日本列島~(立春寒波)~特に日本海では発達する低気圧
強い上空寒気の影響で大雪.暴風雪が警戒され東日本や
西日本の日本海側は風雪.高波に注意が必要ですね!
千とせまで かけぞまもる 氏人の
かうべといます 君のたますき
鬼走り追儺の行事{節分祭}~気圧の谷や寒気の影響で
風はまだ冷たい[大和路]~ [秋は金木犀.春は沈丁花]
沈丁花の香気(光の春)幽玄の火に息災願う
春日大社.節分萬燈籠が催されました
{鬼やらい・鬼走り・厄払い・厄おとし・厄神送り 等々と
呼ばれている『追儺の行事』~心中の災いと 疫病を
あらわす鬼を追い払う{節分祭} 招福を願う行事が
全国各地の社寺で催されました
皆さんの御宅でも 節分の夜は豆を撒いて鬼達を
追い払い 冬将軍に別れを告げ{立 春}を健やかに
迎えられたことでしょう!
弐拾年に一度 社殿.大修復「式年造替」
{幽玄の世界}{災害.復興.祈願}息災祈る{節分萬燈籠}
{春日権現霊験記} にも描かれている『瑠璃燈籠』
[釣燈籠]の中でも最も古く式年造替に合わせて五基
新調されましたが.長暦弐年(1038)に藤原頼通が寄進
{春日権現験記}~四つの本殿の軒先に1基ずつ
緑色の燈籠が描かれていますね!
平安時代の『瑠璃燈籠』は奥州平泉.藤原氏が所蔵
していた記録もあり 室町時代には正月の数日間点灯!
鎌倉時代に藤原頼通.奉納の『瑠璃燈籠』を基に新調
現存するのは弐代目と考えられていますね!
幽玄の火に息災願う春日社 節分 萬燈籠(幽玄の世界)
平安朝の頃から庶民信仰が厚く藤原氏を始め
一般国民から奉納された境内にある 3000基!
萬燈籠---古いのは釣り燈篭で藤原頼通の
寄進した瑠璃燈籠(1038) 石燈籠では若宮社の
南方にある藤原忠通の寄進した
柚木燈籠- (1137)また飛火野横の参道には
立派な2つの{大燈籠}がありますね!
崇敬者の願いを揉められた和紙が貼られ
萬燈籠の日.舞楽奉納の後.花山院弘匡宮司が
本殿前の「瑠璃燈籠」に点火!
回廊に吊るされた1千基の釣灯籠.参道脇に並ぶ
2千基の石灯籠にも浄火を入れられ境内にある
約3000基全ての{萬燈籠}に 火が灯されます
まるで 王朝.幽玄の世界が繰り広げられ
本殿周辺は釣燈籠が並び 朱塗の回廊を照らし
恰も艶やかな平安朝の王朝絵巻の様ですね!
燈籠が整然と並ぶ 二ノ鳥居から神苑付近も
《蝋燭の明かり》が大和.春日社の[冬の夜]を
照らし{幽玄の世界}が繰り広げられます
{萬燈籠}は 江戸時代末頃までは{常夜灯}
油料の続く限り毎晩燈されました
また{雨乞祈願}にも万燈が行われた!
との記録がある様ですね!
萬燈籠は明治維新後一時 廃止されたが
明治21年から再興され{節分と御盆}の
年2回 点火されています
近年は*(中元萬燈籠)8月14日,15日
* (節分萬燈籠)2月 節分日
節分萬燈籠・・・・諸願成就の祈願祭で
舞楽が奉納されます
千とせまで かけぞまもる 氏人の
かうべといます 君のたますき
[鬼やらい] [鬼走り] [厄払い] [厄おとし]
[厄神送り] ~『追儺の行事』~{節分祭}
「福は内へ いり豆の今夜もてなしに
拾ひ拾ひや 鬼は出)らん」(宗長)
鬼が 豆を見て(もてなしか)と拾って食べて
いくうちに家から出て行く!
{豆まきには{鬼を払う意味}と豆を投げ与えて
{恵んでなごませる意味}の2つがある」
(新谷尚紀・国学院大学教)
『穀霊信仰』農耕民族として長い歴史を持つ日本人
「五穀」{米、麦、ひえ、あわ、豆}に災いを払う
霊力があると信じて来ました
古事記には米を始め穀物に由来のある神様が登場
今日でも神社などでは {散米}の行事が執り行われる
祓いや清めの目的で米をまき散らし米の霊力に
よって悪魔や悪霊を退散させる
「大豆の霊力を利用するのは『散米』と同じ」
新谷教授は解説されていますね!
{邪気}~心中の災いと疫病をあらわす~{節分祭}
邪気を追い払い一年の無病息災を願う!
