エクリプス

VERONICA
２０１７年
スペイン
１０６分
ホラー
劇場公開（2017/11/04）




監督：
パコ・プラサ
『ＲＥＣ／レック』
脚本：
パコ・プラサ
出演：
サンドラ・エスカセナ
クラウディア・プレイサー
アナ・トレント
レティシア・ドレラ



＜ストーリー＞
ある日食の日、ベロニカは亡くなった父の霊を呼び出そうと降霊術を行っていた。だが上空で月と太陽が重なった瞬間、儀式用の文字盤が割れてしまう。その日からベロニカの周囲で奇妙な出来事が起こり始め…。

―感想―

オープニングで部屋に踏み込んだ刑事が見た光景は何だったのか、というのが気になって仕方がなくそれを一番の目的で最後まで観てしまう作品。


止めときゃいいのに、亡くなったお父さんに会いたくて友達２人と一緒に降霊術をしてしまうベロニカ。
しかも、一番霊を呼び出し易いといわれている日食の最中に。

はい、残念。
こりゃもう憑かれたね。

念願の死んだお父さんとは会えたけれど、何故全身裸？

んな事よりも、夜な夜な家の中に黒い影が現れてめっちゃ怖くなるベロニカ。

この事態、どうにかせんといかん！となり、色々調べてみて分かった重要なヒント。
この降霊術、要は日本でいうこっくりさん。
ウィジャボードとも言う。
あれの終わりの文句は「お帰り下さい」だったよね、それをちゃんとやらなかったベロニカ。
そこに気付き、こりゃヤバいとなり、一緒にやった友人をもう一度誘うも

無視！！

そりゃあ目の前でベロニカがあんな姿さらけ出すのを見た訳だから、もうやりたくない、関わりなくないと拒否するのも当然。
俺でも「嫌だよ！！」て門前払いするわ。

じゃあどうすりゃいいのよ、とテンパるベロニカさんは「せや！妹達とやろう！！」
興味本位で降霊術やって勝手に悪霊を呼び出した癖に、何も知らない、何も分からない理解も出来ない幼い下の妹と弟を巻き込むベロニカさん、畜生だよ貴女。
で、今更「帰れ！」とはこれ如何に、と悪霊がすんなり引き下がるはずもなくでして。

もう次から次へとポルターガイストは起きるわのてんやわんや状態になり、対処できなくなってベロニカさんは警察に助けを求めるのがラスト。
そこに刑事が踏み込んで、オープニングへと繋がる。
踏み込んだ刑事たちが見た光景てのが、口で説明出来るものじゃないてのが、そのラストで映像として描かれる訳でして、助ける事もどうする事も出来ず唖然としたまま恐怖のベロニカさん人生終幕場面をただ眺めるだけで終わるてのがホント文字通りの救いようの無さ。
下の姉弟達は無事に助け出されただけでも安堵するべきか。
ただ、仕事で忙しくベロニカさんの相談に聞く耳持たずだったお母ちゃんは、なんでこんな参事が起こっちゃったのよ！！てなるわな。
なので、一番可哀想なのは、訳が分からないまま長女を失ったお母ちゃんかもしれない。

今作の綺麗な顔立ちの女優図鑑

１５歳！？て正直この大人びた顔にビックリ。
因みに設定上では初潮もまだで処女です。
おう、俺が処女膜奪ってやるよ！！
てもう遅いか、死んじゃったもんな。。。

評価：★★★
１７／１２／０４ＤＶＤ鑑賞（新作）
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レンタル開始日：2017-12-02
メーカー：アルバトロス

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