現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

バレーボールOQT男子・タイ戦

2008年06月05日 | バレーボール
今日もまたすぽるとを先に見てしまったので、結果を知ってからの録画観戦となった。

スタメンに入ったセッターの朝長選手のトスワークで、序盤からセンターを中心にした攻めがよく機能していた。宇佐美選手の攻撃的なトス回しも良いが、朝長選手のバランスの良いトス回しも、見ていて安心出来る。単に今日の試合が安心して見られるような展開だったからかも知れんが。

第1セット、なかなかリズムに乗れなかったけど、第2セットの1点目をゴッツのブロックであげると、一気に日本のリズムに。
攻撃の軸はあくまで山本選手。以前までなら、山本選手が崩れ始めるとそのまま日本が崩れてしまうという印象が強かったけど、ゴッツや越川選手がいるおかげで、今はそこまで大きく崩れることがない。それが今の日本の強みだろう。(イタリア戦の大逆転劇はこの際置いておこう。でも、忘れちゃダメ。)

第3セットもリズムは崩れず。第2セット終わりで若干笑みの見えた選手たちに、一瞬、「おいおい、気ぃ抜くなよ。」と思いつつ、「そういえば、ストレート勝ちだった。」と思い直した。
危なげなくストレート勝ちし、韓国がオーストラリアに勝利したため、日本がアジア勢の最上位に浮上。アジア枠の獲得にグッと近づいた。

16年ぶりの五輪へ向けて、残りの3試合も期待を込めて見たい。まずはオーストラリアとのアジア最終決戦。
ガンバレ!全日本男子!!

… …

日本のストレート勝ちもさることながら、すぽるとで見た韓国選手のコメントに感動してしまった。

先述の通り、韓国は今日の試合でオーストラリアと対戦し、勝利。日本にとってオーストラリアは韓国同様、アジア枠を争うライバル国。そのオーストラリアに韓国が勝ったのは、日本にとっては凄く大きいこと。

試合後のインタビューにて、自分たちの挑戦は終わってしまったよと苦笑しながら、「韓国がオーストラリアに勝って、日本が北京に近づいた。日本が北京に行って来い。」と。

単なる敵対心ではなく、互いを高めるライバル関係に心打たれるコメントだった。
コメント
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