9月末、パラ卓球日本人プレーヤーである限り最も重要な大会を無事に迎え、終えることが出来た。
結果は混合ダブルス(クラス7以下)3位、男子ダブルス(クラス8以下)4位、シングルス3位だった。
全日本パラはこれまで毎年11月下旬に開催されてきた。
確か2年前から東京での開催になったけど、僕が知る限りそれまではずっと大阪での開催だった。
東京開催は今のところ毎回会場が変わっていて、3回目の今年も初めての会場だった。
そして9月という初めてのタイミングでの開催。
さらには、これまでは2日間での開催だったのが3日間開催となり、試合のスケジュールも今回初めての形となった。
ちなみに初日が混合ダブルス、2日目に男女各ダブルスとシングルスの予選、3日目がシングルスの決勝トーナメントだった。
みんながここに向けて準備する大会で、ただでさえプレッシャーがかかるのだけれど、そこにさらに時期、場所、そしてスケジュールと初づくしが重なるので、個人的には色々不安の多いものだった。
ついでを言えば、8月末にこの体育館で一般の大会が開催されるのでそれに出場し会場を下見しておこうと考えていたけれど、その大会は台風の影響で中止となり、それがまた不安に拍車をかけることにもなっていた。
ほんのちょっとだけだけど(笑)
話を自分の結果に戻せば、まず一番の気持ちはシングルスもダブルスもそれぞれ自身で設定していたラインをクリアできたことにほっとしている。
でも最低ラインをクリアできただけで目標に至れなかったことは悔やまれる。
がしかし、そうした自分を今までにないレベルで客観視し分析出来ていること、それはまさにこれまでのトレーニングの成果を実感できるものであり、そこに大きな喜びを覚える。
だから、結果は少なからず悔しいのだけれど、この先が楽しみで仕方ないと思える自分もいて、「前向き」なんてありきたりな安っぽい言葉では表現したくないぜ!と思えるような心境にある(笑)
試合を振り返るとそれを見ている自分が今までとは違っている。
勝って嬉しい負けて悔しいよりも、感情はそのもっと先にある。
それが今までと異なるポイント。
思考が感情を追い越したというのかな?
いずれにせよ、積み重なっていることを実感。
そして積み重ねている、進んでいる方向の正しさを認識。
それは選択の正しさと理解。
これはエゴイズムと言われるかもしれないけれど、それで構わないと胸を張れる。
自分が正しいと思った主張を押し通す強さも必要だと思うから。
幸い卓球は個人技なので、コートの中ではそういう強さも不可欠だと思うし、見方を変えればそれこそがアスリート・マインドとも言われるものだろうから。
とにかく、今回の大会は結果以上にこれまでにないレベルで収穫の多いものとなった。
その分だけ、課題も実感出来た。
言われて気づくのではない、自分で気づけたのだ。
これまで同様コーチにも帯同いただいた。
それは自分以外の視点での気づきを得たいから。
でも今回はこれまでとは全然違っていた。
それこそが一番の収穫かも知れない。
今までと違うからこそ、違った収穫があり、異なる道を見いだせている。
繰り返すが、結果とは別のところで思いがけず実りの多い大会だった。
だからこそ、ここに至るまでの道程を振り返り、反省もし、修正して、次につなげていく。
視点を変えて自分の試合ではなく大会として俯瞰した振り返りを行うと、思っていた以上に疲れていた(笑)
大会期間中はそういう自覚は全くなかった。
これこそがアドレナリンうんぬんなのかなと思ったほど。
でも終わると身体の疲労は思っていた以上にあった。
出場した3種目は全て準決勝まで進み3位決定戦もあったのでフルの試合数だった。
2日目が思っていた以上に身体が疲れていたようだ。
ダブルスを6試合、その後5時間くらい間をあけてからシングルスの予選2試合。
この間、僕は調整を行いたかったので会場を一度出て別の場所へ練習に向かった。
1時間程度の軽い調整を行い会場へ戻る。
昼食は取らなかった。
それはいつものこと。
「身体を休める」という休憩も取らなかった。
当日のコンディションもそれを必要とは全くしていなくて、万全の状態と自覚していた。
がしかし、そうではなかったようだった。
見ていた人が言うには、「午前中と身体の動きが全然違っていた」らしい。
腕の動き、同じ動きでも腕の上がり方、角度が大きく違っていたという。
「身体が重そう」だったらしい。
だからなのか?
