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デカルト 主体としての自己(精神)とその存在を定式化

2020-08-07 14:00:11 | 


 

 

分別は、人間のもつあらゆるものの中でも、もっとも平等に分け与えられている。というのも、

だれでもみんな、自分には分別がじゅうぶんに備わっていると思っているし、その他のものについてはなかなか満足しない人だって、分別についてだけは、

手持ち以上にほしいなんて願わないのがふつうだからだ。そしてこれは、正しいものを判断し、真実とまちがいとを識別する能力、つまりいみじくも分別や理性と呼ばれるものが万人に平等だという証拠だと考えるべきなのであって、

この点でみんながまちがっているということは、あまりありそうにない。

 

 

ルネ・デカルトRené Descartes1596年3月31日 - 1650年2月11日)は、フランス生まれの哲学者数学者合理主義哲学の祖であり、近世哲学の祖として知られる。

 

考える主体としての自己(精神)とその存在を定式化した「我思う、ゆえに我あり」は哲学史上で最も有名な命題の一つである。そしてこの命題は、当時の保守的思想であったスコラ哲学の教えであるところの「信仰」による真理の獲得ではなく、人間の持つ「自然の光(理性)」を用いて真理を探求していこうとする近代哲学の出発点を簡潔に表現している。デカルトが「近代哲学の父」と称される所以である。

ただし、デカルトはそのすべてを信仰も根ざして考えており、著書『方法序説』においても神の存在証明を哲学的にしようと試みてさえいる。

初めて哲学書として出版した著作『方法序説』(1637年)において、冒頭が「良識 (bon sens) はこの世で最も公平に配分されているものである」という文で始まるため、思想の領域における人権宣言にも比される。


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ニーチェ 心の中に未来にふさわしいビジョンを描け Nietzsche Draw a vision suitable for the future in your heart

2020-07-22 13:20:39 | 
 



ニーチェはソクラテス以前の哲学者も含むギリシア哲学アルトゥル・ショーペンハウアーなどから強く影響を受け、その幅広い読書に支えられた鋭い批評眼で西洋文明を革新的に解釈した。実存主義の先駆者、または生の哲学の哲学者とされる。先行の哲学者マックス・シュティルナーとの間に思想的類似点(ニーチェによる「超人」とシュティルナーによる「唯一者」との思想的類似点等々)を見出され、シュティルナーからの影響がしばしば指摘されるが、ニーチェによる明確な言及はない。そのことはフリードリヒ・ニーチェとマックス・シュティルナーとの関係性の記事に詳しい。

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ニーチェは、真理理性価値権力自我などの既存の概念を逆説とも思える強靭な論理で解釈しなおし、悲劇的認識、デカダンスニヒリズムルサンチマン超人永劫回帰力への意志などの独自の概念によって新たな思想を生みだした。

永劫回帰


有名な永劫回帰(永遠回帰)説は、古代ギリシアの回帰的時間概念を借用して、世界は何か目標に向かって動くことはなく、現在と同じ世界を何度も繰り返すという世界観をさす。これは、生存することの不快や苦悩を来世の解決に委ねてしまうクリスチャニズムの悪癖を否定し、無限に繰り返し、意味のない、どのような人生であっても無限に繰り返し生き抜くという超人思想につながる概念である。

彼は、ソクラテス以前のギリシャに終生憧れ、『ツァラトゥストラ』などの著作の中で「神は死んだ」と宣言し、西洋文明が始まって以来、特にソクラテス以降の哲学道徳科学を背後で支え続けた思想の死を告げた。

超人


それまで世界や理性を探求するだけであった哲学を改革し、現にここで生きている人間それ自身の探求に切り替えた。自己との社会・世界・超越者との関係について考察し、人間は理性的生物でなく、キリスト教的弱者にあっては恨みという負の感情(ルサンチマン)によって突き動かされていること、そのルサンチマンこそが苦悩の原因であり、それを超越した人間が強者であるとした。ニーチェ思想において力の貴族主義思想を廃するはできない。さらには絶対的原理を廃し、次々と生まれ出る真理の中で、それに戯れ遊ぶ人間を超人とした。

すなわちニーチェは、クリスチャニズム、ルサンチマンに満たされた人間の持つ価値、及び長らく西洋思想を支配してきた形而上学的価値といったものは、現にここにある生から人間を遠ざけるものであるとする。そして人間は、合理的な基礎を持つ普遍的な価値を手に入れることができない、流転する価値、生存の前提となる価値を、承認し続けなければならない悲劇的な存在(喜劇的な存在でもある)であるとするのである。だが一方で、そういった悲劇的認識に達することは、既存の価値から離れ自由なる精神を獲得したことであるとする。その流転する世界の中、流転する真理を直視することは全て「力への意志」と言い換えられる。いわばニーチェの思想は、自身の中に(その瞬間では全世界の中に)自身の生存の前提となる価値を持ち、その世界の意志によるすべての結果を受け入れ続けることによって、現にここにある生を肯定し続けていくことを目指したものであり、そういった生の理想的なあり方として提示されたものが「超人」であると言える。

古代インド思想


ニーチェは『ヴェーダ』『ウパニシャッド』『マヌ法典』『スッタニパータ』などの古代インド思想に傾倒、ゴータマ・シッダールタを尊敬していた。度々、忌み嫌う西洋キリスト教文明と対比する形で仏教等の古代インド思想を礼賛し、「ヨーロッパはまだ仏教を受け入れるまでに成熟していない」と語っている

 

 

 

いわばニーチェの思想は、自身の中に(その瞬間では全世界の中に)自身の生存の前提となる価値を持ち、その世界の意志によるすべての結果を受け入れ続けることによって、現にここにある生を肯定し続けていくことを目指したものであり、そういった生の理想的なあり方として提示されたものが「超人」であると言える。

。──このことを、あの深遠な生理学者、仏陀は理解していた。その「宗教」は、むしろ衛生学と呼んだほうが、キリスト教のような哀れむべきものと混同しなくてすむ。仏陀の衛生学の効用は、ルサンチマンに勝つことだった。魂をルサンチマンから解放すること──それが、健康回復への第一歩なのだ。「敵意によって敵意は消えず、友情によって敵意は消える」。これは、仏陀の教えの最初に書かれている言葉である。

 

 

Nietzsche was strongly influenced by Greek philosophers including pre-Socrate philosophers and Artur Schopenhauer, and innovatively interpreted Western civilization with his sharp eye for his wide reading. Being a pioneer of existentialism or a philosopher of raw philosophy. The philosopher Max Stillner was found to have ideological similarities (such as Nietzsche's "superman" and Stilner's "only person" ideological similarities), and the influence from Stilner is often pointed out. However, Nietzsche has no explicit reference. More about that in the article on the relationship between Friedrich Nietzsche and Max Stilner.

Nietzsche reinterprets existing concepts such as God, truth, reason, value, power, and ego with a strong logic that can be thought of as a paradox, tragic recognition, decadence, nihilism, Lusantchiman, superhuman, eternal regression, will to power. A new idea was born by the original concept such as.

Eternal regression

The famous theory of eternal regression borrows the ancient Greek concept of recursive time, and refers to the world view that the world does not move toward any goal and repeats the same world as it is now. .. This is a superhuman thought that denies the bad habit of Christianism that leaves the discomfort and suffering of survival to the solution of the afterlife and repeats infinitely, meaninglessly, and survives infinitely in any life. It is a connected concept.

Longing for Greece before Socrates, he proclaimed "God died" in books such as "Zaratustra" and supported the philosophy, morality, and science of Socrates since the beginning of Western civilization. The death of continued thought was announced.

Superhuman

It reformed the philosophy that used to only search the world and reason until then, and switched to the search for the human being who is actually living here. Considering the relationship between oneself and society, the world, and transcendents, human beings are not rational creatures, but are driven by the negative feelings of resentment (Resantchiman) for the Christian vulnerable. This is the cause of distress, and the person who transcends it is the strong man. It is impossible to abolish the aristocratic idea of ​​power in Nietzsche. Furthermore, the absolute principle was abolished, and in the truth that was born one after another, the person playing with it was made superhuman.

That is to say, Nietzsche believes that Christianism, the value of human beings who are filled with Le Saint-Chimens, and the metaphysical values ​​that have long dominated Western thought are what alienate humans from the life here. And human beings have a tragic existence (even a comical existence) who must continue to approve values ​​that are in transition, values ​​that are prerequisites for survival that cannot obtain universal values ​​that have a rational basis. There is). However, on the other hand, reaching such tragic recognition is the acquisition of a spirit free from existing values. In the changing world, looking directly at the changing truth is paraphrased as "will to power." So to speak, Nietzsche's thought is that it has the value that is the premise of one's survival in oneself (and in the whole world at that moment) and continues to accept all the consequences of the will of that world, so that The aim is to continue to affirm that, and it can be said that the "superhuman" was presented as the ideal way of life.

Ancient indian thought

Nietzsche was devoted to ancient Indian thoughts such as "Veda", "Upanishad", "Manu Code" and "Suttanipata", and respected Gautama Siddhartha. He often praises ancient Indian thoughts such as Buddhism in contrast to the Western Christian civilization that he hates, saying that "Europe is not mature enough to accept Buddhism".

So to speak, Nietzsche's thought is that it has the value that is the premise of one's survival in oneself (and in the whole world at that moment) and continues to accept all the consequences of the will of that world, so that The aim is to continue to affirm that, and it can be said that the "superhuman" was presented as the ideal way of life.

.. ── That profound physiologist, Buddha, understood. The "religion" rather than being called hygiene does not have to be confused with pitiful things like Christianity. The utility of Buddha's hygiene was to defeat Le Saint Ciman. Releasing the soul from Le Saint Ciman-that is the first step to recovering health. "Hostility does not disappear, friendship does." This is the first word of Buddha's teaching.

