警察故事2013/POLICE STORY 2013
2013年
中国
110分
アクション/サスペンス
劇場公開(2014/06/06)
監督:
ディン・シェン
『ラスト・ソルジャー』
脚本:
ディン・シェン
出演:
ジャッキー・チェン:ジョン・ウェン
リウ・イエ:ウー・ジアン
ジン・ティエン:ミャオ
クーリー・ナザー:シャオウェイ
リュウ・ハイロン:ファイター
シュウ・シャオオー:ウェイ・シャオフー
ユー・ロングァン:隊長
<ストーリー>
ベテラン刑事のジョンは、半年ぶりに会う娘・ミャオらと共に爆弾の仕掛けられた建物に閉じ込められてしまう。事件の首謀者・ウーは、警察にある取り引きを持ち掛けるが…。
-感想-
2013年
中国
110分
アクション/サスペンス
劇場公開(2014/06/06)
監督:
ディン・シェン
『ラスト・ソルジャー』
脚本:
ディン・シェン
出演:
ジャッキー・チェン:ジョン・ウェン
リウ・イエ:ウー・ジアン
ジン・ティエン:ミャオ
クーリー・ナザー:シャオウェイ
リュウ・ハイロン:ファイター
シュウ・シャオオー:ウェイ・シャオフー
ユー・ロングァン:隊長
<ストーリー>
ベテラン刑事のジョンは、半年ぶりに会う娘・ミャオらと共に爆弾の仕掛けられた建物に閉じ込められてしまう。事件の首謀者・ウーは、警察にある取り引きを持ち掛けるが…。
-感想-
オープニングからして暗い形で入ってきたので、
あれ?らしくない・・・
と思って観ていたら、その予想通りにジャッキー映画にしてはコメディ色が一切皆無のシリアスなサスペンスドラマでした。
なのでジャッキーの吹き替えを担当されている石丸さんの声も何時も通りでは無く、かなり抑え気味で喋られています。
とある建物を舞台にした、他所への移動が殆ど無い限定空間内での話。
ジャッキーを始め、ある一定の人物が意図的に集められ、復讐者が彼らに過去の真実を聞き出そうとします。
唯一の肉親であった妹の死の真相です。
復讐者であるウーは妹が薬局で殺されたと思い込んでいるのです。
だが、その場に居た者達の証言で本当に起きた出来事が語られる事により、真の悪人は誰なのか、それが最後にウー自身が知るのです。
薬局で起こった出来事を中心に、他にもジャッキーの過去など、多くの重要な描写が回想シーンとして登場しますが、そこでカーアクションや、カンフーアクション等が観られますので、ジャッキーのアクションが観たいと思っている方は御安心下さい。
ただ、本作はあくまでもサスペンス作品。
アクションよりも濃密に展開されるドラマに堪能して貰いたい。
内容はかなり重たいですけど、見応えのある無駄の無いストーリーになっていますよ。
「誰一人とも殺さないし殺させない」
ジャッキーの熱い演技を最後までじっくりと見届けて欲しいです。
特にハイライトシーンとなる地下鉄内でのウーとの対決は必見。
娘を失う位なら自分の死を選ぼう
そう堅く決心し、自らウーの指示に従い銃口をこめかみに当て引き金を引く、そこに居るのは最早唯のベテラン刑事では無く一人の娘に対しての愛情と懺悔を込めた父親としての選択。
感動される事、間違いなし!
最初から最後まで暗く重たく人の愛に対しての慈悲を問う物語なので、心はどんよりとしてしまいますが、お約束のエンドロール中でのNGシーン集で幾分かは気持ちは和らぐのが救いかな。
でも、脚本、演出も含め良い作品ではあります。
ベテラン刑事らしく、ジャッキーがここはこうしたらああなる、と先に起こり得る事を予測するシーンが好きです。
本作を観て一安心。
我等がジャッキー、まだまだアクションも出来ますし、「アクション引退宣言」を撤回してこれからも続けて欲しいですね!
