THE CONTRACTOR
2022年
アメリカ
104分
アクション/サスペンス
劇場公開(2022/10/07)
監督:
タリク・サレー
出演:
クリス・パイン・・・ジェームス
ベン・フォスター・・・マイク
キーファー・サザーランド・・・ラスティ
<ストーリー>
特殊部隊を除隊させられたジェームスは、退役軍人で構成された民間軍事組織に加わり、テロ組織から生物兵器を奪取する。だが任務の終了間際、何者かの罠によりチームは壊滅状態となり…。
―感想―
「オラァもう駄目だあ、家族に別れの言葉伝えてくれ~」
「何言ってんだ!自分で伝えろ!一緒に帰るぞ!!」
輸血注入!
元気百倍!
「今度は俺が駄目だあ、先に行ってくれえ」
「おいおいwしっかりしろよw」
コントかよ、トンネルの件は。
でもよ、ここで仮に輸血が出来なくて死んでたら、又違った展開になってたんかな、て思った。
なんかさあ、観てて切なくなるというか、悲しい気分にさせられる作品やねえ。
とことん最後まで正義を貫くのか、はたまた組織に忠誠を誓うのか、もしくは友情を選ぶのか。
てめえに良心てもんがねえのか!
この言葉、本当の友人ならば、結構胸にグサッとくるわな。
簡単に終わるはずの仕事が、逆に自身を窮地に立たせる。
仲間に裏切られ、帰るべき家にも寄れない、逃げ回るだけの人生となった事に苛立ちを隠せない姿は観ててすっげえ可哀想に感じてくる。
要は「使い捨て」にされたのだから、怒りが爆発するのも当然だろう。
お金も大事だが、愛する妻子と顔を合わせられないジレンマ程、苦痛なものはないだろうし。
果たしてラストでの息子の名を呼ぶ演出は、主人公の空想に過ぎないのか、それともやっと家族の元へ帰れた事を示唆しているのか、そこは鑑賞者の判断に委ねる風だったが、是非とも後者であって欲しい、そう願わずにはいられない感情の揺さぶりを俺自身が抱かされました。
処でこのシーン(画像の直後)。
めっちゃビビった。
気を緩めて観てたてのもあったからだろうけど、マジビビった、本気で体ビクッ!てなった(合掌)。
評価:★★★☆
23/02/28DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-02-03
メーカー: クロックワークス