韓国の平昌で行われている冬季オリンピックは4日目。
まずはフィギュア団体。男子フリー、女子フリー、アイスダンスフリーが行われた。
日本はフリーに残った5ヶ国の中で、フリーに関しては全て5位だった。メダルを獲得したカナダ、ロシア、アメリカと比べると、日本はどうやってショートで5位以内に入ってフリーに残るかというところで勝負しなければいけないというのが、大きなハンデだなぁという印象。
初出場の選手が一度本番の雰囲気を味わえるという点で有意義ではあるのだろうが、それで終わってしまうのは、やっぱり残念に思えた。
(2018/02/12 13:28)
… …
スノーボード女子ハーフパイプの予選が行われた。
日本からは今井胡桃選手、松本遥奈選手、冨田せな選手、大江光選手が出場。松本選手が3位、冨田選手が7位に入り決勝に進出した。
2本滑って良い得点の方が採用されるから、1本のミスは取り返せる。とは言うものの、上位に入る選手には、ミスをしない安定感があるように感じた。
特に1位になった韓国系アメリカ人のクロエ・キム選手は2本とも90点超えで別次元という印象だった。Xゲームで女子初の100点満点を記録したという経歴は伊達じゃない。
決勝は他の選手もトップを狙って勝負に出るだろうし、松本選手、冨田選手もミスを恐れず果敢に挑戦して欲しい。
(2018/02/12 15:38)
… …
アイスホッケーの女子は、予選第2試合が行われ、日本はスイスと対戦した。善戦はしたものの、1-3で敗戦。序盤のチャンスを活かせなかったのが痛かった。
予選は次の韓国・北朝鮮合同チーム戦で終わり。完全アウェーのやり難い試合になりそうだけど、なんとか勝って五輪初勝利を掴んで欲しい。
(2018/02/12 19:04)
… …
男子モーグルの予選2回目と決勝が行われた。
予選2回目に臨んだ遠藤尚選手と西伸幸選手は思ったほどの得点が出ないものの、決勝ラウンド進出を決めた。
準々決勝で西選手が敗退。準決勝では遠藤選手と金メダルの期待も高かった堀島行真選手がミドルセクションで転倒してまさかの敗退となってしまった。
決勝まで残ったのは原大智選手。解説の三浦豪太さんがうるさいくらい押していたDグラブにグラブバックフリップも決め、肝心のターンもしっかりとまとめた。結果は3位。男子モーグル待望のの銅メダル獲得となった。
原大智選手、銅メダルおめでとう!
金メダルは最有力候補と目されていたカナダのキングズベリー選手だった。
決勝まで残れなかったけど、堀島選手、遠藤選手の果敢なアタックは凄かったと思う。
(2018/02/12 22:22)
… …
スピードスケート女子1500mが行われた。日本からは高木美帆選手、小平奈緒選手、菊池彩花選手が出場。
第2組で登場した小平選手が短距離選手の特性を活かしたスピードで飛び出し、最後まで粘って好記録を叩き出すと、最終組まで入賞圏内をキープ。
その最終組に登場した高木選手は序盤は同走選手に先行を許していたが、終盤の伸びで一気に置き去りにしてゴール。タイムは1位に僅かに及ばず2位。日本女子スピードスケート個人種目史上最高となる銀メダルを獲得した。
高木美帆選手、銀メダルおめでとう!
銀メダルを悔しいと語る高木選手だけど、金と銅はオランダの選手だったわけで、強国に割って入った銀メダルは見事だと思う。小平奈緒選手は6位入賞、菊池選手は16位だった。
(2018/02/12 22:54)
… …
スキージャンプの女子ノーマルヒルが行われた。日本からは高梨沙羅選手、伊藤有希選手、岩渕香里選手、勢藤優花選手が出場。
男子のときほど酷くはなかったけど、この日もころころと条件が変わるという難しい環境だった。
そんな中、高梨選手は1本目できっちりと3位につけて2回目へ。高梨選手を含めた上位が飛ぶときには比較的安定した好条件になり、ここでも1位に立つ結果でメダルを確定させた。残る2選手も実力通りのジャンプを見せたたため、高梨選手の結果は3位で銅メダル獲得となった。今シーズンはなかなかワールドカップでも結果が出ていなかったから、このまままたオリンピックで良いが出ないのではないかと心配していたけど、杞憂に終わってホントに良かったと思う。
高梨沙羅選手、銅メダルおめでとう!
1回目11位と不本意な内容だった伊藤選手は2回目には追い風に見舞われる不運で思うようなジャンプが出来ず、9位に。号泣しながらインタビューに答えて、高梨選手を讃える姿は感動的だった。4年という時間は決して短くはないけど、また4年後の北京で、今度は伊藤選手がメダリストになることを期待したい。
岩渕選手は12位、勢藤選手は17位だった。
(2018/02/13 00:09)
… …
この日はホントに盛沢山な日程だった。3種目同時進行で、あっちこっちとチャンネル変えつつ見て、それが全てメダルに繋がったのだから、見ていて感無量だった。(ちょっと大袈裟かな
)