BLACK PANTHER: WAKANDA FOREVER
2022年
アメリカ
161分
アクション/アドベンチャー
劇場公開(2022/11/11)
監督:
ライアン・クーグラー
原案:
ライアン・クーグラー
脚本:
ライアン・クーグラー
出演:
レティーシャ・ライト・・・シュリ
ルピタ・ニョンゴ・・・ナキア
ダナイ・グリラ・・・オコエ
ウィンストン・デューク・・・エムバク
フローレンス・カサンバ・・・アヨ
ドミニク・ソーン・・・リリ・ウィリアムズ/アイアンハート
ミカエラ・コール・・・アネカ
テノッチ・ウエルタ・メヒア・・・ネイモア
マーティン・フリーマン・・・エヴェレット・ロス
アンジェラ・バセット・・・ラモンダ
ジュリア・ルイス=ドレイファス・・・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ
マリア・メルセデス・コロイ・・・ネイモアの母
マイケル・B・ジョーダン・・・エリック・“キルモンガー”・スティーヴンス
<ストーリー>
国王ティ・チャラ亡き後のワカンダ王国を舞台に、新たな脅威となる海の王国タロカンの侵略から国を守るための過酷な戦いを描く。
想いは、受け継がれる。
―感想―
チャドウィック・ボーズマンが存命だったら彼用の続編構想が既にあったんだろうけど、他界されてしまった事で新たに脚本練って本作を完成までこぎ着けたのは素直に凄いなとは思う。
只、前作もそうだったが、続編もここ!というシーンが殆ど見受けられず、個人的には前作よりも盛り上がりに欠ける内容だった。
マーベル作品なのでアクションが売りのはずが極端にそのアクションが少なく、ドラマ的な部分が大半を占めている為、中々テンションが上がらない。
マスクを着けるのも2時間経ってからだからねえ、ここから映画としての大きな見せ場があるとは考えられるが、先に尺の長さを知っていると、まだ後30分以上もあるのか、と。
ぶっちゃけ余りにも長い上映時間にげんなりです。
そりゃ若い頃はどんなに長くてもちゃんと観れましたよ、もうおっさんと化した俺としては2時間超えてくると集中力が持たねえ(笑)。
それでもクライマックスに向けて、それまでよりも面白くはなっているんだろうなと眠気我慢して気合入れて観ましたが・・・ちょっと期待したよりも呆気なさ過ぎじゃないですかね。
二代目ブラックパンサーは強いのか弱いのか良く分らんし。
やっぱ例えスーパーパワー手に入れても女性だと非力の方へ傾くんかねと、そんな目で観てたが、ラストで本当の後継者となる人物が現れる一種のサプライズは良かったかな。
あの含みを持たせた笑いはどう解釈したらいいのかしら、「ちぇっ、なんだよちゃんとした適任者がいるんじゃないかw」とか?
作品の雰囲気、印象としてはアバター、アイアンマン、アクアマンの合わせ技一本みたいな感じ。
3作目では、そのまま妹が引き継ぐのか、それとも例の人物が成長して新たにマスクを着ける事になるのか。
何にせよ、2時間半以上も(無駄にダラダラとするだけだから)要らんし、うぉぉ!と目をキラキラさせてくれるアクションをドカッと増やした3作目をお願いしたい。
今んとこ、俺はブラックパンサーよりもピンクパンサーの方が好きだわ(全然ジャンル違うやんけww)。
百田夏菜子の吹き替えはいいわ~、声がめっちゃ可愛い。
評価:★★★
23/04/21DVD鑑賞(新作)
販売開始日:2023-03-29
メーカー:ウォルト・ディズニー・ジャパン
関連作:
『ブラックパンサー(2018)』(第1作)
『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022)』(第2作)