列島各地の社寺で {招福}を願う各種の行事が
催されていますね!
「元興寺」は八雷神・元興神の鬼の発祥地!
元興寺に纏わる鬼[ガゴゼ][ガゴジ][ガンゴ]
{福は家の内に入るように}
{鬼は自分の内から出るように}
「福は内!鬼は内!
邪悪な鬼を退治する雷を神格化~(八雷神)
(元興神)鬼の様な姿で表現されていますね!
{鬼もまた心のかたち豆を打つ}(中原道夫)
「福は内」「福は内」「福は内」
(成田山新勝寺)鬼さえも改心させる不動明王
{鬼は外}とは唱えず{福は内}だけを繰り返し
NHK大河ドラマ「西郷どん」の出演者も参加
威勢良く豆を捲いていましね!
「福は山」~御神体が三輪山(大神神社)
狂言「福の神」大神神社に参詣した太郎冠者
三輪大明神はお山が御神体であるから福は山と
囃して豆を撒く~{開運厄除の祭典}節分祭!
福寿豆撒き式.裃を着けた年男.年女が拝殿より
賑やかに福豆と福餅を撒き「福の神」と同様に
「福は山」の掛け声と共に豆を撒きますね!
京都 {千本釈迦堂}伝統{おかめ福節分会}
千本釈迦堂の本堂が建立された780年前から
催されている(除災招福)の伝統行事ですね!
伝統の({おかめ}や{赤鬼・青鬼}が登場する
狂言「鬼追いの儀」 が披露されますね!
狂言は三人の{年男}が豆を投げても
退散しない4匹の鬼のもとに{おかめ}が
登場!笑みを見せると鬼がとたんに
改心するという 筋書ですね!
{往馬大社.本殿前の祝詞舎}でも総代さんが
幸せと無病息災を願い袋に入れた福豆を
四方に撒き社殿の周囲を埋めた多くの参拝者は
背伸びし 腕を伸ばし乍ら(福豆)を競うようにして
頂いておられました
小豆粥の振る舞いがあり身体も温まりこの一年の
幸せを祈念し乍ら 美味しくいただきました
{東より春は来ると植ゑし梅} (高浜虚子)
{天深く春立つものの芽を見たり}(加藤 楸邨)
千とせまで かけぞまもる 氏人の
かうべといます 君のたますき
強い上空寒気の影響で大雪.暴風雪が警戒され東日本や
西日本の日本海側は風雪.高波に注意が必要ですね!
千とせまで かけぞまもる 氏人の
かうべといます 君のたますき
鬼走り追儺の行事{節分祭}~気圧の谷や寒気の影響で
風はまだ冷たい[大和路]~ [秋は金木犀.春は沈丁花]
沈丁花の香気(光の春)幽玄の火に息災願う
春日大社.節分萬燈籠が催されました
{鬼やらい・鬼走り・厄払い・厄おとし・厄神送り 等々と
呼ばれている『追儺の行事』~心中の災いと 疫病を
あらわす鬼を追い払う{節分祭} 招福を願う行事が
全国各地の社寺で催されました
皆さんの御宅でも 節分の夜は豆を撒いて鬼達を
追い払い 冬将軍に別れを告げ{立 春}を健やかに
迎えられたことでしょう!
弐拾年に一度 社殿.大修復「式年造替」
{幽玄の世界}{災害.復興.祈願}息災祈る{節分萬燈籠}
{春日権現霊験記} にも描かれている『瑠璃燈籠』
[釣燈籠]の中でも最も古く式年造替に合わせて五基
新調されましたが.長暦弐年(1038)に藤原頼通が寄進
{春日権現験記}~四つの本殿の軒先に1基ずつ
緑色の燈籠が描かれていますね!
平安時代の『瑠璃燈籠』は奥州平泉.藤原氏が所蔵
していた記録もあり 室町時代には正月の数日間点灯!
鎌倉時代に藤原頼通.奉納の『瑠璃燈籠』を基に新調
現存するのは弐代目と考えられていますね!
幽玄の火に息災願う春日社 節分 萬燈籠(幽玄の世界)
平安朝の頃から庶民信仰が厚く藤原氏を始め
一般国民から奉納された境内にある 3000基!
萬燈籠---古いのは釣り燈篭で藤原頼通の
寄進した瑠璃燈籠(1038) 石燈籠では若宮社の
南方にある藤原忠通の寄進した
柚木燈籠- (1137)また飛火野横の参道には
立派な2つの{大燈籠}がありますね!
崇敬者の願いを揉められた和紙が貼られ
萬燈籠の日.舞楽奉納の後.花山院弘匡宮司が
本殿前の「瑠璃燈籠」に点火!
