銀幕大帝α

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殺人魚フライングキラー

2014年09月27日 23時33分36秒 | 洋画ホラー
PIRANHA II: FLYING KILLERS/PIRANHA II: THE SPAWNING
1981年
アメリカ/イタリア
95分
SF/パニック/ホラー
劇場公開(1982/10/23)



監督:
ジェームズ・キャメロン
『アバター』
出演:
トリシア・オニール
スティーヴ・マラチャック
ランス・ヘンリクセン
リッキー・G・ポール
レスリー・グレイヴス




<ストーリー>
カリブ海に浮かぶリゾート島。ダイビングインストラクター・アンは、ダイバーの遺体調査中、ある恐ろしい事に気が付き、恒例の祭りの中止を求めたが…。

-感想-

キャメロン監督のデヴュー作でありながらも彼自身が記憶から抹消したがっている珍品。
自分の好きなように撮らせて貰えなかったのが不満だったとか。
出来上がりも酷く、あの『ピラニア』の続編を任された事だけでも相当なプレッシャーだったはずなのに、資金と準備不足から思う様なものが作れず散々な結果を残したまま公開されてしまった事に、完璧主義者の彼にとっては相当に悔しい思い出になってしまったのだろうなぁというのが作品そのものからも見て取れます。

兎に角ストーリーの進行がやたらと遅い。
パニックシーンになるまでが本当に退屈であくびが出る程。
トビウオの様に今度のピラニアは海を飛び出し空を飛ぶといったアイデアは面白いものの、人々が襲われる描写が雑すぎて失笑が起きてしまう。
前作と比べてしまうとパニックシーンが全然パニックになっておらず、恐怖も楽しさも然程味わえないのが残念極まりない。

グロシーンも殆どなく、食されている所は血糊を大量に流しているだけなのでテンションも上がらない。
一部死体損壊の写真は映し出されるが、それだけじゃ観客にはホラーとしての醍醐味が伝わらないよねぇと強く感じた。

ただこの作品を撮った事でキャメロン自身が得たものもあり、死体の腹からピラニアが飛び出すシーンは後の『エイリアン2』で活かされたであろうし、彼が持ち味としている戦うヒロインというものもこの作品によって生まれた事は確かでありましょう。

同じ低予算作品でありながらも今度は準備を万端にし、キャメロンが才ある演出と工夫をもって完成させた『ターミネーター』が、歴史に残る大ヒットを飛ばした事は記憶に新しい所であります。

評価:★★☆
14/09/27DVD鑑賞(旧作)
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レンタル開始日:2003-05-21
メーカー:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

関連作:
『ピラニア(1978)』(第1作)
『殺人魚フライングキラー(1981)』(第2作)

ここからはお子ちゃまは閲覧禁止だよ。
おっぱい観たけりゃ高校生になってからだ!
























【パイパイの楽園】へようこそ

オープニングにて海中セックス(ちょっと私もやってみたい)を試みるもピラニアに襲われる女性。
全裸であります。


半裸でクルージングを楽しむ仲良し二人組み。
頭が弱そうなシェフを小馬鹿にした罰がピラニア襲撃という悲惨な形で返ってきて、あぁ可愛そう・・・とはちっとも思いませんw
ムラムラ度(2/5)

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