評価:★★★★
14/11/05DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2014-11-05
メーカー:ブロードメディア・スタジオ
オフィシャル・サイト(日本語)
コメントありがとうございます。
ジャッキーの年齢から考えても、今後はこういう作品に出演するのが多くなりそうですね。
私たち年代からするとジャッキーはやはり生身のアクションというイメージが強いので、彼にはもう少しアクション方面でも頑張って欲しいなぁという気持ちはあります。
まぁ年齢的なことを考えるとしょうがないんですけど、
やっぱりジャッキー=体を張ったアクション、という感覚で育ってきた世代なので、なかなか受け入れがたいというのが正直なところですね。
コメントありがとうございます。
あ、本当ですね。
名前からしてジョン繋がりになってますね。
もうこれは明らかに「ダイ・ハード」を意識した作品なのでしょうね。
似たような部分があるのに、それを感じさせないってのは、こちらはこちらでオリジナリティ溢れた内容に仕上がっていたという事になりますよね。
『フライト・ゲーム』は予告編を観た時に面白そう!と思いましたので、レンタルされたら必ず鑑賞しますね。
そうですか!
こちらも「ダイ・ハード」的な作品になっているんですね。
楽しみにしたいです。
ジャッキーの新作、完成しましたか。
アクション満載の作品になっているんでしょうかね?
続報を待ちたいと思います。
動画ありがとうございます!!^^
ジャッキー、新喜劇に出てたんですね!
知らなかったので、この動画を観れて嬉しかったです。
今では懐かしいチャーリー濱さんがいますけど、そんなに古いものではないですよねぇ。
めだかさんとのやり取りに大笑いしてしまいました(笑)
未使用テイク動画もありがとうございます。
酔拳の動きはやっぱりジャッキーが一番!と再確認できました。
大阪ひろきさんも、夜は特に冷えますので暖かくしてお過ごしくださいね。
手洗い、うがいも忘れずに、ですね^^
>これは云わばジャッキー版ダイハードでしょう。
クリスマスという設定、そしてクラブ内で起きる限定空間内での戦い。
人質と娘を救うために単身で挑むジャッキーの姿は、マクレーン刑事と被るものがありましたね。
正に、ヒロ之さんの仰るとおりですね。
「ダイ・ハード」との共通点に関して、もう一つ、書き忘れたことがありました。
本作のジャッキー・チェンの役名がジョン刑事でした。
完全に「ダイ・ハード」のジョン・マクレーン刑事を意識していますね。
限定空間(密室空間)でのハラハラドキドキで勝負したアクション映画は、大好きなので、とても楽しめました。
あと、ジャッキー作品では、ありませんが、今年、映画館で、観た、リーアム・ニーソン主演の「フライト・ゲーム」も、逃げ場のない機内と言う限定空間が舞台の作品で、「緊迫感」があって、とても見応えがありました。
正に、航空版「ダイ・ハード」って言う感じの作品でした。DVDのレンタルが開始されましたら、お時間やご興味がありましたら、よろしければ、是非!!
それから、インターネット上の記事によれば、ジャッキー・チェンの新作「DRAGON BLADE」がクランクアップしたそうなので、日本での劇場公開、DVDリリースを楽しみに待ちたいと思います。
ジャッキー・チェン関連の面白い動画を発見しました。
●ジャッキー・チェンと吉本新喜劇のコラボ映像。
↓
https://www.youtube.com/watch?v=ufRXsmxXtqI
●「ドランクモンキー・酔拳」の未使用テイクの映像
↓
https://www.youtube.com/watch?v=gu30iulQ718
ここ数日で、急激に寒くなって来ましたね。
風邪を引かないように、暖かくして、お過ごし下さいね。
それでは、失礼致します。
コメントありがとうございます。
大阪ひろきさんは映画館で鑑賞されたと以前、コメントでご報告されていましたね。
吹き替えでの鑑賞だったんですね!
やっぱりジャッキー=石丸さんのイメージが私の中でも定着しているので、ジャッキー映画だけは絶対に吹き替えで観たいです。
それの方が私的には違和感なく、すんなりと鑑賞出来ます。
かなり面白いというか、ストーリーとジャッキーの熱演に魅入られる作品でした。
アクション引退宣言した割には本作ではかなりアクションしていましたね(笑)
アクションの無いジャッキーはどうにもしっくりこないので、こうやって少しでもアクションをしてくれた方が嬉しいです。
あ、なるほど!!
言われてみれば「ダイハード」ですね!
大阪ひろきさん、流石です。
よく気づかれましたね!