 

 


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ワープする宇宙―5次元時空  リサ・ランドール

2020-07-22 09:14:12 | 
ワープする宇宙―5次元時空の謎を解く

 












リサ・ランドール
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ひも理論は違う。これは純粋に理論上の疑問と着想にもとづいていて、まだ数学的に完全に定式化されてもいないから、その予言についても、確たることは何も言えない。

 

 

一つの次元があることに気づく。このときから、物理法則は── もちろん常識も── 人に「次元は三つだ」と信じこませ、それ以上の次元があるとは夢にも思わせなくする。 だが、時空はそうして思い描いてきた姿とは驚くほど違っている可能性がある。これまでにわかっている物理法則のなかで、空間に三つしか次元がないと断定できるものはない。別の次元── 余剰次元── が存在している可能性を検討もしないうちに切り捨ててしまうのは、性急にすぎると言えるかもしれない。「上下」が「左右」や「前後」とは別の方向であるように、まったく新しい別の次元が私たちの宇宙に存在していたとしてもおかしくはない。実際に目で見たり、指先で感じたりはできない。

 

余剰次元がかたる。

 

 

 

 

 

 








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太宰治 人間失格

2020-07-21 09:36:45 | 


本名、津島 修治(つしま しゅうじ)。左翼活動での挫折後、自殺未遂や薬物中毒を繰り返しながらも、第二次世界大戦前から戦後にかけて作品を次々に発表。主な作品に『走れメロス』『津軽』『お伽草紙』『人間失格』がある。没落した華族の女性を主人公にした『斜陽』はベストセラーとなる。戦後は、その作風から坂口安吾織田作之助石川淳らとともに新戯作派無頼派と称されたが、典型的な自己破滅型の私小説作家であった

















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昔、弘前に住んいた。


太宰治の生家に行ったとこある。


立派な家が記憶ある。


 

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第三の目とホルモン   Third eye and hormone

2020-06-12 19:18:13 | 


 

 第三の目とホルモン


 

『第三の目とホルモン』という文章で、

  『おそらく、ひとは、「第三の目」などというと、いかにも空想的な、馬  鹿馬鹿しいことのように思うかも知れない。しかし、ヒトは、たしかに第 三の目を持っていたのである。いや、げんに持っているのだ。人間のから

 だのなかで最も重要なはたらきをする内分泌腺をくわしく調べてゆくと、それがはっきりしてくるのである。

  ヒトはまさしく第三の目を持ち、しかもそれはJ・D・ラトクリフのいうように、。残跡”ではなく、いまでも、活用すれば、実際に。見る”ことすら可能なのである。最近の科学の実験がそれを証明している。その最近の実験を紹介する前に、ひとつ、この不思

 議なはたらきをする内分泌腺という循のを、もう少しくわしく調べてみようではないか』

と、こうのべております



ヒトの脳の設計には致命的なミスがあった?

「その第三の目が、つまり、霊性の部位というわけです

か?」

 「いや、ちょっとちがいます。密接な関係はあるが、ちょっとちがいます。

第三の目は、ラトクリフのいうように、松果腺です。霊性の場は、それよりすこし深部の視床下部のそばです」

 

 「それは、ひと口でいうと、第三の目というのは、霊的次元のさまざまな現象を知覚し、見聞する能力を持つ目、といったらよいでしょう。視床下部のほうはそれを動かす。場”です。それはつまり、いまわれわれが持つ普通の目と脳との関係にあると思ったらよいでしょう」

 

 「視床下部がなぜ霊性の。場”であるかということについて、

『密教・超能力の秘密』で、脳生理学と、ホルモン分泌学と、酵素薬理学三つの面から解明しています。

 








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この視床下部が第三の目と連繋して活動する

とき、人間は霊性を顕現するのです。その究極において、『

、カミ、ホトケにまで到達するのです。人間は、知性・理性の場である新皮質と、本能の座である辺縁系の中間にある「間脳」に、霊性の場・霊性の脳を持っていたのです。これにより、人間はバランスがとれるのです。ところが、この間脳にある霊性の場を人間は失ってしまった」

 

 「しかし、それを知っている人たちがいた。その代表が、ゴータマ シャカです。シャカは。成仏法”という名でこの霊性の場を再開発するシステムを完成した。そして古代密教が、これを受けついだ」

 

 「古代密教、とおっしゃるのは、どういうわけですか?



 「後世の密教は、大乗仏教の影響をうけて、シャカがつたえたシステムを様式化してしまったのです。まったくちがったものにしてしまった」

 

 

ヒトの脳の設計には致命的なミスがあった?

 

 「しかし、仏像とか、仏画とかは、古代密教の表象をそのままつたえています。密教の仏像の多くが、第三の目を持っているのはこのためです」

 

「あの眉間のところにある目ですね?」

 

「そうです。その密教の代表ともいうべき仏像が、摩醗首羅です。これは、

梵語のMahegvara(マヘーシュバラ)を音写したもので、これを『大自在天』

と漢訳し、宇宙の大主宰神とされております。眉間に第三の目があって、合計、三つの目を持っています。われわれは、目が二つです。その二つの目の一つは、辺縁系の脳に通ずる目であり、もう一つは新皮質の脳に通ずる目で、この二つが一対になって、現象世界(物質世界)を見るのです。このほかに、じつはもう一つの目があった。それは間脳の視床下部の脳に通ずる霊性の目で、霊的世界を見る目です。これが、第三の目とよばれるものなのです」

 

 「で、その第三の目が、『残跡』となると同時に、先霊性の

『場』もはたらかなくなってしまったということですか?」

 「、霊性の『場』が閉ざされてはたらかなくなつてしまったから、第三の目もはたらかなくなって、たんなる『残痕』になってしまったのだともいえるでしょう。要するに、この両者は、密接な相関関係にあるものですから 「ふうむ」

 

 「なぜ、人間は、その霊性の『場』を失ってしまったのですか? 退化、と

は考えられませんねえ。人間の精神活動は原始時代から非常なスピードで進化し、進歩しているわけですから、退化などとは考えられない」

 

「その理由ですか?」

 

 とわたくしは言った。

―「第三の目」はなぜ消えてしまったのか?

 

 第三の目が閉じられてしまったのには、もちろん、大きな理由がある。霊性の『場』は、間脳の視床下部にあるのだが、それは、要するに、物質的な欲望や本能を制御し、時には否定して、より崇高なるものにあこがれる精神領域である。そういうと、それは新皮質系の領域じゃないかといわれるかも知れない。

 

そうではないのである。

 

 新皮質の知性は、神を考え(分析し演鐸し)、仏を理解しようとするもので

ある霊性はそれとちかって、神と一体になり、仏と同化しようとする趨性

です。

 

明らかに新皮質系のものとは異質のものです。

 

 新皮質が生む知性は、

表現によれば『より良く生きる』ことと、『より高く生きる』ことを目ざす。

 

 



 

Third eye and hormone

In the sentence "Third eye and hormone",

”Maybe, people may think that it's a fancy, stupid thing to say, such as the “third eye”. However, humans did have a third eye. No, I have it. From human

However, when we examine the endocrine glands that play the most important role among them, it becomes clear.

Human has a very third eye, and that's what JD Ratcliff says. Even if you use it, you can actually see it. Recent scientific experiments prove it. Before introducing that recent experiment, one

”Let's examine the circulation of the endocrine glands that work as a controversial in more detail.”

I am saying this

"

Was there a fatal mistake in the design of the human brain?

"The third eye is the spiritual part.

Is it? "

”No, it's a little different. There is a close relationship, but a little different.

The third eye, like Ratcliff, is the pineal gland. The spiritual field is near the hypothalamus, a little deeper than that.''



"In a nutshell, the third eye is the eye that has the ability to perceive and see various phenomena in the spiritual dimension. The hypothalamus moves it. It's a place. That means, in essence, what we have today's normal eye-brain relationship.''



About why the hypothalamus is a spiritual place.

In "Secrets of Esotericism and Esotericity," we will discuss brain physiology, hormone secretion, and enzyme pharmacology.

It is clarified from three aspects.

This hypothalamus works in conjunction with the third eye

Sometimes humans manifest spirituality. In that ultimate,

, Kami, and even Hotoke. Humans had a spiritual field and a spiritual brain in the middle cortex between the neocortex, which is the place of intelligence and reason, and the limbic system, the locus of instinct. This balances humans. However, humans have lost the spiritual field in this diencephalon.''



”But there were people who knew it. The representative was Gautama Shaka. Shaka completed the system for redeveloping this place of spirituality under the name of. And ancient esoteric Buddhism accepted this.''

Why do you say ancient esoteric Buddhism?

"

”The posterity of esoteric Buddhism had the effect of Mahayana Buddhism and stylized the system that Shaka stood for. It made it completely different.”

Was there a fatal mistake in the design of the human brain?

”But Buddhist statues and paintings still represent ancient esoteric Buddhism. This is why many Buddhist Buddhist statues have a third eye.”



"It's an eye in the brow, right?"



"Yes, the Buddhist image that should be called the representative of the esoteric Buddhism is Mago Shura.

This is a transcribed version of the Brahma Mahegvara, and it is called "Daisenten".

It is translated into Chinese and is regarded as the presiding deity of the universe. There is a third eye between the brows, for a total of three eyes. We have two eyes. One of the two eyes is an eye that connects to the limbic brain, and the other is an eye that connects to the brain of the neocortex. These two form a pair to see the phenomenon world (material world). is. Besides this, there was actually another eye. It is a spiritual eye that leads to the brain of the hypothalamus of the diencephalon, the eye that sees the spiritual world. This is what we call the Third Eye.''

”And then, at the same time that the third eye becomes a “remain”,

Does that mean that "ba" has stopped working? "

"The spiritual "field" has been closed and it's been working so badly that the third eye isn't working either, and it's just a "residual". In short, both , Because there is a close correlation, "Fumu"



”Why did humans lose their spiritual “place”?

I can't think of that. Human mental activity is evolving and advancing at an extremely rapid rate since the primordial period, so it cannot be considered degenerate.''



"Why is that?"

