銀幕大帝α

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懐かしのあの名作をもう一度観よう♪『ドーン・オブ・ザ・デッド』♪

2020年08月02日 20時16分23秒 | 洋画ホラー
DAWN OF THE DEAD
2004年
アメリカ
100分
ホラー/アクション/サスペンス
R-15
劇場公開(2004/05/15)



監督:
ザック・スナイダー
脚本:
ジェームズ・ガン
オリジナル脚本:
ジョージ・A・ロメロ
タイトルデザイン:
カイル・クーパー
出演:
サラ・ポーリーアナ
ヴィング・レイムスケネス
ジェイク・ウェバーマイケル
メキー・ファイファーアンドレ
タイ・バーレルスティーブ
マイケル・ケリーCJ
ケヴィン・ゼガーズテリー
リンディ・ブースニコール
ジェイン・イーストウッドノーマ
ボイド・バンクスタッカー
インナ・コロブキナルダ
R・D・レイドグレン
キム・ポイリアーモニカ
マット・フルーワーフランク
ジャスティン・ルイスルイス
ハンナ・ロックナーヴィヴィアン
スコット・H・ライニガー将軍
トム・サヴィーニシェリフ
ケン・フォリーテレビ伝道師



<ストーリー>
ある朝、アナの前に現れたゾンビ化した少女。そして彼女に襲われたアナの夫も豹変してしまう。無法地帯と化した町でアナはショッピングモールに逃げ込み、他の生存者たちと合流するが…。

それは、8歳の少女から始まった。

感染するまで、終わらない――。


―感想―

リメイクてものに余り肯定的ではない俺でも、これはすっげえ面白いと思った。
先ずカイル・クーパーが手掛けたタイトルロールがめっちゃカッコイイ。
この時点で、いや惨劇の入り方からしてすっかり目が釘付けにされるのだが、矢継ぎ早に続く怒涛の展開がこのリメイクの見所で、緊張の糸がそんなに途切れないてのは相当テンポ良く作っているんだろうな、まあその通りなんだけども。

オリジナルに関わったトム・サヴィーニやケン・フォリーがサプライズ出演するのは嬉しいところ。

オリジナルと共通するのはショッピングモールに立てこもるという部分のみで、他はほぼ真新しい展開と見て捉えてもいいだろう。

一番のクズだと感じた警備員のCJが一番の「まとも」な人間だったというのも鑑賞者の心情を裏切って来るもので、主役のアナを含めた他のキャラクターに目を移せばバカばっかりてのが悲しくなる。
極限状態の中では人間性が露わになるのは当然な事だが、ほんとどうしようもないバカの集まりの言動には観る人によっては苛々も積もってくるかもしれない。
だが、CJだけが冷静に動いてくれるから、少なくとも彼の存在自体が唯一の救いのスパイスにはなっているだろう。
CJの後半の活躍には目を見張るものがあり、CJがもし居なければ、てのを考えると、孤島への脱出までには行き着かなかっただろうなあ。
とは言え、バッドエンドなんだけどね。

ロメロが撮った『ゾンビ』がまさかここまでハイスピードな作品に化けるとは想像もつかず、初見時は斬新に生まれ変わったストーリーに夢中になって観たものだが、今回再見しても「やっぱおもしれえなあ」と見終えて改めて大きく満足。
普段はエンドロールは早送りする俺でも、そこにもザック・スナイダー監督は拘っていているから久しぶりにちゃんとエンドロールを観ちゃいましたわ、カッコイイ作りだった。

評価:★★★★
20/08/02DVD鑑賞
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