回廊に吊るされた1千基の釣灯籠.参道脇に並ぶ
2千基の石灯籠にも浄火を入れられ境内にある
約3000基全ての{萬燈籠}に 火が灯されます
まるで 王朝.幽玄の世界が繰り広げられ
本殿周辺は釣燈籠が並び 朱塗の回廊を照らし
恰も艶やかな平安朝の王朝絵巻の様ですね!
燈籠が整然と並ぶ 二ノ鳥居から神苑付近も
《蝋燭の明かり》が大和.春日社の[冬の夜]を
照らし{幽玄の世界}が繰り広げられます
{萬燈籠}は 江戸時代末頃までは{常夜灯}
油料の続く限り毎晩燈されました
また{雨乞祈願}にも万燈が行われた!
との記録がある様ですね!
萬燈籠は明治維新後一時 廃止されたが
明治21年から再興され{節分と御盆}の
年2回 点火されています
近年は*(中元萬燈籠)8月14日,15日
* (節分萬燈籠)2月 節分日
節分萬燈籠・・・・諸願成就の祈願祭で
舞楽が奉納されます
千とせまで かけぞまもる 氏人の
かうべといます 君のたますき
[鬼やらい] [鬼走り] [厄払い] [厄おとし]
[厄神送り] ~『追儺の行事』~{節分祭}
「福は内へ いり豆の今夜もてなしに
拾ひ拾ひや 鬼は出)らん」(宗長)
鬼が 豆を見て(もてなしか)と拾って食べて
いくうちに家から出て行く!
{豆まきには{鬼を払う意味}と豆を投げ与えて
{恵んでなごませる意味}の2つがある」
(新谷尚紀・国学院大学教)
『穀霊信仰』農耕民族として長い歴史を持つ日本人
「五穀」{米、麦、ひえ、あわ、豆}に災いを払う
霊力があると信じて来ました
古事記には米を始め穀物に由来のある神様が登場
今日でも神社などでは {散米}の行事が執り行われる
祓いや清めの目的で米をまき散らし米の霊力に
よって悪魔や悪霊を退散させる
「大豆の霊力を利用するのは『散米』と同じ」
新谷教授は解説されていますね!
{邪気}~心中の災いと疫病をあらわす~{節分祭}
邪気を追い払い一年の無病息災を願う!
列島各地の社寺で {招福}を願う各種の行事が
催されていますね!
「元興寺」は八雷神・元興神の鬼の発祥地!
元興寺に纏わる鬼[ガゴゼ][ガゴジ][ガンゴ]
{福は家の内に入るように}
{鬼は自分の内から出るように}
「福は内!鬼は内!
邪悪な鬼を退治する雷を神格化~(八雷神)
(元興神)鬼の様な姿で表現されていますね!
{鬼もまた心のかたち豆を打つ}(中原道夫)
「福は内」「福は内」「福は内」
(成田山新勝寺)鬼さえも改心させる不動明王
{鬼は外}とは唱えず{福は内}だけを繰り返し
NHK大河ドラマ「西郷どん」の出演者も参加
威勢良く豆を捲いていましね!
「福は山」~御神体が三輪山(大神神社)
狂言「福の神」大神神社に参詣した太郎冠者
三輪大明神はお山が御神体であるから福は山と
囃して豆を撒く~{開運厄除の祭典}節分祭!
福寿豆撒き式.裃を着けた年男.年女が拝殿より
賑やかに福豆と福餅を撒き「福の神」と同様に
「福は山」の掛け声と共に豆を撒きますね!
京都 {千本釈迦堂}伝統{おかめ福節分会}
千本釈迦堂の本堂が建立された780年前から
催されている(除災招福)の伝統行事ですね!
伝統の({おかめ}や{赤鬼・青鬼}が登場する
狂言「鬼追いの儀」 が披露されますね!
狂言は三人の{年男}が豆を投げても
退散しない4匹の鬼のもとに{おかめ}が
登場!笑みを見せると鬼がとたんに
改心するという 筋書ですね!
{往馬大社.本殿前の祝詞舎}でも総代さんが
幸せと無病息災を願い袋に入れた福豆を
四方に撒き社殿の周囲を埋めた多くの参拝者は
背伸びし 腕を伸ばし乍ら(福豆)を競うようにして
頂いておられました
小豆粥の振る舞いがあり身体も温まりこの一年の
幸せを祈念し乍ら 美味しくいただきました
{東より春は来ると植ゑし梅} (高浜虚子)
{天深く春立つものの芽を見たり}(加藤 楸邨)
千とせまで かけぞまもる 氏人の
かうべといます 君のたますき