I said.

-Why did the "third eye" disappear?

/> Of course, there is a big reason why the third eye was closed. The spiritual "field", located in the hypothalamus of the diencephalon, is, in essence, a spiritual realm that controls and sometimes denies material desires and instinct for longing for something more sublime. It may be said that it is a region of the neocortical system.

That is not the case.

The intelligence of the neocortex is to think about God (analyze and play) and try to understand the Buddha

On the other hand, a certain spirituality tends to become one with God and assimilate with Buddha.

is.

Apparently it is different from that of the neocortical system.

The intelligence of the neocortex is

According to the expressions, we aim to “live better” and “live higher”.

 
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脳と心の革命瞑想―魔法のクンダリニー・真珠秘伝 (日本語) 単行本

2020-04-29 12:57:32 | 


 

内容(「BOOK」データベースより)


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変身の原理  本

2020-04-22 14:15:17 | 
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変身の原理?密教の神秘


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単行本: 560ページ
出版社: 平河出版社 (2002/12)
言語: 日本語
ISBN-10: 4892033200
ISBN-13: 978-4892033209
発売日: 2002/12
梱包サイズ: 19 x 13.8 x 3.8 cm
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『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、 “新型コロナウィルス”についてTIME誌に緊急寄稿

2020-03-26 08:39:57 | 
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単行本 - 人文書



『サピエンス全史』のユヴァル・ノア・ハラリ氏、 “新型コロナウィルス”についてTIME誌に緊急寄稿!





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著作累計が2,000万部を突破した世界的歴史学者・哲学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏は、2020年3月15日付アメリカTIME誌に「人類はコロナウイルスといかに闘うべきか――今こそグローバルな信頼と団結を(原題:In the Battle Against Coronavirus, Humanity Lacks Leadership)」と題した記事を寄稿しました。

新型コロナウイルスと対峙する上での示唆に富んだハラリ氏のメッセージを、氏の著作全てを訳した柴田裕之氏が新たに訳しおろし、ハラリ氏並びにTIME誌の了解を得て、緊急全文公開します!

現代における「知の巨人」が考える、“今、人類に本当に必要なこと”、“真の意味での新型コロナウィルスに対する勝利”とは何か。是非ご一読下さい















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多くの人が新型コロナウイルスの大流行をグローバル化のせいにし、この種の感染爆発が再び起こるのを防ぐためには、脱グローバル化するしかないと言う。壁を築き、移動を制限し、貿易を減らせ、と。だが、感染症を封じ込めるのに短期の隔離は不可欠だとはいえ、長期の孤立主義政策は経済の崩壊につながるだけで、真の感染症対策にはならない。むしろ、その正反対だ。感染症の大流行への本当の対抗手段は、分離ではなく協力なのだ。

感染症は、現在のグローバル化時代のはるか以前から、厖大ぼうだいな数の人命を奪ってきた。14世紀には、飛行機もクルーズ船もなかったというのに、黒死病(ペスト)は10年そこそこで東アジアから西ヨーロッパへと拡がり、ユーラシア大陸の人口の四半分を超える7500万~2億人が亡くなった。イングランドでは、10人に4人が命を落とし、フィレンツェの町は、10万の住民のうち5万人を失った。

1520年3月、フランシスコ・デ・エギアという、たった1人の天然痘ウイルス保有者がメキシコに上陸した。当時の中央アメリカには電車もバスもなければ、ロバさえいなかった。それにもかかわらず、天然痘は大流行し、12月までに中央アメリカ全域が大打撃を受け、一部の推定によると、人口の3分の1が亡くなったとされている。

1918年には、ひどい悪性のインフルエンザウイルスが数か月のうちに世界の隅々まで拡がり、5億もの人が感染した。これは当時の人口の4分の1を超える。インドでは人口の5%、タヒチ島では14%、サモア諸島では20%が亡くなったと推定されている。このパンデミック(世界的大流行)は、1年にも満たぬうちに何千万(ことによると1億)もの人の命を奪った。これは、4年に及ぶ第1次世界大戦の悲惨な戦いでの死者を上回る数だ。

1918年以来の100年間に、人口の増加と交通の発達が相まって、人類は感染症に対してなおさら脆弱になった。中世のフィレンツェと比べると、東京やメキシコシティのような現代の大都市は、病原体にとってははるかに獲物が豊富だし、グローバルな交通ネットワークは今日、1918年当時よりもずっと高速化している。ウイルスは、24時間もかからないでパリから東京やメキシコシティまで行き着ける。したがって私たちは、致死性の疫病えきびょうが次から次へと発生する感染地獄に身を置くことを覚悟しておくべきだった。

ところが実際には、感染症の発生率も影響も劇的に減少した。エイズやエボラ出血熱などの恐ろしい感染爆発はあったものの、21世紀に感染症で亡くなる人の割合は、石器時代以降のどの時期と比べても小さい。これは、病原体に対して人間が持っている最善の防衛手段が隔離ではなく情報であるためだ。人類が感染症との戦いに勝ち続けてきたのは、病原体と医師との間の軍拡競争で、病原体がやみくもな変異に頼っているのに対して、医師は情報の科学的分析を拠り所としているからにほかならない。

14世紀に黒死病が猛威を振るったときには、何が原因で、どんな手が打てるのか、人々は見当もつかなかった。近代以前、人類はたいてい病気を、怒れる神や悪意に満ちた魔物や汚い空気のせいにし、細菌やウイルスが存在するなどとは考えもしなかった。天使や妖精がいると信じていたものの、たった一滴の水に命の略奪者の恐ろしい大軍が潜んでいようとは、想像もできなかった。したがって、黒死病や天然痘が襲ってきたとき、為政者が思いつくことと言えば、大規模な祈禱きとうの催しを行ない、さまざまな神や聖人に救いを求めることぐらいのものだった。だが、効き目はなかった。それどころか、大勢の人が集まって祈りを捧げると、集団感染を招くことが多かった。

20世紀には、世界中の科学者や医師や看護師が情報を共有し、力を合わせることで、病気の流行の背後にあるメカニズムと、大流行を阻止する手段の両方を首尾良く突き止めた。進化論は、新しい病気が発生したり、昔からある病気が毒性を増したりする理由や仕組みを明らかにした。遺伝学のおかげで、現代の科学者たちは病原体自体の「取扱説明書」を調べることができるようになった。中世の人々が、黒死病の原因をついに発見できなかったのに対して、科学者たちはわずか2週間で新型コロナウイルスを見つけ、ゲノムの配列解析を行ない、感染者を確認する、信頼性の高い検査を開発することができた。

感染症の大流行の原因がいったん解明されると、感染症との戦いははるかに楽になった。予防接種や抗生物質、衛生状態の改善、医療インフラの充実などのおかげで、人類は目に見えない襲撃者よりも優位に立った。1967年には依然として、1500万人が天然痘にかかり、そのうち200万人が亡くなった。だが、その後の10年間に天然痘の予防接種が世界中で推進されてこの対抗策は大成功を収め、1979年には世界保健機関が、人類の勝利と天然痘の根絶を宣言した。そして2019年には、天然痘にかかったり、天然痘で命を落としたりした人は、1人としていなかった。

この歴史は、現在の新型コロナウイルス感染症について、何を教えてくれるのだろうか?

第一に、国境の恒久的な閉鎖によって自分を守るのは不可能であることを、歴史は示している。グローバル化時代のはるか以前の中世においてさえ、感染症は急速に広まったことを思い出してほしい。だから、たとえ国際的なつながりを1348年のイングランドの水準まで減らしたとしてもなお、不十分だろう。隔離によって本当に自分を守りたければ、中世にさかのぼってもうまくいかない。完全に石器時代まで戻る必要がある。だが、そんなことが可能だろうか?

第二に、真の安全確保は、信頼のおける科学的情報の共有と、グローバルな団結によって達成されることを、歴史は語っている。感染症の大流行に見舞われた国は、経済の破滅的崩壊を恐れることなく、感染爆発についての情報を包み隠さず進んで開示するべきだ。一方、他の国々はその情報を信頼できてしかるべきだし、その国を排斥したりせず、自発的に救いの手を差し伸べなくてはいけない。現時点で、中国は新型コロナウイルスについて重要な教訓の数々を世界中の国々に伝授できるが、それには高度な国際的信頼と協力が求められる。

国際協力は、効果的な検疫を行なうためにも必要だ。隔離と封鎖は、感染症の拡大に歯止めをかける上で欠かせない。だが、国家間の信頼が乏しく、各国が自力で対処せざるをえないと感じていたら、政府はそのような思い切った対策の実施をためらう。もし国内で新型コロナウイルスの感染者が100人見つかったら、ただちに都市や地方をまるごと封鎖するだろうか? それはおおむね、他国に何が期待できるか次第だ。自国の都市を封鎖すれば、経済の崩壊を招きかねない。そのときには他国が援助してくれるだろうと思っていれば、封鎖のような大胆な措置も取りやすくなる。だが、他国に見捨てられると考えていれば、おそらく躊躇し、手遅れになるだろう。

こうした感染症について人々が認識するべき最も重要な点は、どこであれ1国・・における感染症の拡大が、全人類・・・を危険にさらすということだ。それは、ウイルスが変化するからだ。コロナのようなウイルスは、コウモリなどの動物に由来する。それが人間に感染すると、当初は、人間という宿主しゅくしゅにはうまく適応していない。だが、人間の体内で増殖しているうちに、ときおり変異を起こす。ほとんどの変異は無害だ。だが、たまに変異のせいで感染力が増したり、人間の免疫系への抵抗力が強まったりする。そして、このウイルスの変異株が人間の間で今度は急速に広まる。たった1人の人間でも、何兆ものウイルス粒子を体内に抱えている場合があり、それらが絶えず自己複製するので、感染者の1人ひとりが、人間にもっと適応する何兆回もの新たな機会をウイルスに与えることになる。個々のウイルス保有者は、何兆枚もの宝くじの券をウイルスに提供する発券機のようなもので、ウイルスは繁栄するためには当たりくじを1枚引くだけでいい。

