名探偵コナン 沈黙の15分 （BD）

春の映画の定番、劇場版名探偵コナン第15弾「沈黙の15分（クォーター）」のブルーレイを購入。今年はほとんど映画を観に行かなかったから、コナンも観ていなかった。

ダムに沈んだ村の住人とダム建設前に起きた交通事故、事故と同じ夜に行方不明になり救出されて以降意識の戻らない少年、さらには同時期に起きた宝石強盗事件が絡み合う。

冒頭のエンジン付きスケボーで高速を逆走するシーンに大ウケしてしまった。コナンも命知らずだけど、向かってこられた車のドライバーも相当怖いゾ。終盤の事件を解いて行く会話で、地下鉄とトンネルの爆破で時限爆弾を試したという話が出てくるけど、コナンが大活躍しなかったら、とんでもない規模の被害が出ていたはず。こんなテストするかぁ？

正直、今回の話は、プロローグになった地下鉄爆破と、本編にあたるダムを巡る事件を比べて、プロローグの爆破事件の方がスリリングな展開だったと思ってしまった時点でイマイチ感が強くなってしまった。

初回盤特典の後日談は、本編を見終わった後の息抜きにちょうど良かった。ゲスト声優だった戦場カメラマンの渡部陽一さんもどんな役かと思ったら、本人をモデルにした人物とは驚いた。ストーリーにもほとんど絡まないちょい役で少し安心した。あの話し方でストーリーにバッチリ絡んでくる役だったら、イライラしそうだったもの。渡部さんキャラが話し終えた後の、眠くなったという元太の一言も良かった。

ただやはり、この前テレビでも放送した「漆黒の追跡者」が一つのピークだったような気がする。去年までの数年間、劇場版コナンを映画館で観ていたけど、こうやって初見がブルーレイ（メディア販売）という状況に戻ってみるとそれで良いかもという気になって来てしまうなぁ。

ブルーレイが発売されているというのも大きい。ブルーレイって言ってもアニメだしなぁと思っていたけど、さすがに画質は綺麗。ブルーレイ侮りがたしと改めて思った。

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