これは云わばジャッキー版ダイハードでしょう。
クリスマスという設定、そしてクラブ内で起きる限定空間内での戦い。
人質と娘を救うために単身で挑むジャッキーの姿は、マクレーン刑事と被るものがありましたね。
先の展開が読めなくて私もかなり緊張感を持って観れました。
最後はどうなるんだろうという、ドキドキさせられるものもありましたね。
娘さん役の女優さんはお綺麗でした。
最初、鬘と化粧で出てきた時は、イマイチでしたけれど、トイレでその鬘と化粧を落とした時は、美人やん!て思いましたよ。
美女図鑑に載せたかったのですが、良い表情の瞬間の顔が見つけられなかったので、今回は断念しました。
こういうシリアスな演技をするジャッキーもまた渋味があって良いです。
ただ、演技派俳優に転向せずに、アクションは今までどおりに続けて欲しいですよね。
ジャッキーのアクションはいつまでも観続けたいですから。
本作は、映画館で、石丸博也さんの日本語吹き替え版で観ました。
(前売り券の特典が、ジャッキー・チェンのサイン(印刷)入りのカレンダーでした。
ちなみに、イコ・ウワイスの「ザ・レイド」の続編の前売り特典は、綿棒ですね。)
やはり、日本では、ジャッキー・チェン=石丸博也さんって言う認識なので、石丸ジャッキーが一番しっくり、来ますね~。
いつもよりも、声のトーンを抑えた石丸さんの渋い声の演技が良かったですね。
本作は、前作のアクションテンコ盛りの「ライジング・ドラゴン」よりも、断然、面白かったと、個人的には思います。
アクションは控え目の作品でしたが、その代わり、演技派としてのジャッキーの熱い演技、迫真の演技にしびれてしまいました。
ヒロ之さんの仰るとおり、アクションよりも、ドラマで勝負した作品で、巨大ナイトクラブと言う限定空間に、閉じ込められて、娘と共に、人質にされたジャッキー・チェン扮する警官が悪に立ち向かうストーリーは、ジャッキー映画としては斬新で、とても見応えがありましたね。
アクションよりも、内容で勝負した作品だと思います。
全盛期の頃のように、市街地を駆け回り、大掛かりなスタントを披露するアクション映画も、面白ですが、密室サスペンスでも、ジャッキーは良い味を出しますね。
もちろん、今までのジャッキー映画ではなかった、「SPL」、「導火線」、「特殊身分」でのドニー・イェンよろしくとばかりのMMA(総合格闘技)的な金網ガチバトルも、凄まじかったのですが、それよりも、人間ドラマが良かったですね~。
「ダイ・ハード」を彷彿とさせる(物語の舞台は限定空間、季節はクリスマス、身内と共に偶然居合わせた場所で事件に巻き込まれるなど、「ダイ・ハード」のオマージュ満載でした。)ような限定空間(閉鎖的空間)での展開は緊迫感が半端なかったし、徐々に、真相が明らかになる終盤からのシリアスな謎解きにも、グイグイと、引込まれたし、究極の選択を迫られたラストも、結末が読めなくて、ハラハラドキドキしっぱなしで、ずっと、夢中になって、観入ってしまいました。
正に、ジャッキー映画版の「ダイ・ハード」+サスペンスな映画で、とても満足しました。
ジャッキーには、今後も、この手のサスペンス映画にどんどん挑戦して頂きたいですね。
お馴染みのエンディングのNG集では、本編では、強面で、クールな悪役達も、笑顔で、「ギャップ」が面白かったし、ジャッキーとヒロインの掛け合いも楽しかった。本編は、シリアス且つハードな作品ですが、撮影現場は笑顔が絶えない楽しい現場だったようで、何だか、ほっこりしました^^
あと、ジャッキーの娘役を演じたヒロインの女優さんが佐藤藍子さんと小沢真珠さんを足して二で割ったようなかなりの美系で、見とれてしまいました。
この女優さんは、ドニー・イェン主演の「特殊身分」でも、ヒロイン役を演じていますね。
今後、注目の女優さんだと思います。
ボス役を演じた俳優さんは、ケミストリーの堂珍さんや元プロボクサーの竹原慎二さんに激似でした(笑)。
ジャッキーが娘に対して「あいつ(ボス)、俺と歳が変わらないだろう。」ってセリフがありましたが、どう見ても、ジャッキーよりも、ボス役の俳優の方が、20年近く若く見えたので、「そりゃないだろう~(笑)。」ってツッコミを入れたくなりました(笑)。
ヒロ之さんの仰るとおり、我らがジャッキーは、まだまだアクションも出来ますし、「アクション引退宣言」を撤回してこれからも続けて欲しいと思いますね。
何だかんだ行っても、武打星(クンフースター、格闘アクションスター)の中では、アクション、演技力、スターとしての存在感、どれも素晴らしくて、一番好きですね。
これからも、ずっと、ジャッキーを応援し続けますよ。
それでは、失礼致します。