毎年大阪舞洲で年に2回開催されているピンポンパーンという車椅子卓球大会があって、今年も参加させていただいた。
一般的な大会や公式戦とは違って、車椅子の卓球チームが主催するものなのでアットホームな感じで、また「もてなしの心」が様々なところで見受けられる温かくユニークで面白い大会。
でも、参加する選手は国内トップの選手が多く、今年の全日本でクラストップの選手が3人、2位の選手が5人、僕を含めベスト4の選手が4人、他にも国内トップレベルの選手が様々に集った錚々たるメンバーによる大会。
更には立位や健常者の方も車椅子に座って参加OKの大会なので、立位の代表選手やプロコーチなども加わったハイレベルな大会なのだ。
だからこそエントリーする価値があるし、大会スポンサーでもある地元企業のマジで美味しいご当地ソースが参加賞でもらえたりもするので2度おいしいのもあり(笑)、パラ卓球界では時期の風物詩と言える大会でもある。
参加する選手それぞれで目的意識は様々あるだろうけど、僕の場合は次の試合に向けた確認と準備という意味合いが強く、テーマをもって挑むものだった。
僕は金曜日に仕事を終えてから移動し、土曜日は会場でお昼から多くの選手達と一緒に前日練習。
そして日曜日が試合という流れ。
ちなみに僕はいつもマイカーで移動。
日曜日も試合を終えたその足で車を走らせ帰京したのでした。
そして試合。
主催者の判断により選手のレベルに応じた予選リーグが設けられ、更に当日のくじ引きによる組み合わせでメンバーが決まるというシステム。
僕は上位のリーグに入れていただいたのだけれど、そこもすごく濃いリーグに。
パラリンピアンがいれば健常者プロコーチがいて、立位代表選手がいて、さらにもう一人代表選手がいるというもの。
障害によるクラス分けはないけれど、考えてみればリーグ内では僕が最も重いクラスだった。
そんなこと全然意識してなかったけど(笑)
その5人リーグで結果は1位と5位が確定。
2~4位は僕を含む3選手が勝敗数もセットカウントも全く同じということでじゃんけんで順位を決めることに(これも事前にアナウンスされていた方法)。
そのじゃんけんで僕は負けて4位確定。
1~3位が上位トーナメント、4,5位が中位トーナメント(更に下位トーナメントもある)進出なので、僕は中位に進むことに。
そのトーナメントでは嫌なイメージのある選手複数と対戦し、なんとか勝利を重ねて決勝戦まで進み、その決勝も苦手意識のある選手だったけど何とか勝つことが出来て優勝したのでした。
上位トーナメントに進めなかったのは残念だったけど、でも結果的にはより多くの試合を行えたことは僕にとって幸いなことだったし、タイミング的にもそれは良かったと思えていて、様々な点で収穫の多い試合となったのでした。
自分自身の現在地のチェックというのは常々心がけていることだけど、僕の場合それを見誤ることが多い。というか正しく認識できたためしがない。
そりゃそうだ(と肯定する自分もいるw)。
だって、その時の調子の良し悪しもあれば、自分自身の、あるいは環境面などといった外的要因のコンディションの違いもあるだろうし、それだけじゃない、対人競技だからこそ、相手のコンディションの違いもあって然りだから、全く同じ条件なんてのはあり得ない訳だ。
だからこそ、自分の立ち位置を確かめたいなんて思ってみても、正確なことをはかり知るのには無理がある。
でもそれでも知りたい。
知っておきたい。
だからその答えを求めてしまう。
そして結果から自分なりに結論付ける。
だけど、今回もそう、自分が持った印象と実際の立ち位置がどうなのか、そこにはギャップがあるんじゃないかと不安が残る。
まぁきっと誰もがそういうものなのだろうなとも思うのだけれど。
唯一絶対に間違いのない立ち位置、それはチャンピオンのみ。
でも頂点に立てば、立つからこそその位置を失いたくない、奪われたくないという不安がより大きくなるものだろうし、それがより重くのしかかるだろうから、他とは比べようのない大きな不安に苛まれるのだと思う。
であれば、やはり誰でも不安と戦う、ある意味その不安と共存しているのだといえる。
だからこそ、結局その不安を取り除くには毎日の積み重ねしかないなと僕は思っている。
しかしそれで必ずしも不安が取り除けるものではないのもまたリアルなところ。
結局はそのループを繰り返すことになる。
でもそのループを上方向のループにするのか、あるいは下方向にするのか、そこが重要になると考える。
そこには主観だけでなく質の高い客観的評価が不可欠であり、まずその環境を有しているかどうかが大きな分岐点になり得ると思える。
だって、自己評価だけでは都合の良い方向へ向きがちだから。
そしてその客観的評価を受け入れられるだけのコーチャビリティが自分自身どれだけあるかにもよるだろうし、そのフィードバックがどのくらいのレベルで行えるかという相互の信頼関係もあるだろうから、シンプルなことではないけれど、でもループを上下どっちに向かわせるか、それを変化させることは可能だと考える。
だから、柔軟な意思で、信念をもって、突き進むのみ。
なんて言うとカッコいいなぁ(笑)
いずれにしても、立ち位置はよく分からないし不安も拭い去れない。
でも手ごたえを実感できる部分もあったりする訳で、それは日々の積み重ねによるものだと思える。
そうやってPDCAを繰り返していくしかない訳だし、この大阪の試合みたいにそれをチェックできる機会があることをまず感謝したい。
ちなみに、よく聞かれるのが「〇〇で何か美味しいもの食べてきたんですか?」ということ。
今回であれば「大阪」であり、魅力的なメニューはたくさんあるのだけれど、実は試合でも合宿でも遠征に行った際にご当地グルメを食するということは全くと言っていいほど無い。
すごく残念なことではあるけれど、体調管理の為にそうしている。
僕の場合障害の都合上その辺りはよりシビアに管理する必要がある為。
じゃぁ何を食べる?
答えは、コンビニ食。
その方が管理しやすいし調整しやすいしどこでもイコール・コンディションだから。
だからどこへ行っても毎回同じもの、似たようなものになる。
ご当地とは真逆(笑)
で、時々ご当地スーパーのお惣菜。
これは超ドキドキで、その買い物なんかは見るだけで嬉しいし楽しい時間になる。
今回の大阪はコンビニでした。
試合を終えてそのまま帰路につくのだけれど、食事をする時間も惜しいので基本は移動中に車内で食べればいいじゃん、となり、某コーヒーショップのハム&チーズのパンとコーヒー、あるいはコンビニで買ったパンとコーヒーという食事で「腹を満たす」。
コーヒーショップのそのパンは気に入っているので、移動時の食事はむしろそれを意識していて、どこにお店があるというのも頭に入れている(笑)
食べやすさもあるから。
大阪と言えばだれでも思い浮かぶメニューは多数あるけれど、それには一切触れずに帰京。
コーチへのお土産も結局は「名古屋みやげ」を買って帰る始末(帰路途中のSAで、クオリティ重視で選ぶからw)
僕はそんな人間です(笑)
さぁ、季節も進み体調管理がまた一段とシビアな季節がやってきた。
コンディションもスケジュールも様々に自分自身を管理し活動していく。
少しでも上に向くように、それが例えループしていても、上に進んでいればそれもまた良し。
未来の自分を悲しませないように今を頑張る。
一般的な大会や公式戦とは違って、車椅子の卓球チームが主催するものなのでアットホームな感じで、また「もてなしの心」が様々なところで見受けられる温かくユニークで面白い大会。
でも、参加する選手は国内トップの選手が多く、今年の全日本でクラストップの選手が3人、2位の選手が5人、僕を含めベスト4の選手が4人、他にも国内トップレベルの選手が様々に集った錚々たるメンバーによる大会。
更には立位や健常者の方も車椅子に座って参加OKの大会なので、立位の代表選手やプロコーチなども加わったハイレベルな大会なのだ。
だからこそエントリーする価値があるし、大会スポンサーでもある地元企業のマジで美味しいご当地ソースが参加賞でもらえたりもするので2度おいしいのもあり(笑)、パラ卓球界では時期の風物詩と言える大会でもある。
参加する選手それぞれで目的意識は様々あるだろうけど、僕の場合は次の試合に向けた確認と準備という意味合いが強く、テーマをもって挑むものだった。
僕は金曜日に仕事を終えてから移動し、土曜日は会場でお昼から多くの選手達と一緒に前日練習。
そして日曜日が試合という流れ。
ちなみに僕はいつもマイカーで移動。
日曜日も試合を終えたその足で車を走らせ帰京したのでした。
そして試合。
主催者の判断により選手のレベルに応じた予選リーグが設けられ、更に当日のくじ引きによる組み合わせでメンバーが決まるというシステム。
僕は上位のリーグに入れていただいたのだけれど、そこもすごく濃いリーグに。
パラリンピアンがいれば健常者プロコーチがいて、立位代表選手がいて、さらにもう一人代表選手がいるというもの。
障害によるクラス分けはないけれど、考えてみればリーグ内では僕が最も重いクラスだった。
そんなこと全然意識してなかったけど(笑)
その5人リーグで結果は1位と5位が確定。
2~4位は僕を含む3選手が勝敗数もセットカウントも全く同じということでじゃんけんで順位を決めることに(これも事前にアナウンスされていた方法)。
そのじゃんけんで僕は負けて4位確定。
1~3位が上位トーナメント、4,5位が中位トーナメント(更に下位トーナメントもある)進出なので、僕は中位に進むことに。
そのトーナメントでは嫌なイメージのある選手複数と対戦し、なんとか勝利を重ねて決勝戦まで進み、その決勝も苦手意識のある選手だったけど何とか勝つことが出来て優勝したのでした。
上位トーナメントに進めなかったのは残念だったけど、でも結果的にはより多くの試合を行えたことは僕にとって幸いなことだったし、タイミング的にもそれは良かったと思えていて、様々な点で収穫の多い試合となったのでした。
自分自身の現在地のチェックというのは常々心がけていることだけど、僕の場合それを見誤ることが多い。というか正しく認識できたためしがない。
そりゃそうだ(と肯定する自分もいるw)。
だって、その時の調子の良し悪しもあれば、自分自身の、あるいは環境面などといった外的要因のコンディションの違いもあるだろうし、それだけじゃない、対人競技だからこそ、相手のコンディションの違いもあって然りだから、全く同じ条件なんてのはあり得ない訳だ。
だからこそ、自分の立ち位置を確かめたいなんて思ってみても、正確なことをはかり知るのには無理がある。
でもそれでも知りたい。
知っておきたい。
だからその答えを求めてしまう。
そして結果から自分なりに結論付ける。
だけど、今回もそう、自分が持った印象と実際の立ち位置がどうなのか、そこにはギャップがあるんじゃないかと不安が残る。
まぁきっと誰もがそういうものなのだろうなとも思うのだけれど。
唯一絶対に間違いのない立ち位置、それはチャンピオンのみ。
でも頂点に立てば、立つからこそその位置を失いたくない、奪われたくないという不安がより大きくなるものだろうし、それがより重くのしかかるだろうから、他とは比べようのない大きな不安に苛まれるのだと思う。
であれば、やはり誰でも不安と戦う、ある意味その不安と共存しているのだといえる。
だからこそ、結局その不安を取り除くには毎日の積み重ねしかないなと僕は思っている。
しかしそれで必ずしも不安が取り除けるものではないのもまたリアルなところ。
結局はそのループを繰り返すことになる。
でもそのループを上方向のループにするのか、あるいは下方向にするのか、そこが重要になると考える。
そこには主観だけでなく質の高い客観的評価が不可欠であり、まずその環境を有しているかどうかが大きな分岐点になり得ると思える。
だって、自己評価だけでは都合の良い方向へ向きがちだから。
そしてその客観的評価を受け入れられるだけのコーチャビリティが自分自身どれだけあるかにもよるだろうし、そのフィードバックがどのくらいのレベルで行えるかという相互の信頼関係もあるだろうから、シンプルなことではないけれど、でもループを上下どっちに向かわせるか、それを変化させることは可能だと考える。
だから、柔軟な意思で、信念をもって、突き進むのみ。
なんて言うとカッコいいなぁ(笑)
いずれにしても、立ち位置はよく分からないし不安も拭い去れない。
でも手ごたえを実感できる部分もあったりする訳で、それは日々の積み重ねによるものだと思える。
そうやってPDCAを繰り返していくしかない訳だし、この大阪の試合みたいにそれをチェックできる機会があることをまず感謝したい。
ちなみに、よく聞かれるのが「〇〇で何か美味しいもの食べてきたんですか?」ということ。
今回であれば「大阪」であり、魅力的なメニューはたくさんあるのだけれど、実は試合でも合宿でも遠征に行った際にご当地グルメを食するということは全くと言っていいほど無い。
すごく残念なことではあるけれど、体調管理の為にそうしている。
僕の場合障害の都合上その辺りはよりシビアに管理する必要がある為。
じゃぁ何を食べる?
答えは、コンビニ食。
その方が管理しやすいし調整しやすいしどこでもイコール・コンディションだから。
だからどこへ行っても毎回同じもの、似たようなものになる。
ご当地とは真逆(笑)
で、時々ご当地スーパーのお惣菜。
これは超ドキドキで、その買い物なんかは見るだけで嬉しいし楽しい時間になる。
今回の大阪はコンビニでした。
試合を終えてそのまま帰路につくのだけれど、食事をする時間も惜しいので基本は移動中に車内で食べればいいじゃん、となり、某コーヒーショップのハム&チーズのパンとコーヒー、あるいはコンビニで買ったパンとコーヒーという食事で「腹を満たす」。
コーヒーショップのそのパンは気に入っているので、移動時の食事はむしろそれを意識していて、どこにお店があるというのも頭に入れている(笑)
食べやすさもあるから。
大阪と言えばだれでも思い浮かぶメニューは多数あるけれど、それには一切触れずに帰京。
コーチへのお土産も結局は「名古屋みやげ」を買って帰る始末(帰路途中のSAで、クオリティ重視で選ぶからw)
僕はそんな人間です(笑)
さぁ、季節も進み体調管理がまた一段とシビアな季節がやってきた。
コンディションもスケジュールも様々に自分自身を管理し活動していく。
少しでも上に向くように、それが例えループしていても、上に進んでいればそれもまた良し。
未来の自分を悲しませないように今を頑張る。
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