現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

服を選ぶ

2005年11月13日 | かこのひび
私は昔から服を選ぶのが苦手だ。

特にいわゆる「大人」になってからは、ホントに困るくらいになってからでないと店へ足を運ばない。一番の理由はサイズ。体の大きい人が着る服がないと言っているのと同じで、体の小さい人だってサイズがなくて困っている人も多いはずだ。確かに、子供用を構わず選べる精神を持っていれば、困ることはないだろう。だけど、そこに手を出す勇気は私にはない。

だから私はよくユニクロに足を運ぶ。ユニクロだったら、安いし小さいサイズもしっかりと置いている。今日も映画の合間を縫って足を運び、薄めの上着を購入した。それでも、サイズのないものがあって困る。それがソックス。

足のサイズも小さい私にあったソックスは極端に数が少なく種類を置いてない。一般のお店でも当然同じ。そうやって探すのが困難になると、買う意欲も失われてしまう。

どうにかして欲しい。
今時ネットでいくらでも探せるだろって言われそう。でも、ソックスに限らず、服はやっぱり実物で選びたいのが心情。結局、そんなこだわり持っちゃダメってことか。

なんか違う気がしてならない…。
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仮面ライダー THE FIRST

2005年11月13日 | 映画
改造人間になってしまったライダー2人と、ショッカーによって婚約者の命を奪われた女性が悩みながらも明日への活路を見出していく姿を描いている。

改造人間になってしまい、今後どのように生活したら良いのかと葛藤するライダー1号・本郷猛。改造人間になっても自分の気持ちに素直に、かつ豪快に生きるライダー2号・一文字隼人。この2人がとても対照的で面白い。

また、近年の仮面ライダーシリーズでは、大人でもなかなか理解出来ない難解なストーリーだが、この映画ではショッカーという組織を紛れもない悪として描いているため、そのような難しさはない。しかし、近年のイケメン俳優によるお母さん人気にあやかっているのか、ライダー2人が仮面を取って素顔で戦うシーンがあった。一応、明確な変身シーンがなく、自ら仮面をつけて戦うという設定でつじつまは合っていると思うが、あまりにあからさまな演出で苦笑いしてしまった。

それほど期待してなかったわりには、楽しむことが出来てよかった。ただ、どこをターゲットにしているのかいまいち分からなかった。ライダー1号・2号をリアルタイムで見ていた中年男性なのか、現代のライダーを見ている子供達なのか。はたまた、お母様方なのか。私はむしろ「ライダーをあまり知らない層にも楽しめる内容」にしたかったのではないかと感じられた。
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ALWAYS-三丁目の夕日-

2005年11月13日 | 映画
昭和30年代。もはや戦後ではないと言われた時代の下町を舞台に、家族の心の通い合いを描いた作品。

自動車修理工場の鈴木オートでは、集団就職で青森から上京してきた六子が、実は自動車の修理が出来ないと分かって大騒動。
向かいの駄菓子屋では、小説家の茶川が飲み屋のおかみの頼みを空返事で聞いてしまい、あかの他人の子を預かることになって大慌て。
この2つの話を中心にストーリーは進んでいく。

鈴木オートにテレビが来たというだけで、町中の人が集まってその映像に歓声をあげる。冷蔵庫を買えば、顔を突っ込んで「涼しい」と喜ぶ。その一方で、喜ぶ家族を横目に寂しげにそれを見つめる氷屋のおじさん。

物に溢れた現代では見ることの出来ない光景でも、当時をリアルに表現していて、昭和30年代という時代を感じられる。

予告編などから察するストーリーから大きく裏切られることはない。それでも、心を打たれてジーンとしてくる展開は充分に楽しめむことが出来た。

昭和30年代を再現したVFXの技術について具体的にどうというのは分からないが、当時をリアルに感じられたという事実だけで、その凄さは伝わると思う。
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カーテンコール

2005年11月13日 | 映画
福岡のタウン誌編集部に異動させられた女性記者が、編集部に寄せられたハガキを元に取材をするため地元に戻り、数年ぶりに父と顔を合わせる。取材を通して、映画館の幕間で芸をしていた男性とその家族の話を知り、次第に自分と父の関係を見つめ直していくという話。

ハガキに書かれた「映画館の幕間で物真似などを披露していた人を探して欲しい。」という依頼。幕間で芸をするということ自体、現在の映画館事情に慣れてしまっていると考えられないこと。藤井隆がその幕間の素人芸人・安川を上手く演じていて、白黒で表現された回想シーンも味があって良い。

この映画に関してあまり深くストーリーを知らずに観たので、ただの人探しが在日朝鮮人への差別というテーマを含んで展開してくのは少し重く感じられた。が、当時の出来事を語られる中で、「安川は劇場の正社員にならずに…」というさらっと流した一言が気にかかっていたくらいだから、展開としては当然だったのか。

伊藤歩演じる女性記者が、取材に一途に取り組んでいく姿勢がそうさせているのか、取材自体の困難さをそれほど感じられないのが、少し残念だった。
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