これはただの臆測ではない。リチャード・プレストンは著書『レッドゾーンの危機(Crisis in the Red Zone)』で2014年のエボラ出血熱の感染爆発における、まさにそうした一連の出来事を描き出している。この感染爆発のきっかけは、コウモリから人間へのエボラウイルスの感染だった。感染者は重症になったが、ウイルスは依然として人体よりもコウモリの体内での生息に適応していた。エボラウイルスが比較的稀な病気から猛威を振るう感染症に変化したのは、西アフリカのマコナ地区のどこかで、たった1人に感染したあるエボラウイルスの、たった1つの遺伝子の中で起こった、たった1度の変異のせいだった。この変異のおかげで、「マコナ株」と呼ばれるエボラウイルスのこの変異株は、人間の細胞のコレステロール輸送体に結びつくことができるようになった。こうして、この輸送体はコレステロールの代わりにエボラウイルスを細胞内に引き入れ始めた。この新しいマコナ株は、人間への感染性が4倍も高まった。

みなさんがこの文章を読んでいる間にも、テヘランかミラノか武漢の誰かに感染した新型コロナウイルスの、たった1つの遺伝子の中で、それに似た変異が起こりつつあるかもしれない。もしそれが本当に起こっているとしたら、それはイラン人やイタリア人や中国人だけではなく、みなさんの命にとっても直接の脅威となる。新型コロナウイルスにそのような機会を与えないことは、全世界の人にとって共通の死活問題なのだ。そしてそれは、あらゆる国のあらゆる人を守る必要があることを意味する。

1970年代に人類が天然痘を打ち負かすことができたのは、すべての国のすべての人が天然痘の予防接種を受けたからだ。たとえ1国でも国民に予防接種を受けさせることを怠っていたら、人類全体を危機に陥れていただろう。天然痘ウイルスがどこかに存在して変化を続けていたら、いつでもあらゆる場所に拡がりうるからだ。

ウイルスとの戦いでは、人類は境界を厳重に警備する必要がある。だが、それは国どうしの境界ではない。そうではなくて、人間の世界とウイルスの領域との境界を守る必要があるのだ。地球という惑星には、無数のウイルスがひしめいており、遺伝子変異のせいで、新しいウイルスがひっきりなしに誕生している。このウイルスの領域と人間の世界を隔てている境界線は、ありとあらゆる人間の体内を通っている。もし危険なウイルスが地球上のどこであれ、この境界をどうにかして通り抜けたら、ヒトというしゅ全体が危険にさらされる。

過去1世紀の間、人類はかつてないほどまでこの境界の守りを固めてきた。近代以降の医療制度は、この境界にそびえる壁の役割を果たすべく構築され、看護師や医師や科学者は、そこを巡回して侵入者を撃退する守備隊の務めを担っている。ところが、この境界のあちこちで、かなりの区間が情けないほど無防備のまま放置されてきた。世界には、基本的な医療サービスさえ受けられない人が何億人もいる。このため、私たち全員が危うい状況にある。健康と言えば国家の単位で考えるのが当たり前になっているが、イラン人や中国人により良い医療を提供すれば、イスラエル人やアメリカ人も感染症から守る役に立つ。この単純な事実は誰にとっても明白であってしかるべきなのだが、不幸なことに、世界でもとりわけ重要な地位を占めている人のうちにさえ、それに思いが至らない者がいる。

今日、人類が深刻な危機に直面しているのは、新型コロナウイルスのせいばかりではなく、人間どうしの信頼の欠如のせいでもある。感染症を打ち負かすためには、人々は科学の専門家を信頼し、国民は公的機関を信頼し、各国は互いを信頼する必要がある。この数年間、無責任な政治家たちが、科学や公的機関や国際協力に対する信頼を、故意に損なってきた。その結果、今や私たちは、協調的でグローバルな対応を奨励し、組織し、資金を出すグローバルな指導者が不在の状態で、今回の危機に直面している。

2014年にエボラ出血熱が大流行したときには、アメリカはその種の指導者の役をこなした。2008年の金融危機のときにも、グローバルな経済破綻を防ぐために、率先して十分な数の国々を結束させ、同じような役目を果たした。だが近年、アメリカはグローバルなリーダーの役を退いてしまった。現在のアメリカの政権は、世界保健機関のような国際機関への支援を削減した。そして、アメリカはもう真の友は持たず、利害関係しか念頭にないことを全世界に非常に明確に示した。そして、新型コロナウイルス危機が勃発したときには傍観を決め込み、これまでのところ指導的役割を引き受けることを控えている。たとえ最終的にリーダーシップを担おうとしても、現在のアメリカの政権に対する信頼がはなはだしく損なわれてしまっているため、進んで追随する国はほとんどないだろう。「自分が第一ミー・ファースト」がモットーの指導者に、みなさんは従うだろうか?

アメリカが残した空白は、まだ他の誰にも埋められていない。むしろ、正反対だ。今や外国人嫌悪と孤立主義と不信が、ほとんどの国際システムの特徴となっている。信頼とグローバルな団結抜きでは、新型コロナウイルスの大流行は止められないし、将来、この種の大流行に繰り返し見舞われる可能性が高い。だが、あらゆる危機は好機でもある。目下の大流行が、グローバルな不和によってもたらされた深刻な危機に人類が気づく助けとなることを願いたい。

顕著な例を1つ挙げよう。新型コロナウイルスの大流行は、EU(欧州連合)が近年失った各国民の支持を再び獲得するまたとない機会になりうる。EUのなかでも比較的恵まれている国々が、大きな被害が出ている国々に、資金や機器や医療従事者を迅速かつ惜しみなく送り込めば、どれだけ多くの演説をもってしても望めないほど効果的に、ヨーロッパの理想の価値を立証できるだろう。逆に、もし各国がそれぞれ自力で対処せざるをえなければ、今の大流行はヨーロッパ統合の終焉を告げる弔いの鐘を鳴らすことになりかねない。

今回の危機の現段階では、決定的な戦いは人類そのものの中で起こる。もしこの感染症の大流行が人間の間の不和と不信を募らせるなら、それはこのウイルスにとって最大の勝利となるだろう。人間どうしが争えば、ウイルスは倍増する。対照的に、もしこの大流行からより緊密な国際協力が生じれば、それは新型コロナウイルスに対する勝利だけではなく、将来現れるあらゆる病原体に対しての勝利ともなることだろう。

 


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世界が注目するハラリ教授が示した、「新しい疾病」を解決してしまう者の正体

2020-03-15 13:09:20 | 

神が創りたもうた人間をコンピュータが理解することはできないのか


AI革命とは、コンピューターが速く賢くなるだけの現象ではない。それに気づくことがきわめて重要だ。この革命は、生命科学と社会科学における飛躍的発展によっても勢いづけられる。

人間の情動や欲望や選択を支える生化学的なメカニズムの理解が深まるほど、コンピューターは人間の行動を分析したり、人間の意思決定を予測したり、人間の運転者や銀行家や弁護士に取って代わったりするのがうまくなる。

過去数十年の間に、神経科学や行動経済学のような領域での研究のおかげで、科学者は人間のハッキングがはかどり、とくに、人間がどのように意思決定を行なうかが、はるかによく理解できるようになった。

食物から配偶者まで、私たちの選択はすべて、謎めいた自由意志ではなく、一瞬のうちに確率を計算する何十億ものニューロンによってなされることが判明した。自慢の「人間の直感」も、実際には「パターン認識」にすぎなかったのだ。

優れた運転者や銀行家や弁護士は、交通や投資や交渉についての魔法のような直感を持っているわけではなく、繰り返し現れるパターンを認識して、不注意な歩行者や支払い能力のない借り手や不正直な悪人を見抜いて避けているだけだ。

また、人間の脳の生化学的なアルゴリズムは、完全には程遠いことも判明した。脳のアルゴリズムは、都会のジャングルではなくアフリカのサバンナに適応した経験則や手っ取り早い方法、時代後れの回路に頼っている。優れた運転者や銀行家や弁護士でさえ、ときどき愚かな間違いを犯すのも無理はない。

これは、「直感」を必要とするとされている課題においてさえAIが人間を凌ぎうることを意味している。もしあなたが、AIは神秘的な「勘」に関して人間の魂と競う必要があると考えているのなら、AIには勝ち目はないだろう。

だが、もしAIは、確率計算とパターン認識で神経ネットワークと競うだけでいいのなら、それはたいして手強い課題には思えない。とくに、AIは「他者についての」直感を求められる仕事では人間を凌ぎうる。

歩行者がいっぱいの通りで乗り物を運転したり、見知らぬ人にお金を貸したり、ビジネスの取引の交渉をしたりといった、多くの仕事は、他者の情動や欲望を正しく評価する能力を必要とする。あの子供は今にも車道に飛び出そうとしているのか?

スーツを着たあの男性は、私からお金を巻き上げて姿をくらますつもりなのか? あの弁護士は脅し文句を実行に移すつもりか、それとも、はったりをかけているだけなのか?