夕方の2試合はサーブミスを連発した。
なんで?と思うくらいに上手くできなかった。
この日を振り返ると、確かにそうなっていても不思議ではないなと反省。
休憩と栄養補給の重要性を改めて学ぶ。
そして2日目に僕が気にしていたのは足の「ケイセイ」。
僕は足を自分で動かせないけど、伸びたり曲がったり震えたりと勝手に動く、力が入る。
それを「ケイセイ(医学用語)」と呼ぶ。
それが生じると上半身にも影響を与えるので、姿勢が崩れたりして安定しないのだ。
同じ姿勢が長く続くとケイセイが生じやすいので、それは必ず発生するものと捉え、それをどうマネージメントするかを考えていた。
試合の間が長く空くことをプラスになると捉え、その時間の過ごし方をシミュレーションし、リスクを踏まえた上でのマネージメントを心がけた。
成功したつもりではいたけど、結果的には失敗の方が大きいように思う。
でも、そうしたことを学べたという点では成功とも言える。
これもまた次に生かしていきたい。
3日間を終えると疲れが一気に出た(笑)
自宅からの移動だったので起床時間も早く移動時間も長かったのも当然ある。
でもそれも承知の上だし、その疲労感の最も強かった部位などはそれだけ使っていたからということでもあり、それこそが収穫で喜びでもあった。
とにかく大会を無事に終えられたことを嬉しく思う。
技術的な部分だけでなく3日間というスケジュールのマネージメントが今後の課題にもなった訳で、そうした反省を次につなげていく。
今回はパリのオリパラで学んだ直後でもあったので、モチベーションというかテンションにも多少の違いがあったのかもしれない。
それを一過性のもので終わらせず、メリデメも客観的に捉えた上でそうした経験を自身の財産とし今後に活かしていきたい。
最後に、大会に関わった多くの方々、応援に来てくれた方々、コーチをはじめサポートしてくださった方々、この場を借りて御礼申し上げます。
「あいつは頑張ってるよ」とお世辞ではなく素直に言ってもらえるように、評価してもらえるように、これからも積み重ねていきます。
結果は混合ダブルス(クラス7以下)3位、男子ダブルス(クラス8以下)4位、シングルス3位だった。
全日本パラはこれまで毎年11月下旬に開催されてきた。
確か2年前から東京での開催になったけど、僕が知る限りそれまではずっと大阪での開催だった。
東京開催は今のところ毎回会場が変わっていて、3回目の今年も初めての会場だった。
そして9月という初めてのタイミングでの開催。
さらには、これまでは2日間での開催だったのが3日間開催となり、試合のスケジュールも今回初めての形となった。
ちなみに初日が混合ダブルス、2日目に男女各ダブルスとシングルスの予選、3日目がシングルスの決勝トーナメントだった。
みんながここに向けて準備する大会で、ただでさえプレッシャーがかかるのだけれど、そこにさらに時期、場所、そしてスケジュールと初づくしが重なるので、個人的には色々不安の多いものだった。
ついでを言えば、8月末にこの体育館で一般の大会が開催されるのでそれに出場し会場を下見しておこうと考えていたけれど、その大会は台風の影響で中止となり、それがまた不安に拍車をかけることにもなっていた。
ほんのちょっとだけだけど(笑)
話を自分の結果に戻せば、まず一番の気持ちはシングルスもダブルスもそれぞれ自身で設定していたラインをクリアできたことにほっとしている。
でも最低ラインをクリアできただけで目標に至れなかったことは悔やまれる。
がしかし、そうした自分を今までにないレベルで客観視し分析出来ていること、それはまさにこれまでのトレーニングの成果を実感できるものであり、そこに大きな喜びを覚える。
だから、結果は少なからず悔しいのだけれど、この先が楽しみで仕方ないと思える自分もいて、「前向き」なんてありきたりな安っぽい言葉では表現したくないぜ!と思えるような心境にある(笑)
試合を振り返るとそれを見ている自分が今までとは違っている。
勝って嬉しい負けて悔しいよりも、感情はそのもっと先にある。
それが今までと異なるポイント。
思考が感情を追い越したというのかな?
