銀幕大帝α

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殺人鬼を飼う女

2020年01月05日 14時22分20秒 | 邦画ホラー
2019年
日本
83分
サスペンス/ホラー/エロティック
R18+
劇場公開(2019/04/12)



監督:
中田秀夫
『貞子』
原作:
大石圭
脚本:
吉田香織『殺人鬼を飼う女』
出演:
飛鳥凛櫻木京子
大島正華直美
松山愛里ゆかり
中谷仁美ハル
水橋研二田島冬樹
根岸季衣櫻木友香里



<ストーリー>
幼い頃に受けた虐待により複数の人格を持つキョウコは、ほかの人格と折り合いを付けながら暮らしていた。ある日、隣人が憧れの小説家だと知ったキョウコは恋心を抱くが…。

快楽の人格四重奏。

―感想―

初っ端から飛ばすねえ。
男優さんも体張ってる。

男のケツなんか見ても嬉しくねえよ!
そんな文句を吹っ飛ばしてくれるかの如くエチエチなシーンが盛り沢山。
こんな名称【電動疑似男性器】初めて見た。
大人のおもちゃとかの方が馴染み深いんだが。

多重人格を扱った映画てなんかドロドロしたものが多い気がする。
最終的には余り救いようの有る顛末とは思えないものだったが、小説家のおっさんはかなり美味しい事をしているから殺されてもまんざらでもないでしょ(笑)。

ほんま、俺、役者になれば良かったわ。。。

殺しの後のワインを一杯の構図が天晴れ。
実質的には「血」ではあるが、口から垂れたそれが乳房へと流れ落ちていく描写は素晴らしく妖艶だった。
飛鳥凛、最高やね。
エロさと美人さを兼ね備えた女優て感じで、あの壇蜜ともいい勝負ができるかもしれない。
サイコキラーの顔を現した時の鋭い目つきも見事。
4人の性格を使い分けなければいけないから、演技力も試される。
そこはきっちりと期待に応える形として見て取れたし、人格が入れ替わる瞬間の体(首)の動かし方とかは上手かったねえ。
色んな意味でゾクゾク、ムラムラする映画でしたよ。

終盤、自殺しようとするキョウコを小説家のおっさんが止めに入るのだが、あの時、電話してきたのは誰なのか。
警察に通報したのも誰なのかが謎。
殺人現場を目撃した「変態」も放置されたままだったし。
その辺ちょっとモヤッとした気持ちが残ったけど、個人的にはかなり面白かった。

監督は『貞子』なんか撮ってないで、こういうのをどんどん作りなさい。
まあ大石圭の原作が良く出来ているのだろう。
前情報無しで鑑賞したので、ポンポン出てくるエロティックシーンに興奮を抑えきれなかったし、なんちゅう映画やねんwとも思ったけど、夢中で観続けていたから相当私好みの話だったんだろうなあ。

評価:★★★★
20/01/04DVD鑑賞(準新作)
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