銀幕大帝α

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ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館

2013年06月06日 23時54分56秒 | 洋画ホラー
THE WOMAN IN BLACK
2012年
イギリス/カナダ/スウェーデン
95分
ミステリー/ホラー
劇場公開(2012/12/01)



監督:ジェームズ・ワトキンス『バイオレンス・レイク』
原作:スーザン・ヒル『黒衣の女 ある亡霊の物語』
出演:
ダニエル・ラドクリフアーサー・キップス
キアラン・ハインズデイリー
ジャネット・マクティアデイリー夫人
リズ・ホワイトジャネット・ハンフリー

<ストーリー>
遺産整理の仕事で片田舎の古い館を訪れた若い弁護士が怪現象に見舞われていく様を描く。

見たら、
逃げられない。


-感想-

長年一つのキャラクターばかり演じていると、そのイメージが固定されてしまって、中々にそこから脱するのが難しくなるとは良く聞くけれども、ダニエル・ラドクリフもまたその1人ではあるやね。
違うキャラを演じられても「ハリポタ」にしか見えんもん。
魔法でちゃちゃっと幽霊も退治しちゃえよって、そんな目線で観てしまうってのは仕方が無い事かもしれないなぁ。
しかも子持ちの弁護士だって言われてもねぇ。
違和感があり過ぎ。
このキャラ設定した上でのラドクリフ起用は少し失敗な様な気もする。
そもそも顔がまだ幼過ぎますよ。
配役ミスだと思うなぁ。

作品そのものもホラーとして観てもちっとも怖くない。
怖がらせるというよりも驚かせてくる演出の方が目立つのよね。
不意打ちで幽霊を登場させて、ただ登場させただけでは誰も驚かないので大きめの音を映像に被せてきて心臓をドキッとさせてくるみたいな。
まぁ一種のお化け屋敷映画ですよ。
ビックリさせられてなんぼな作品でしょうな。

ラストはハッピーエンドでいいのかな?
家族全員が再会出来てめでたしめでたし・・・でいいでしょ(適当)。

キツい描写もなく安心安全なホラーではあるけれど、ホラー通が観てもそんなに面白く思えないってのが残念ではあるし、話自体も何処となくJホラーの影響を感じちゃうってのも否めず、もう少し斬新な恐怖と新鮮味あるストーリーが欲しかったかも。

評価:★★★
13/06/04DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-06-04
メーカー:ハピネット

オフィシャル・サイト(英語)
オフィシャル・サイト(日本語)

関連作:
『ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館(2012)』(第1作)
『ウーマン・イン・ブラック2 死の天使(2015)』(第2作)
コメント (14)
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カラスの親指

2013年06月03日 22時30分15秒 | 邦画サスペンス
2012年
日本
160分
サスペンス/ミステリー/コメディ
劇場公開(2012/11/23)



監督:伊藤匡史
原作:道尾秀介『カラスの親指 by rule of CROW's thumb』
脚本:伊藤匡史
出演:
阿部寛武沢竹夫
村上ショージ入川鉄巳
石原さとみ河合やひろ
能年玲奈河合まひろ
小柳友石屋貫太郎
古坂大魔王ノガミ
ベンガル 質屋の店主
ユースケ・サンタマリア競馬場の客
戸次重幸豚々亭のマスター
なだぎ武馬々亭の店員
上田耕一ヒグチの手下
鶴見辰吾ヒグチ

<ストーリー>
悲しい過去を背負いサギ師になったタケと、成り行きでコンビを組むことになった新米サギ師・テツの下に、ひょんなことから美人姉妹とひとりのノッポが転がり込んで来る。

5人のサギ師(カラス)が
挑んだ大勝負!!

驚きと感動の
爽快エンタテインメント!


-感想-

じぇじぇ?

これって160分もあったんかいな!?

わたし、普段はDVD鑑賞している時はチラチラとレコーダーの液晶に出るタイムコードをついつい見てしまう癖があるんだけど、今回は全く視線を移さなかったなぁ。
むしろTV画面の方にすっげぇ集中してた。
ていうのも「騙される」という謳い文句が観る前から頭にあったので

ぜってぇ騙されてやんねっ!

と気合入れて観ていたからやと思うんだ。
加え、私的には伏線張りまくりのストーリーがかなり面白かった!!

こういう映画はこれから観る人の為にネタバレはしちゃいけないと思うんで、余り詳しく書かないでおこう。

兎に角、一段落ついた後のラスト20分間は良い感じのどんでん返しになってます。

どんでん返しにも色々とあって、「ほえ!?」とか「うはっ!」とかさ、作品によっては驚愕必至なものもあるけれど、本作のは「ほほぅ」てな心温まる感動的なもので、詐欺師が詐欺師に上手く騙されるユニークさと、それプラスほっこり感が上手く重なっていて中々の“してやられた”気分が味合わされましたね~。

愛娘が殺されたり、子猫があんな事になったり、家に火をつけられたりと中盤辺りまでは結構暗い展開なんで、これをどう爽快(痛快)にオチとして決めてくるんだろうって、できれば明るく締めてくれたら良いなぁと、そちらに期待してたんだけど、結果を観てみると

その多くの負の描写がある人物の

騙し

だった訳で、そこには全く注目していなかった私からすれば一杯食わされたと言いますでしょうか。

めっちゃエエ話やん!

って、展開に騙された事以上に心地好い家族の温かみを心の中心に植え付けられちゃったのでした。

とある事情で一軒家に暮らす事となる赤の他人同士の5人それぞれのキャラにも好感が持てて、よくある特定の人物に嫌な思いをさせられるってのがこの作品では無いに等しいってのが良いよね。
本編そのものも一つ一つの展開に喜怒哀楽が長けていて、一本のミステリー作品としては十分見応えがありました。

今作のペットにしたい子猫図鑑

トサカ
なにこの可愛さ。
マジ飼いたい。

今作の恋人にしたい美女図鑑

能年!能年!能年!!
あぁ激しく抱きしめたい。

しかぁし!あくまでも私の愛しの嫁はさとみちゃんでっす!!
ショートヘアも似合うけど、超絶おバカな女の役もお似合いっす。
あぁ激しく抱きしめられたい。。。

この2人が姉妹役だなんて、俺得過ぎる。

評価:★★★★
13/06/02DVD鑑賞(新作)
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レンタル開始日:2013-05-29
メーカー:20世紀 フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン

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