太平洋戦争の真っ只中、六大学野球が中止され、あてのない練習を続ける学生たちへ突きつけられた現実。それは学生の徴兵猶予撤廃だった。戦争に向かわなければならなくなった学生たちのために、最後の早慶戦が行われた。
戦争の最中、満足に野球をすることが出来ない学生たちの思い。戦争へ行かなければならない恐怖心が粛々と描かれていた。
全体的に考えるとかなり淡白な展開で、いまいち盛り上がりに欠けたように感じた。特に試合の開催をずっと反対していた早稲田大学の総長が、熱意に打たれて試合を許可するシーンは、もっと盛り上がりがあって良いような気がした。
それが実話に基づいているからなのかはよく分からないが。
ただ、要所要所の描き方がとても丁寧で、充分な見応えがあった。
最後のエンディングで流れた鬼束ちひろの「蛍」も、映画にとても合っていて、余韻に浸ることが出来て良かった。
戦争の最中、満足に野球をすることが出来ない学生たちの思い。戦争へ行かなければならない恐怖心が粛々と描かれていた。
全体的に考えるとかなり淡白な展開で、いまいち盛り上がりに欠けたように感じた。特に試合の開催をずっと反対していた早稲田大学の総長が、熱意に打たれて試合を許可するシーンは、もっと盛り上がりがあって良いような気がした。
それが実話に基づいているからなのかはよく分からないが。
ただ、要所要所の描き方がとても丁寧で、充分な見応えがあった。
最後のエンディングで流れた鬼束ちひろの「蛍」も、映画にとても合っていて、余韻に浸ることが出来て良かった。