そうした情動や欲望は非物質的な霊によって生み出されていると考えられていたときには、コンピューターが人間の運転者や銀行家や弁護士に取って代わることがありえないのは明白に思えた。というのも、神が創りたもうた人間の霊を、コンピューターが理解できるはずがないからだ。



「雇用の喪失」はITとバイオテクノロジーの融合から発生する可能性


ところが、じつは情動や欲望が生化学的なアルゴリズムにすぎないのなら、コンピューターがそのアルゴリズムを解読できない理由はない。そして、それをホモ・サピエンスよりもはるかにうまくやれない道理はない。

歩行者の意図を予測する運転者や、お金を借りようとする人の信頼性を評価する銀行家や、交渉の場の雰囲気を測る弁護士は、魔術を頼りにしたりはしない。

本人は気づいていないが、彼らの脳は、表情や声の調子、手の動き、さらには体臭まで分析して生化学的なパターンを認識している。適切なセンサーを備えたAIなら、人間よりもそのすべてをはるかに正確かつ確実にやってのけられるだろう。

したがって、雇用の喪失の恐れは、情報テクノロジー(IT)の興隆からのみ生じるわけではない。ITとバイオテクノロジーの融合から生じるのだ。

機能的磁気共鳴画像法(fMRI)スキャナーから雇用市場までの道は長く曲がりくねっているが、それでも数十年のうちにはたどり終えられるだろう。

今日、脳科学者が扁桃体と小脳について突き止めている事柄が、2050年にはコンピューターが人間の精神科医やボディーガードを凌ぐことを可能にするかもしれない。

このようにAIは、人間をハッキングして、これまで人間ならではの技能だったもので人間を凌ぐ態勢にある。だが、それだけではない。

AIは、まったく人間とは無縁の能力も享受しており、そのおかげで、AIと人間との違いは、たんに程度の問題ではなく、種類の問題になった。AIが持っている、人間とは無縁の能力のうち、とくに重要なものが二つある。接続性と更新可能性だ。

人間は一人ひとり独立した存在なので、互いに接続したり、全員を確実に最新状態に更新したりするのが難しい。

それに対してコンピューターは、それぞれが独立した存在ではないので、簡単に統合して単一の柔軟なネットワークにすることができる。

だから、私たちが直面しているのは、何百万もの独立した人間に、何百万もの独立したロボットやコンピューターが取って代わるという事態ではない。個々の人間が、統合ネットワークに取って代わられる可能性が高いのだ。

したがって、自動化について考えるときに、単一の人間の運転者の能力と単一の自動運転車の能力を比べたり、単一の人間の医師の能力と単一のAI医師の能力とを比べたりするのは間違っている。人間の個人の集団の能力と、統合ネットワークの能力とを比べるべきなのだ。

新しい疾病の認定や新薬の開発の情報を、一斉に共有して解決してしまう存在


もし世界保健機関(WHO)が新しい疾病を認定したり、研究所が新薬を開発したりしたら、こうした進展を世界中の人間の医師全員に知らせることは不可能に近い。

それに対して、たとえ世界中に100億のAI医師が存在し、それぞれが一人の人間の健康状態をモニターしていたとしても、そのすべてを瞬く間にアップデートでき、それらのAI医師はみな、新しい疾病や薬についての自分のフィードバックを伝え合える。

このような接続性と更新可能性の潜在的な恩恵はあまりに大きいので、少なくとも一部の職種では、「すべての」人間をコンピューターに取って代わらせることが理に適っているかもしれない―たとえ個別には、機械よりも腕の良い人間がいくらかいたとしても。

個々の人間をコンピューターネットワークに切り替えたら、個別性の利点が失われるとして、異論を唱える人がいるかもしれない。たとえば、一人の人間の医師が判断を誤っても、世界中の患者を殺すこともなければ、すべての新薬の開発を妨げることもない。

それに対して、もし医師全員が本当は単一のシステムにすぎず、そのシステムが間違いを犯せば、大惨事になりかねない。とはいえ実際には、統合されたコンピューターシステムは、個別性の恩恵を失わずに接続性の利点を最大化しうる。

同じネットワークで多くの代替アルゴリズムを作動させることが可能だ。だから、辺鄙(へんぴ)な密林の中の村にいる患者は、自分のスマートフォンを使って、単一の権威ある医師ではなく、実際には100の異なるAI医師にアクセスできる。

それらのAI医師の相対的な実績は、絶えず比較されている。IBMの医師に言われたことが気に入らなかった? 大丈夫。たとえあなたがキリマンジャロの斜面のどこかで立ち往生していたとしても、いとも簡単に百度(バイドウ)度の医師と連絡を取って、セカンドオピニオンが聞けるから。

おそらく、人間社会が受ける恩恵は計り知れない。AI医師は何十億もの人に、これまでよりもはるかに優れた医療をはるかに安く提供できるだろう。

とくに、現在は何の医療も受けていない人々には。学習アルゴリズムと生体(バイオメトリック)センサーのおかげで、発展途上国の貧しい村人さえもが、現在、世界で最も裕福な人が最も進んだ都会の病院で得るものよりもはるかに優れた医療を、スマートフォンを通して享受できるようになるかもしれない。

したがって、人間の仕事を守るためだけに、交通や医療のような分野での自動化を妨げるのは愚行だろう。

なにしろ、最終的に守るべきなのは、職ではなく人間なのだから。余剰になった運転者や医師は、何か他にすることを見つけるしかない。




 

 


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宗教がわかってない人はこの4原則を知らない 何を信じ、礼拝し、服し、目指していくのか

2020-03-11 13:51:40 | 
中村 圭志

 

さまざまな哲学者や預言者がこれに類するものを思いつきました。ペルシャではザラスシュトラ(ゾロアスター)という神官がペルシャの多神教の神々を整理して、アフラ・マズダーが絶対なる世界神だと主張しました。エジプトではある王様がアテンという太陽神を唯一神のように拝みました(この信仰は彼一代でついえたようです。彼の死後はまたもとの多神教に戻っています)。

唯一神信仰で大成功をおさめたのは、古代イスラエル民族(今日のユダヤ人のご先祖様たち)のヤハウェ信仰です。ヤハウェはもともと中東の多神教世界の中の一柱の神にすぎなかったのですが、イスラエルの民はこれを唯一絶対の神、天地創造の神と解釈しなおしました。この伝統からユダヤ教が生まれ、のちの時代にユダヤ教からキリスト教とイスラム教が派生します。ユダヤ教、キリスト教、イスラム教は代表的な一神教です。

多神教、一神教それぞれの美点と欠点


一神教は、多神教の神々を否定する形で発達してきました。諸民族の奉じるさまざまな神々はぜんぶ幻だ、というのが一神教の主張です。ユダヤ教もキリスト教もイスラム教も原理的にはたいへん排他的です。一神教の神は唯我独尊の派生・影響です。

一神教にはジレンマがあります。万人の上に立つのが唯一神ですから、万人はこの神の前に平等とされます。しかし、その神を信じない人に対しては「真理に背くヤツ」ということで批判的な目を向けます。だから、事実上、「信者 vs. 異教徒」という差別意識が現れるのです。「平等だ、愛だ、平和だ」と唱えつつ、異教徒の弾圧を行う――そういう悪い癖が一神教にはあります。

これに対して、多神教は通例、ほかの民族の宗教に対して寛容です。神々が多いのに慣れていますから、民族Aの神々と民族Bの神々は容易にごっちゃになってしまいます。

古代ローマ帝国では、ローマの神々もギリシャの神々もエジプトの神々もシリアの神々も自由に拝んでいました。日本の「七福神」はインドと中国と日本の神々のチャンポンです(弁天と毘沙門天はヒンドゥー教の神、布袋は仏教の菩薩、福禄寿と寿老人は中国の道教の神、大黒はヒンドゥー教のシヴァ神と日本のオオクニヌシの合体、恵比寿だけが神道固有の神です)。

では、多神教に比べて一神教はひどい宗教かというと、そうとも言い切れません。

一神教は「人間は神の下に平等だ」というファンタジーをもっていますから、弱者に対する慈善活動に熱心でした。

 

宗教とは何でしょうか?

ひとまず、「霊や神のような不合理な(非科学的な)存在の働きを前提とする文化の様式」と定義することにします。

もっと簡単に言うと、「霊や神を語る文化」ということです。

宗教すなわち霊や神の「ファンタジー」は、しばしば、信者に対して道徳的訓戒や人生の指針のようなものを提供しています。

どのようなものを前提としているかによって、次のように分けて考えるのが便利です。
①アニミズム………動物や自然物、先祖などの「霊」を信じる
②多神教……………さまざまな権能を帯びた「神々」を礼拝する
③一神教……………宇宙の独裁者である「唯一神」の権威に服する
④悟りの宗教………人生の霊妙な理法を「悟る」ことを目指す

以下で、それぞれについて簡単に説明します。
① アニミズム――霊の信仰

農業が始まったのは1万年ほど前だとされています。数千年かけて農業は各地に広まりましたが、それよりも昔、人類はどこでも獣や魚を獲ったり、木の実を採集したりして暮らしていました。

この時期の人間にとって、自然は人間を包み込む絶対の母胎のようなものでした。人間はただ自然の恵みをいただいて暮らしているのであり、自分たちが自然界の存在よりも優位に立っているなどという自意識は無かったはずです。今日でも、狩猟採集民は森林やジャングルの動物たちと「対等な立場」で暮らしていると言われます。

そんな彼らにとって、動物は人間と同様の意識をもつ存在です。人間どうしが互いに言葉を交わすようにして、彼らは動物とコミュニケートします。動物も植物も霊をもつ存在であり、人間にメッセージを発している。もちろんそれは擬人的な幻想ですが、ちょうどペットを飼っている人が飼っていない人よりも犬や猫の「言語」の理解に長けているように、彼らは動植物の生態を的確につかんでいたと思われます。

自然界に満ちる霊、すなわち目に見えぬ意識的存在を感じながら暮らす文化を、アニミズムと呼びます。アニマとはラテン語で「霊」「魂」のことです。

霊や魂の信仰において、自然の霊と並んでもうひとつ大きな働きをもっているのは、死んだ人間の霊、祖先の霊です。動物霊と祖先の霊がいっしょくたになっている場合もあります。自分の祖先はオオカミだったというように。

葬式や法事にはアニミズム型の文化が生き続けている


儒教というのは、祖先の霊をおまつりする習慣がそのまま歴史時代の宗教にまで成長した宗教です。命日に死者の頭蓋骨を一族の子供などがかぶり、霊の宿る「かたしろ(身代わり)」となります。霊媒師が祈る中、祖先がこうした形で現世に帰ってきて、子孫たちと交わるのです。この頭蓋骨がやがて仮面に代わり、それが名前を書いた板に代わって、今日日本人が仏壇に収めて拝んでいる「位牌」にまで進化しました。これは仏教の形をとった儒教の交霊術の道具であり、儒教の背後には太古のアニミズムが隠れています。


