アジア勢との最終戦にして、北京への切符を左右する大一番となったオーストラリア戦。何しろオーストラリアには、昨年のワールドカップでエースのキャロル選手を止められずに敗れている。
第1セット序盤、硬さの見られる日本はレシーブミスが目立ち、オーストラリアに連続ポイントを奪われた。
「おいおい大丈夫か?」
と、見る方もかなり弱気になりそうな展開。でも、オーストラリアのサーブミスに助けられると、センター陣のブロックやクイック攻撃が決まり始めて、終盤に逆転し、第1セットを先取した。
第2セットに入ると、オーストラリアはサーブミスを回避するために、入れていくサーブに切り替えていた。これが裏目に出て、入れていくサーブなのに、ミスを連発という悪循環。逆に日本は、攻めるサーブが効果的に決まっていて、大きくリードせずとも、リズムは崩さなかった。デュースまでもつれるものの、第2セットをものにして2セットを連取した。
第3セットに入っても、サーブミスが目立ち、噛み合ってないオーストラリアを尻目に、日本はセンターを中心に安定した内容で常にリードして試合を進めていた。
終盤、23 - 18 の5点差から、これまでの安定した試合運びが嘘のようにミスが続いて同点にされた。あのイタリア戦の悪夢を思い出すようなシーンにかなり焦ったけど、最後は競り合いを制してストレート勝ち。勝利の瞬間、涙するゴッツと抱き合う荻野選手の姿に、見ている私も感極まって目頭が熱くなっていた。
今日の試合、ここまで2勝2敗と後がないオーストラリアとのアジア最終決戦だけに、厳しい試合になると思って気合を入れて見た。だけど、蓋を開けてみたら、オーストラリアの自滅によるストレート勝ちだった。
しかし、決して楽な試合ではなかったというのは、セット毎の点差を見れば明らか。終盤にヒヤッとさせる場面があったものの、日本は終始安定したサーブレシーブとセンター線でリズムを崩さなかったのが大きかった。
その中でやはり大きな核となっていたのが、第1セットの序盤で越川選手に代わって入ったキャプテン荻野選手だった。
越川選手も決して悪い状態ではなかったと思うけど、守備を固める意味で荻野選手の役割は大きかった。そして、アタッカーとしても、ブロックアウトを狙う巧みなスパイクで流れを作っていた。
何はともあれ、これで北京まであと1勝。
気を引き締めてあとの2戦に臨んで欲しい。
第1セット序盤、硬さの見られる日本はレシーブミスが目立ち、オーストラリアに連続ポイントを奪われた。
「おいおい大丈夫か?」
と、見る方もかなり弱気になりそうな展開。でも、オーストラリアのサーブミスに助けられると、センター陣のブロックやクイック攻撃が決まり始めて、終盤に逆転し、第1セットを先取した。
第2セットに入ると、オーストラリアはサーブミスを回避するために、入れていくサーブに切り替えていた。これが裏目に出て、入れていくサーブなのに、ミスを連発という悪循環。逆に日本は、攻めるサーブが効果的に決まっていて、大きくリードせずとも、リズムは崩さなかった。デュースまでもつれるものの、第2セットをものにして2セットを連取した。
第3セットに入っても、サーブミスが目立ち、噛み合ってないオーストラリアを尻目に、日本はセンターを中心に安定した内容で常にリードして試合を進めていた。
終盤、23 - 18 の5点差から、これまでの安定した試合運びが嘘のようにミスが続いて同点にされた。あのイタリア戦の悪夢を思い出すようなシーンにかなり焦ったけど、最後は競り合いを制してストレート勝ち。勝利の瞬間、涙するゴッツと抱き合う荻野選手の姿に、見ている私も感極まって目頭が熱くなっていた。
今日の試合、ここまで2勝2敗と後がないオーストラリアとのアジア最終決戦だけに、厳しい試合になると思って気合を入れて見た。だけど、蓋を開けてみたら、オーストラリアの自滅によるストレート勝ちだった。
しかし、決して楽な試合ではなかったというのは、セット毎の点差を見れば明らか。終盤にヒヤッとさせる場面があったものの、日本は終始安定したサーブレシーブとセンター線でリズムを崩さなかったのが大きかった。
その中でやはり大きな核となっていたのが、第1セットの序盤で越川選手に代わって入ったキャプテン荻野選手だった。
越川選手も決して悪い状態ではなかったと思うけど、守備を固める意味で荻野選手の役割は大きかった。そして、アタッカーとしても、ブロックアウトを狙う巧みなスパイクで流れを作っていた。
何はともあれ、これで北京まであと1勝。
気を引き締めてあとの2戦に臨んで欲しい。