現実逃避ING

やるせない毎日からの逃避行。

幻影師アイゼンハイム

2008年06月15日 | 映画
19世紀のウィーン。幻影師と呼ばれるマジシャン、アイゼンハイムが逮捕されようとするシーンから物語は始まる。

「すべてを欺いても手に入れたいもの、それは君。」
というキャッチフレーズから予想される結末には、それほど意外性は感じない。ただ、結末までの全てを欺くストーリー、(映画のではなく、アイゼンハイムの)演出は見応えがあった。

残念だったのは、同じく19世紀のマジシャンを描いた映画「プレステージ」と比べて、最後の驚きが今一つだったところ。2つの映画は主題が全く違うから比べられるものではないのが…。
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ナルニア国物語 第2章カスピアン王子の角笛

2008年06月15日 | 映画
かつてナルニア国で王・王妃だった4人の兄弟姉妹が現実世界に戻って1年が経ったある日、4人は何かに導かれるようにまたしてもナルニア国へ迷い込んだ。しかし、そこは1300年後のナルニアだった。

第1章の終わり方から考えて、どうやってまたナルニアに戻るのかと思ったけど、かなり強引なやり方だったように感じた
まあ、確かにあのくらい無理矢理じゃないと戻るに戻れないわな。現実に戻った4人には、王・王妃として暮らしていた日々がちゃんと記憶として残っているみたいだったし。

一度、大人になって(しかも王様!)また子供に戻るっていうのは、どんな気分なのだろう。と、それは考えてみても仕方ない話。問題は、4人の中で唯一次男のエドは一度大人だった分の成長が見られないところだろうか。(「エド」って字幕に出るたびに「グ~!」と心の中で呟いてしまったのも大きな問題だった。2年前にはなかったこの現象…。)

あ、そういえば、ここまで全然ストーリーに触れてない

うーん、どうも1300年後のナルニアという設定が唐突過ぎて、しかもその間を補足するものが何もないのがちょっとシリーズ物として物足りなかったという印象。

何故、ナルニアは滅びたのか?
かつての4人の王・王妃はどう語られていたのか?(特にカスピアン王子の教育として)

この辺があまりに薄かった気がする。4人の王・王妃が現れたから、どうなの?って思ってしまった。

ナルニア国物語の他の話(全7章?)でこのあたりが徐々に補完されていくのだろうか。そうだったら、今後もまた楽しめそうだと思えるのだが…。この際、本を読もうかな
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