WARHORSE ONE
2023年
アメリカ
126分
アクション/ドラマ
劇場公開(2024/03/08)
監督:
ウィリアム・カウフマン
『ネバー・サレンダー 肉弾烈戦』
ジョニー・ストロング
脚本:
ジョニー・ストロング
ウィリアム・カウフマン
編集:
ジョニー・ストロング
音楽:
ジョニー・ストロング
出演:
ジョニー・ストロング
アシーナ・ダーナー
ラジ・カラ
ジェームズ・シェリル
トッド・ジェンキンス
<ストーリー>
アフガニスタン紛争が終息を迎えた2021年。宣教師グループを避難させていたネイビーシールズ部隊が襲撃される。隊員のミルコはグループの生存者を救出すべく奔走する。
―感想―
監督だけじゃなく脚本や編集、はたまた音楽と主演まで務めたジョニー・ストロングのワンマン映画とも言えるが、印象としては手堅く纏めたなと。
尺の長さだけが少し問題なだけであって、ストーリーとアクションは割と良く作られている。
保護した幼女を守りながら、増援が到着する地点まで戦いつつ目指していく展開。
結構頻繁に銃撃戦を取り入れているので、物凄く退屈するという事は無かった。
主人公ミルコは、訓練されたネイビーシールズの隊員であるから、かなり敵からしたら手強い。
対して向こうは即席の兵士てのもあるのかもしれないが、銃を撃っても全くミルコに当たらないんだな、まあミルコが上手く岩陰に隠れたりしながら弾を避けている事が戦いの上で活きているてのは目に見えて分かるのだけど。
合間に幼女との交流を取り入れたりと、その辺若干時間を使っている点で尺が伸びてしまっている感はあり。
家族を目の前で殺され、感情を失った幼女だが、ミルコと共に行動していく内に親しみを抱いて行く。
終盤前、ミルコの不注意で幼女が捕まってしまい、ミルコは助けに向かうが自身も捕らえられてしまう。
だが、そこは流石の敏腕兵士、直ぐに囚われの身から脱し形勢は逆転、幼女を見付けた瞬間、その幼女から発せられた言葉は「パパ!!」。
ここはちょっと俺は「え!?」となったが、幼女としてはそれ位もうミルコを親の様に信じ、願い通り助けに来てくれた事に対して最大の愛情を放出させ、自然とそのような言葉が出たんだろうな。
終盤でのこのシーンがいいよね。
敵に囲まれ万事休すの状況で、負傷して動けないミルコに変わり、私が「守る!」という意志表示。
「もういい、お前は俺にとって天使だ」
それぞれの行動と台詞に泣ける。
見ず知らずの赤の他人だった2人が、新たな親子となった瞬間でもありました。
そして何処となく現れる救援部隊、見事に敵を一掃。
ミルコ含め、特殊部隊の面々はいい仕事しますなあ(特に一際光るのがスナイパー)。
評価:★★★☆
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