現代日本人にとって重要な宗教行事は葬式や法事でしょう。葬式にやってきた人々が皆死者の霊を文字どおり信じているわけではないでしょうが、「冥福を祈ります」と言ったり、「亡くなった○○さんが天国で見守ってくれる」などと言って遺族をなぐさめたりするのは、たとえレトリックだとしても、まだ生き続けているアニミズム型の文化です。

「無宗教」を称する日本人ですが、アニミズムの気分はまだ濃厚に残しています。どこそこで人形の供養をした、さらには道具やロボットの供養をしたなんて記事も見かけます。供養(=霊に何かを捧げること)をする以上、人形や道具には霊が宿っているのでなければなりません。
② 多神教――神々の信仰

太古における農業の発明は、人間の動植物に対する優越意識を高めたようです。もはや人類は森林やジャングルの恵みに頼って生きていないからです。人間は種をまいたり、収穫したり、あるいは森林を焼いたり、水路を引いたりして自然をコントロールして暮らすようになりました。

霊的存在も、霊というよりは神と呼びたい存在となります。社会は格差化が進み、富裕な者や豪族が幅をきかすようになり、豪傑や王者のイメージが天界に投影されて、目に見えない王様のような姿の神々を各民族は拝むようになります。

かくして多神教のファンタジーが発達していきました。家ごと、村ごと、地域ごとにそれぞれ因縁のある個性的な神々を拝むわけですから、それらの神々を足し合わせれば多神教となります。また、神々は人間の願望の投影ですから、願望の種類だけ神々の個性も多様化するでしょう。そういう意味でも神々は複数存在することになります。

心理的効果ももたらした神々の信仰(多神教)


多神教のファンタジーにおいては、豊穣の神を拝めば、雨を降らし、農作物を実らせてくれます。戦争の神を拝めば、戦争に勝たせてくれるのです。

昔の人々がどこまでこうした神々の効能を期待していたかは怪しいとは思います。神に向かって雨乞いしたとしても、雨が降るとは限らないからです。しかし、今日でも人々は神社に合格祈願の絵馬を奉納したり、占いを「信じ」たり、疑似科学的な健康法を試したりしています。人間は生の現実よりもファンタジーを信じたがるもののようです。

神々の信仰の多くは共同体の行事です。だから神々を信仰するという形で人々の共同意識を高めるという効果もあります。雨乞いに気象学的効果はないとしても、お祈りの行事をするとき、村人たちが危機感を共有できます。戦いの神に戦勝祈願するときも、兵士たちの士気は上がります。

そのような心理的効果があるのであれば、神の信仰にも立派な社会的機能があることになります。今日では、スポーツ観戦や国家行事における集団的熱狂やナショナリズムの盛り上がりのようなものが、神々を崇める行事に似ていると言えそうですね。




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本 堀江貴文のビジネス書

2019-12-30 06:58:58 | 
 



一つのことをコツコツやる時代は終わり、これからは複数を同時に行う多動力が大切になるという本。この「多動力」を身につければ、仕事が楽しくなり人生が充実するとまで言い切った必読の本です。

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『サピエンス全史』(ユヴァル・ノア・ハラリ著

2019-12-15 20:20:38 | 


『サピエンス全史』(ユヴァル・ノア・ハラリ著、柴田裕之訳、河出書房新社)は、ホモ・サピエンスの誕生前からホモ・サピエンス後の予想まで、超長期の歴史のマクロな流れをユニークな視点で辿っている。


下巻は宗教に関する論考で始まる。アニミズム、多神教、二元論、一神教を比較した後で、「神への無関心を特徴」とし「自然法則を重んじる」宗教というカテゴリーを提示し、その代表として仏教を考察している。
著者はこう書いている。(曽我の要約)
 苦は、神の気まぐれによって生じるのではなく、自分の中の渇愛から生じると、ゴータマ(釈尊)は悟った。快を経験すればさらにそれを渇愛し、不快を経験すればその除去を渇愛する。渇愛は常に不満足をもたらし、心を不安定にする。これは、仏教徒にとって、神からの啓示ではなく、普遍的な自然の法則である。渇愛せずに現実をあるがままに受け入れるために、「何を経験していたいか」ではなく「今何を経験しているか」に注意を向ける鍛錬、瞑想術を開発した。渇愛を消火すれば、完全な満足と平穏の涅槃が訪れる。

 

今後さらに遺伝子操作やクローン技術が開発、応用され、様々なデバイスが人体に組み込まれ、寿命という概念がなくなり、人々の脳がデジタル技術でネットワーク化されるなど、科学技術が進展していけば、単純にバラ色の未来が開けるのではなく、逆に、現代社会の基礎にある様々な共通の理念が、深刻な動揺に見舞われることになるだろう。そう著者は推察する。人権、平等、格差、差別、責任、死すべき有限な存在としての自己認識、アイデンティティ、共同体など、根本的な常識が揺らぎ、法制度の混乱や倫理上の論争に陥りかねない。
さらには、増殖、進化するようにゼロから設計されたDNAの研究も始まっているし、学習し進化、増殖するコンピュータ・プログラムやウィルスが、ネットワーク・システムとして新たな「生命」となり、ホモ・サピエンスを超え頂点に立つかもしれない。

科学技術の発展、応用が、予想しない深刻な結果を招きかねないのに、有効な対応ができないのは、なんであれ、我々は、なにができるかだけではしゃいでしまい、なんのためにそれを行うのか、それが何をもたらすのか、それはよいことなのか、深く考えないまま取り掛かるからだ。そういった判断の基準を持っていないのである。新たな科学技術が開発されれば、例えば遺伝子組み換え作物に見られるように、目先の効能で一儲けしようという資本主義の思惑がすぐさま走り出す。

科学技術が指数関数的に猛スピードで発展し、世界を造り変える大きな力を発揮する中で、深く考えた判断基準のないまま、副作用を軽視して、「渇愛」(私の普段の言い方なら、執着)で目先の利得を競い合って追い求めるのは、たいへん恐ろしいことだ。

著者も、ひとつ前の章で「文明は人類を幸福にしたのか」と問うている。科学技術のみならず、人類の文明そのものが、一貫して執着に駆動されてきたのであって、真の幸せについて問うことのないまま、ここまで来てしまった。
そう考えると、執着の無益さ、愚かさに気づき、苦の生産を停止する術を説いてくれた釈尊の教えは、今再び学び直すべき価値がある。これはまさしくこのサイトのテーマであるが、改めてそう思った。
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君は誰れの輪廻転生か   Who's the reincarnation of you Seyu Kiriyama

2019-10-08 07:41:11 | 

桐山 靖雄





君は誰れの輪廻転生か





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君は誰れの輪廻転生(うまれかわり)か


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わたくしは、それまで、タテーヨコの因縁ということを説いてきた。 





ひとの因縁は、タテの因縁とヨコの因縁から成っているという論である。 





図にすると、次頁のようになる。 





タテの因縁とヨコの因縁のあい交わるところが、。我れ”である。 





タテの因縁は、先祖から受けついだ因縁である。 





ヨコの因縁は前世から持ちこした因縁である。 





 タテの因縁については、特に説明の必要はないであろう。人はだれでも、両 





親を通じて先祖からの因縁を受けついでいる。部郷・体質・才能・性質等、み 





な、両親から受けついでいる。だれも、異論はないであろう。 





 では、ヨコの因縁はどうか。 





 これには、異論をとなえる人がいるかも知れない。前生などないと考える人 





たちである。 





 では言おう。 





 先祖から因縁を受けつぐといっても、どの先祖から、どんな因縁を受けつぐ 





のか? 先祖といっても、無数にいる。直系だけでも、三代さかのげって十四 





人、五代さかのぼれば六十人いる。 





 漢学の大家、安岡正篤先生け、二十代さかのげると百万人を越え、三十代さ 





かのげると、十億を越える、といっておられる。そうして、遺伝学では、五千 





匹前のネズミの先祖の特質が、五千匹後の子孫に出ているといわれる。五千匹 





前のネズミ、というと、人間でいうならば、約十代前の祖先の人、と考えてよ 





いであろう。十代前の先祖の特質(因縁)が、十代あとの子孫に出るというの 





である。 





 ところで、十代前の先祖の因縁を受けつぐというが、十代前の先祖の、どの 





先祖の因縁を受けつぐのか? ということである。十代前には何千人という先 





祖がいるわけだ。何千人いる先祖の、どの先祖の因縁を受けつぐのか、という 





問題である。 





 かずある先祖の中には、徳の高いすぐれた人もいるであろうし、人殺しをし 





た大悪人もいるであろう。浮浪者もいるであろうし、大宣象もいるであろう。 





それらの先祖の、どの先祖の因縁を受けつぐのか? 





 先祖がおなじだからといって、兄弟がみんなおなじ因縁を受けつぐわけでは 





ない。おなじ両親から生まれた兄弟でも、みんなちがう因縁を持っている。そ 





の因縁のちがいは、どこから来るのか? 





たとえば、ここに五人の兄妹がいる。 





 長男A 貧しい家からスタートして、刻苦精励、一代で巨財を築き、社会 





     事業にも努めて、多くの人に尊敬されつつ、長命の一生を送る。 





 次男B 特に良くもなく、悪くもない平凡な人生を送り、さいごはガンで 





     亡くなる。 





 長女C 結婚運がわるく、つよい夫婦縁障害の因縁のため、初婚破れ、再 





     婚も不幸で、子縁も薄い。 





 三男D 横変死の因縁を持ち、若くして、人と争い、殺される。 





 次女E 良縁に恵まれ、・子運もよく、幸福な一生を送り、脳卒中で亡くなる。 





と、まあ、仮にこういう兄妹がいるとして、(実際にいる) 





三男のDにしてみれば、「なんでおれだけ横変死なんだ!」とどなりたいと 





ころであろう。 





 長女のCにしても、「なんて私か、つよい夫婦縁障害の因縁なのよ!」と、 





口をとがらせたいところであろう。 





 おなじ両親のもとに生まれ、おなじ先祖を持ちながら、どうして、こう違う 





のか? それを解くカギは、ヨコの因縁である。 





 長男は、前生において、徳あるよき人生を送った。財を施し、多くの人びと 





から尊敬をうけた。それが、数代前の、おなじような徳ある先祖とむすばれる 





「縁」となったのである。 





 三男Dは、前生において、粗暴な振舞いが多かった。人を殺し、人に迷惑を 





かけるさまざまな悪事をはたらいた。それが、数代前の、おなじ因縁の先祖と 





むすばれる「縁」となった。この先祖も、人を殺して死刑となった横変死の因 





縁の持ち主だったのである。 





i 





 次男も、長女も、みな、おなじことである。 





 おなじ両親のもとに生まれた兄妹でも、前生はみなちがう人生を送ってきて 





いる。したがって、現生もそれに応じて、ちがう因縁の人生を送るのである。 





まさに、タテーヨコの因縁の理論通りなのだ。 





 ところが、 





 冥徳霊視の結果、タテの因縁に、突如、ナナメの因縁がとびこんでくること 





がわかったのである。突然、思いもかけぬところから飛びこんでくる。だから 





わたくしは、これを「流れ星」の因縁ともよんでいるのである。 





 つまり、先祖ではないアカの他人の転生者、再生者が、タテの因縁の中に入 





ってくるのだ。さながら流星のごとくとびこんでくる。しかもその流れ星が、 





ほかならぬ自分の場合もあるのである。 





 これは、わたくしにとって、たいへんなショックであった。 





ナナメの因縁 





T家の例 





曾祖父 





(事業斤き敗し 





財産蕩尽じて 





自殺) 





T氏 





T家 





 しかし、考えてみると、これをつかんだことで、阿合宗の因縁解脱の法は、 





完全なものになったのである。 





 これまでにのべてきた通り、人間の因縁形成の上で、転生・再生は、非常に 





大きな影響をあたえる。いや、大きな影響どころか、それが根本原因をなして 





いるといっても過言ではない。これを見落としていたら、因縁解脱はぜったい 





に出来ない。 





 わたくしは、因縁解脱の法を求めて、仏門に入った。そして五十有余年、必 





死にそれを追求してきた。いま、ようやく、ここにそれが完成したのである。 





 ふり返ってみれば、仏陀釈尊は阿含経で、何度も、輪廻転生を説いておられ 





る。それを何百回も拝読し、人にも講義してきながら、その真実の意味をさと 





ることが出来なかったのである。 





 仏陀釈尊は、ただ輪廻転生があるということをお説きになったのではなく、 





それが因縁解脱・成仏に深い関わりがあるということをお教えになっておられ 





たのである。わたくしは、いま、ようやくそれをさとったのだ。 









Kuteyoko's relationship and shooting star's relationship
Until then, I've been telling you that Tate Yoko is related.
The theory that a person's relationship consists of a vertical relationship and a horizontal relationship.
The figure looks like the next page.
Where the vertical relationship and the horizontal relationship intersect. I am ".
The vertical relationship is the relationship received from its ancestors.
The horizontal relationship is a relationship brought from the previous life.





タ There is no need to explain the vertical factor. Anyone, both
Inheritance from ancestors through parents. Club, constitution, talent, nature, etc.





I accept it from my parents. No one will argue.
Then, what about the horizontal fate?
There may be people who can disagree with this. People who think there is no pre-life
We are.
Let's say that.
Even if you get a connection from an ancestor, you will receive a connection from any ancestor
Is it? There are countless ancestors. Even if it ’s just direct, 14
If you go back to the fifth generation, there are sixty people.
The master of Chinese studies, Mr. Masatsugu Yasuoka, surpassed a million people in his 20s
It is said that over 1 billion. And in genetics, five thousand
It is said that the characteristics of the ancestors of the previous mouse appear in the offspring after 5,000. Five thousand
Think of the previous mouse as a human being, an ancestor about ten years ago.
It will be. The characteristics (fate) of the ancestors before the teens appear in the offspring after the teens
It is.
By the way, it is said that you will inherit the ancestors of your pre-teen ancestors.
Do you inherit the ancestors of your ancestors? That's what it means. Thousands ahead of teens
There is an ancestor. Thousands of ancestors, which ancestors will inherit
It is a problem.
Some of the ancestors might have good virtues and killed people.
There will be some great villains. There will be a vagrant, and there will be a great elephant.
Which ancestors of those ancestors will inherit?
兄弟 Just because your ancestors are the same does not mean that all the brothers get the same connection.
Absent. Even brothers born from the same parents have different ties. So
Where is the difference between the two?





For example, here are five brothers and sisters.
Eldest son A: Start from a poor house, work hard, build a huge fortune in one generation, society
Commit to the business and live a long life while being respected by many people.
Second son B Lives a mediocre life that is not particularly good and bad, and the side is cancer
Death.
The eldest daughter C was unable to marry, and because of a strong marital distress, her first marriage was broken,
Marriage is unhappy and childhood is thin.
3rd son D: Having a relationship of lateral death, fighting with people and killed at a young age.
The second daughter E is blessed with a good relationship, has good luck, has a happy life and died of a stroke.
Well, suppose there is such a brother and sister, (actually)
If you look at the third son, D, you want to be "Why am I lying down side by side!"
It will be around.
“Even my eldest daughter, C,“ What am I?
You will want to make your mouth sharp.
Born with the same parents and having the same ancestors, why is this different
Is it? The key to solving it is the horizontal relationship.
The eldest son lived a good life in his predecessor. A lot of people
Respected from. That is the same as a virtuous ancestor similar to a few generations ago
It became an “edge”.
The third son D had a lot of rough behavior in his previous life. Kill people and inconvenience people
He worked various evils. It ’s the same ancestors that we had a few generations ago
It became an “edge” to be concluded. This ancestor was also responsible for the lateral death that resulted in the death penalty
He was the owner of the edge.





i
The second son and the eldest daughter are all the same.
Even older brothers and sisters who were born to the same parents have lived different lives.
Yes. Therefore, the present life also lives a life of different origins accordingly.
This is exactly the same as the theory of Tate Yoko.
However,
冥 As a result of the virtue spirituality, suddenly the name of the name of the name jumps into the edge of the length
I understood. Suddenly, you jump in from an unexpected place. So
I call this the cause of "shooting stars".
In other words, other reincarnations and rebirth of Aka who are not ancestors enter the vertical relationship.
It will come. It ’s just like a meteor. And that shooting star
There may be none other than yourself.
This was a tremendous shock for me.
The relationship of candy
Example of T family
Great-grandfather
(Business lost
Exhaustion of property
suicide)
Mr. T
T family
However, when I think about it, by grabbing this, the method of Ai Mune's detachment is
It became perfect.
】 As we have seen so far, reincarnation and regeneration are very important in the formation of human relationships.
It has a big influence. No, it ’s not the big impact, it ’s the root cause.
It is no exaggeration to say that. If this is overlooked, the resolving of the connection is absolutely
I can't.





I went into the Buddhist gate in search of a method of detachment. And more than fifty years
I have pursued it to death. Now it is finally here.
In retrospect, Buddha Buddhist Buddhist Buddhist Buddha was in Aotsu, and he repeatedly explained reincarnation.
The While reading it hundreds of times and giving lectures to others,
I couldn't do it.
Buddha Shakuson did not just preach that there is a reincarnation,
You have taught me that it is deeply related to the resolution
It was. I finally took it now.


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破産した神さま Bankrupt god

2019-10-02 14:16:20 | 


 

破産した神さま


 

 








密教・超能力の秘密


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 われわれをとりまく環境汚染の問題をひとっひとつ取り上げていったら、それこそキリのない

ことになる。おそらくはこの本の何倍ものページが必要とされるだろう。

 とにかく、文明国では、およそ二五万種以上の物質が、廃棄物、汚水、ガスとして吐き出され

ているものと推定されているのだ。そうして、はっきりした事実をそのままいうならば、それら

が生態圏に及ぼす影響をテストされたのはどれひとつとしてないのである!

112

一怖るべ環境破壊の元凶

 その上に、ごく最近、おそらくはメーンイペンターとして新しく登場したものに放射性物質の

汚染がある。

 しかし、もう、こへんでやめておこう。

 こうして筆にしているだけで、私自身、心の底からかえずえとしたものを感じて、健康で暮ら

しているのがむしろ不思議なくらいに思えてくるのだ。すこし神経質な読者だったら、しばらく

の間、不眠症になること請け合いであろう。そして、もしもあなたがそのひとりであったとした

ら、私は心の底からあなたの心の安息を破ったことについてお詫びしよう。

 だがI、だが、である。私はこういう外面的な環境汚染よりも、むしろ、内面的な、いうな

れば精神的環境汚染のほうに、より以上の恐怖と憂慮をおぼえざるを得ないのだ。なぜならば、

それは、人間を内部から崩壊させてゆくものだからである。いうなら、人間を、人間でない生物

に変えてしまうものだからである。

 たしかに、外面的な環境汚染はおそろしいものだ。しかしながら、それは、なるほど、人間の

健康をそこね、健全な組織に病変を起こさせ、ひいては人類の滅亡にまで及ぶ恐れのあるもので

はあるけれども、人間であることを変えはしない。人間は人間である。どんな病変を起こして死

にかかっても人間は人間だ。

 しかし、内部崩壊をおこした人間は、彼がいくら健康で、強力な肉体を持っていても、人間で

 ここで、「未来の未来」を書いたジョンーマックヘールの言葉を聞こう。

 『多くの解説者は、都市の過密化、および無制限な技術の複雑さへの成長という社会的な病理

が、現在の精神病、離婚、家族の分裂の上昇曲線で示されているという。殺人、強盗、婦女暴

行、青少年の非行、および一般犯罪の増加は、公衆道徳の低下、暴力、さらに、マスーメディア

にはんらんするエロに相応している。

 地球でもっとも物質的に繁栄している国は、連続的な要人の暗殺にとりっかれ、その主要都市

では、放火、略奪、暴動の波に悩まされている。同時に、この国は、世界の向こう側の敵を、人

間が考えだした人間破壊のもっとも高性能の手段で撃破ナるために、何十億ものドルを費してい

る。

 そして、成人世界における暴力、汚職、社会的堕落によって、若ものたちは、社会の基本的規

範や公認された目標からますます離れていっている。″ストレス症候群″は、このような集団や

個人の分裂という状態にまで達しているようである』

 