いずれにせよ、積み重なっていることを実感。
そして積み重ねている、進んでいる方向の正しさを認識。
それは選択の正しさと理解。
これはエゴイズムと言われるかもしれないけれど、それで構わないと胸を張れる。
自分が正しいと思った主張を押し通す強さも必要だと思うから。
幸い卓球は個人技なので、コートの中ではそういう強さも不可欠だと思うし、見方を変えればそれこそがアスリート・マインドとも言われるものだろうから。
とにかく、今回の大会は結果以上にこれまでにないレベルで収穫の多いものとなった。
その分だけ、課題も実感出来た。
言われて気づくのではない、自分で気づけたのだ。
これまで同様コーチにも帯同いただいた。
それは自分以外の視点での気づきを得たいから。
でも今回はこれまでとは全然違っていた。
それこそが一番の収穫かも知れない。
今までと違うからこそ、違った収穫があり、異なる道を見いだせている。
繰り返すが、結果とは別のところで思いがけず実りの多い大会だった。
だからこそ、ここに至るまでの道程を振り返り、反省もし、修正して、次につなげていく。
視点を変えて自分の試合ではなく大会として俯瞰した振り返りを行うと、思っていた以上に疲れていた(笑)
大会期間中はそういう自覚は全くなかった。
これこそがアドレナリンうんぬんなのかなと思ったほど。
でも終わると身体の疲労は思っていた以上にあった。
出場した3種目は全て準決勝まで進み3位決定戦もあったのでフルの試合数だった。
2日目が思っていた以上に身体が疲れていたようだ。
ダブルスを6試合、その後5時間くらい間をあけてからシングルスの予選2試合。
この間、僕は調整を行いたかったので会場を一度出て別の場所へ練習に向かった。
1時間程度の軽い調整を行い会場へ戻る。
昼食は取らなかった。
それはいつものこと。
「身体を休める」という休憩も取らなかった。
当日のコンディションもそれを必要とは全くしていなくて、万全の状態と自覚していた。
がしかし、そうではなかったようだった。
見ていた人が言うには、「午前中と身体の動きが全然違っていた」らしい。
腕の動き、同じ動きでも腕の上がり方、角度が大きく違っていたという。
「身体が重そう」だったらしい。
だからなのか?
夕方の2試合はサーブミスを連発した。
なんで?と思うくらいに上手くできなかった。
この日を振り返ると、確かにそうなっていても不思議ではないなと反省。
休憩と栄養補給の重要性を改めて学ぶ。
そして2日目に僕が気にしていたのは足の「ケイセイ」。
僕は足を自分で動かせないけど、伸びたり曲がったり震えたりと勝手に動く、力が入る。
それを「ケイセイ(医学用語)」と呼ぶ。
それが生じると上半身にも影響を与えるので、姿勢が崩れたりして安定しないのだ。
同じ姿勢が長く続くとケイセイが生じやすいので、それは必ず発生するものと捉え、それをどうマネージメントするかを考えていた。
試合の間が長く空くことをプラスになると捉え、その時間の過ごし方をシミュレーションし、リスクを踏まえた上でのマネージメントを心がけた。
成功したつもりではいたけど、結果的には失敗の方が大きいように思う。
でも、そうしたことを学べたという点では成功とも言える。
これもまた次に生かしていきたい。
3日間を終えると疲れが一気に出た(笑)
自宅からの移動だったので起床時間も早く移動時間も長かったのも当然ある。
でもそれも承知の上だし、その疲労感の最も強かった部位などはそれだけ使っていたからということでもあり、それこそが収穫で喜びでもあった。
とにかく大会を無事に終えられたことを嬉しく思う。
技術的な部分だけでなく3日間というスケジュールのマネージメントが今後の課題にもなった訳で、そうした反省を次につなげていく。
今回はパリのオリパラで学んだ直後でもあったので、モチベーションというかテンションにも多少の違いがあったのかもしれない。
それを一過性のもので終わらせず、メリデメも客観的に捉えた上でそうした経験を自身の財産とし今後に活かしていきたい。
最後に、大会に関わった多くの方々、応援に来てくれた方々、コーチをはじめサポートしてくださった方々、この場を借りて御礼申し上げます。
「あいつは頑張ってるよ」とお世辞ではなく素直に言ってもらえるように、評価してもらえるように、これからも積み重ねていきます。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます