BUBBLE
2022年
日本
100分
アクション
劇場公開(2022/05/13)
監督:
荒木哲郎
声の出演:
ヒビキ ・・・志尊淳
ウタ ・・・りりあ。
シン ・・・宮野真守
カイ ・・・梶裕貴
電気ニンジャリーダー ・・・畠中祐
ウサギ ・・・千本木彩花
アンダーテイカーリーダー ・・・井上麻里奈
関東マッドロブスターリーダー ・・・三木眞一郎
マコト ・・・広瀬アリス
<ストーリー>
世界に降り注いだ泡(バブル)で重力が壊れた東京。バトルクールチーム・ブルーブレイズのエースであるヒビキは、プレイ中に落下した海中で不思議な力を持つ少女・ウタに助けられ…。
―感想―
歌を歌うからって名前を「ウタ」、まさかのワン〇ースと丸被り。
この作品、画が凄く綺麗だよね。
背景なんか丁寧に作り込まれているなと感心した。
キャラクターの引き画は普通なんだが、寄せ画になると急に画力が上がる。
強い、強すぎる。
ここまで強く描き込まれると一種のアート、視聴者の目を引き込ませるには十分にも程があるってものだ。
只一つ、嫌だったのはバブル(泡、水泡)の集合体。
本来なら綺麗だなと思う所なんだろうけど、余りにも力入れて描いている為に集合体恐怖症の人にとっては気持ち悪さしかない。
別に集合体恐怖症でも何でもない俺でも気色悪かったからなあ。
とまあ画の上手さ、綺麗さには80点はあげたい気持ちにはなるものの、肝心のストーリーが意味不明。
「人魚姫」と絡ませているのは明白なれど、だからなんやねん、としか思えない謎を謎のまま残した様な話の構成には閉口だった。
ウタが再び泡となって消えるシーンは、感動させるという意味での本作にとっては一番のクライマックス、ハイライトなはず。
しかしそのような感情には残念ながら俺はさせられなかったんよね、これも「起こった事」に対しての、れっきとした「答え」が付け足されていなかったからだろう。
少量の泡が何故か人(ウタ)となり、助けた青年達と一緒になって大惨事を回避し、そして再び愛する青年の目の前で泡となり勝手に消えた、大して深掘りも何もしていないそんな印象。
画力も大事だけど、物語の構成力はもっと大事なんだよね、それが圧倒的に足りてない。
結局、ウタちゃん可愛かったよね~、だけの感想で観終わらさせれた作品。
評価:★★★
23/06/28DVD鑑賞(新作)
レンタル開始日: 2023-06-21
メーカー: STORY inc.