 たしかに、彼は、現代社会の病的な症状を適確にえぐり出している。

 しかし、私は、その原因を、彼のいうような「都市の過密化、および無制限な技術の複雑さへ

の成長という社会的な病理による」ものとは思わない。また、単なる″ストレス症候群″による

ものとも考えない。もちろん、私だって、あの有名な。病理的な群集心理″と名づけられたジョ

ン・B・カルフーンのハツカネズミとネズミの実験結果を知らないことはない。けれども、私

は、そういうものももちろん要囚のひとつにかぞえられないこともないであろうが、そのもっと

も主たる原因は、ルネーデュボスがいうように、「科学知識は過去において人間がよって立ってい

た伝統的価値を弱め、。崩壊させてしまったのにもかかわらず、その代わりとなる新しい倫理体系

を提供せず、人間に生きる糧をあたえたが、生きる目的をあたえなかった」ところにあるのだ、

と確信ナる。そこから、人と人との連帯感が急速に失われ、不信と疎外がはじまり、そして断絶

がくるという現象が生ずるのだ。

 倫理体系を失って、生きる意義や目的をはっきり示すことができなくなった社会は、当然、混

乱し、社会の混乱には個人の混乱が結びっく。

 努力がはっきり結果に結びつかないような世界-あるいは、結果は単に偶然なものでしかな

いといった世界IIいうならば、生きる目的と意義を見出すことのできない世界では、人間は、

努力する情熱を失ってしまう。実験でいろいろな混乱した合図をあたえられたネズミのように、・

人びとは神経症にかかり、ついにはひどい不活発状態におちいるようになる。

 こんにち、社会にはナでにこのような個人的ニヒリズムの兆候がいちじるしく見られる。それ

は冷笑主義、物質主義、少ない利益でもよいから早く手に入れることを好む風潮などにあらわれ

ている。それはおそらく多くの若い世代-いわゆるビート族、ヒッピー族、フラワー族、ドラ

ッグ族、その他--‐の社会基準への抗議とそれからの離反の背景をなナものであろう。これこそ

が「断絶の時代」と呼ばれているものである。

 すでに数年前、私は「断絶の時代」のつぎにくるのは「憎悪の時代」であるといった。(大白身

第五号)憎悪のっぎになにが来るか? 来るのは「人間崩壊」であろう。無感動状態にはじまる

人間の崩壊だ。そしてすでにそれがはじまっているのを、われわれは、世界の若ものたちの上に

まざまざと見ることができる。’

 私は思う。

 これは要するに、機械系の発する巨大なエネルギーが、人間系のエネルギーを、ようしやなく

おしつぶしてゆく必然の姿なのだ、と。つまり、あたらしいかたちの自然陶汰がはじまっている

のだ。かくしてホモーサピエンスは崩壊し消滅する。かつてこの地上にさかえ、そしてどこかに

消えていったピテカントロプスやネアンデルタール人たちのようにI。そのあとにどのような

ヒトが出現するのか? あるいはもはやヒト属は絶えてしまうのか。あなたはどう思うか?



科学からの弁明と対策

 ここで、ひとつ、科学から、その弁明と対策を聞いてみよう。

 有名な科学者と技術者が、抑制のきかなくなった科学と技術の危険性に、恐れと憂慮を表明す

るのは、今ではもはや全くありふれたことになっている。科学と技術がもたらす破滅をいかに回

避すべきかについて、彼らは今や必死である。

 では、

 科学者、技術者にいったいどのような救済策があるであろうか?

 「理性は目覚めた。しかし、大勢はすでにおそい」

 と悲痛な呻きを洩らすルネーデュボスは、結局、あらゆる科学部門の知識の統合によって倫理

的社会的目標を設定し、あたらしい技能を獲得した技術者にそれを実現させてゆくよりほかはな

いと提案する。「望ましい未来」と題する文章のなかで彼はこういう。

 

 

Bankrupt god


 

 

If we take up the problem of environmental pollution that surrounds us

It will be. Probably many times as many pages as this book will be needed.

Anyway, in civilized countries, more than 250,000 kinds of substances are discharged as waste, sewage and gas.

It is estimated that it is. And if you say the clear facts as they are,

No one has been tested for its impact on the ecosphere!

112

The source of environmental destruction

On top of that, there is a radioactive material that has recently appeared as a new main

There is contamination.

However, let's quit now.

だ け Just by writing in this way, I feel something that has changed from the bottom of my heart.

It seems rather strange to be doing it. If you are a little nervous reader,

During that time, it would be guaranteed to become insomnia. And if you were one of them

I apologize for breaking your heart's rest from the bottom of my heart.

But I, but. I'd rather say internal rather than external environmental pollution.

Then you have to remember more fear and anxiety towards mental pollution. because,

That is because it is what causes humans to collapse from the inside. In other words, human beings, non-human beings

This is because it is something that changes.

Certainly, external environmental pollution is terrible. However, it is true that human

It can cause damage to healthy tissues, damage healthy tissues, and even the destruction of mankind.

There is, but does not change being human. Humans are humans. What lesions cause death

A human is a person even if it depends on it.

However, the person who caused the internal collapse is a human, no matter how healthy he has a strong body.

Listening to the words of John McHale, who wrote "the future of the future".

“Many commentators have a social pathology of urban overcrowding and growth to unlimited technology complexity.

However, it is shown by the rising curves of current mental illness, divorce and family division. Murder, robbery, tyranny

Increases in lines, youth delinquency, and general crime, reduced public morality, violence, and even mass media

It corresponds to erotic to hang out.

地球 The most materially prosperous country on earth is its main city, devoted to continuous assassination of key figures

Then, they are plagued by waves of arson, looting and riots. At the same time, this country is the enemy of the other side of the world

Billions of dollars have been spent on defeating the most powerful means of human destruction that we have come up with

The

And, due to violence, corruption and social corruption in the adult world, young people are

More and more away from models and recognized goals. “Stress syndrome”

It seems to have reached the state of individual division.

Certainly, he is accurately picking out the pathological symptoms of modern society.

However, I'd like to explain the cause to the “overcrowding of the city and the complexity of unlimited technology”

I don't think it is due to the social pathology of growth. Also, simply due to “stress syndrome”

I don't even think about things. Of course, I'm famous. Joh named “pathological crowd psychology”

N B Calhoun's mouse and mouse test results are not unknown. But I

Of course, such a thing would never be replaced by one of the prisoners, but more

But the main cause is, as René Davos says, “Scientific knowledge has stood by humans in the past.

Weaken the traditional value. A new ethical system to replace it, despite its collapse

`` I didn't provide human beings and gave them food to live, but they didn't give them the purpose of living. ''

I'm sure. From there, the sense of solidarity between people rapidly disappeared, distrust and alienation began, and disconnection

The phenomenon of coming up occurs.

A society that has lost its ethics system and can no longer clearly show the significance and purpose of living is naturally mixed.

Disrupted, social disruption is connected with personal confusion.

A world where efforts are not clearly linked to results-or results are only accidental

In other words, in the world II where people cannot find the purpose and significance of living,

You lose your passion to work. Like a mouse given various confused cues in the experiment,

People suffer from neurosis and eventually become severely inactive.

Today, there are many signs of such personal nihilism in society. That

Appears in a trend of sneerism, materialism, and a preference to get it quickly because it may be less profitable

ing. It is probably a lot of younger generations-the so-called Beets, Hippies, Flowers, Dora

The background of the protests and departures from the social standards of the Gu and others. This is

Is called the "era of severance".

Already a few years ago, I said that the “era of hate” comes after the “era of severance”. (Great white meat

No. 5) What will come after hatred? It will be “human decay” to come. Begins in an insensitive state

It ’s human collapse. And we have already started it on top of the young people in the world

You can see it clearly. ’

I think.

In short, the enormous energy generated by the mechanical system is finally the energy of the human system

It's an inevitable form of smashing. In other words, a new form of natural pottery has begun

It is. Homo sapiens thus collapses and disappears. Once upon this earth, and somewhere

I like the disappearing Pithecanthropus and Neanderthals. After that what

Will humans appear? Or will the human genus end? What do you think?

Avoidance

Scientific defense and countermeasures

Here, let's hear from the science about its defense and countermeasures.

Famous scientists and engineers express fear and concern about the dangers of science and technology that can no longer be controlled

This is now quite commonplace. How the destruction caused by science and technology

They are now desperate about what to avoid.

Then,

What kind of remedy is there for scientists and engineers?

"Reason has awakened, but many are already slow"

Lune Dubos, who screams sorrowing, eventually becomes ethical by integrating the knowledge of all scientific departments.

Other than setting social and social goals and letting engineers who have acquired new skills do so

I propose. In a sentence titled “The Desired Future”, he says:

 
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『仏陀(メシア)の法』  瞑想にいい

2019-09-11 14:38:00 | 









仏陀(メシア)の法


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球に平和と安穏を!
ノストラダムスは予言していた。人類滅亡の危機を救う「メシアの法」の存在を。しかも、それは「日の国」にあると。本書は、このメシアの法のメカニズムが何かを説き、その実践法を紹介する。

著者・桐山靖雄
1991年4月25日発行
定価1,456円(税別)
平河出版社
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