばれた男・ヨンタクが次第に狂気を露にしていく。
狂気が目覚める
―感想―
う〇こを思い切り接写で見せる辺りは韓国らしいというか。
ボカシ入れろよ、きったねえ不快。
ま、それはそれで置いといて、人間が持つどす黒い部分をまざまざと見せつけられた作品だった。
マンション住人以外の部外者は排除、匿った者にも罰を与える。
その徹底した支配力で、どうにか秩序は守られていたのだが、代表に選ばれたヨンタク自身が外の人間だというのが遂にバレた時、予想通りの大混乱に、そりゃそうなるわな。
こいつら、外の人間は入れないのを徹底している癖に、他の場所に出向いて物資を漁っているからねえ、そこに隠れて暮らしている外の人間からすればヨンタク達が部外者な訳で、やっている事が矛盾してる。
内と外との人間達の抗争となるラストは、なるべくしてなった結果とも言えるよなあ。
困ったもの同士、仲良くしろよ、てな話。
何時ものカッコイイ、イ・ビョンホンを期待するとダメ。
俺が代表だ!と言わんばかりに独裁者っぷりを放ち、眼がどんどんと血走っていき人目を気にせず邪魔者には容赦しない(お前は偽物だと告発した女性を問答無用で谷底に放り投げる鬼畜っぷり)、明らかにヤバい男を熱演。
流石韓国四天王の1人と呼ばれた役者だけのことはある、狂乱演技がものの見事でありました。
それにしても韓国映画のCG技術も素晴らしいよね。
大災害が発生した際に、街がモリモリッと盛り上がって行く描写は素直に凄いと思った。
そう考えると、映画に力を入れている国は何処もCGなりVFXなりが進歩、進化していて、ある程度世界に通用するものとなっているのかもしれない。
評価:★★★☆
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