新開発Foveonセンサー『Quattro』搭載。
3,900万画素相当の高解像度を実現した『SIGMA dp2 Quattro』
フィルムライクな層構造で全ての色情報をそのまま取り込める世界唯一のセンサー、Foveon。
垂直色分離方式センサーが生み出す圧倒的に豊かな色の諧調は、目で見る質感と同質の表現力を待ちます。
リッチで精緻なディテール描写による『フルボディ画質』を実現するために、あらゆる要素を一から見直して導き出した最適解。
それが、高解像センサー、最高性能のレンズ、そしてすべての挙動・操作系を徹底的に洗い直したdpです。
シグマの哲学『作品づくりのためのカメラ』
初代から変わることなく、最高画質を実現するために選択してきた『単焦点レンズ固定式』という基本仕様。
膨大なデータを処理するために、ハイエンドモデルのデジタル一眼レフカメラに匹敵する画像処理能力を実現、形状、重量、レイアウトなど、すべての要素を『画質』の一点に集約させてボディに収納。
そのうえで安定したホールディング性と直感的な操作性を徹底的に磨き込んでいます。
これによりセンサーのポテンシャルを最大限に発揮させつつ、撮影に集中できる『写真としっかり向き合える』仕様として完成させています。
ありふれた日常のなかに感動を見出し、撮影のたのしさと表現のよろこびを実感することができること。
シグマの写真哲学『作品づくりのためのカメラ』をそのまま具現化した、どこまでもストレートなデジタルカメラです。
世界で唯一の『垂直色分離方式』、Foveonセンサー
Foveonセンサーは、光の波長特性を利用し、シリコンの異なる深さに3層のフォトダイオードを配置して色分離を行う、垂直色分離方式を採用した世界唯一のダイレクトイメージセンサーです。
垂直方向に色分離を行うため、単一セル内ですべてを記録することができ、豊かなグラデーションやトーンを表現できます。
演算による補間処理もなく、原理的に偽色が発生しない為、ローパスフィルターを必要とせず、光と色の情報を余すことなく取り込むことが可能です。
新開発FoveonX3 ダイレクトイメージセンサー Quattro搭載
SIGMA dp2 Quattroには、新開発のフルカラーFoveonX3ダイレクトイメージセンサー(ジェネレーションネーム『Quattro』)を搭載。
トップ層の4ピクセルに対し、ミドル、ボトム層が1ピクセルとなる新たな3層構造1:1:4を採用。輝度情報はトップ、色情報はボトム、ミドル、トップの3層で取り込み、Foveonセンサーならではの持ち味はそのままに、さらなる高画質を追求。従来比30%アップの解像度とノイズ特性を向上させ、高画素化に伴うSN比の悪化を抑えられる だけでなく、忠実な色再現を行うための膨大なデータ処理の高速化にも成功しました。
3,900万画素相当の高解像度
一般的なカラーセンサーでは解像情報をグリーンで取得している為、全体の画素数の50%の情報量となります。
一方、Quattroセンサーでは、トップ層の全てで解像情報を取得している為、一般的なカラーセンサーに置き換えると2倍の解像度があると言えます。
トップ層の1,960万画素の解像情報により、約3,900万画素相当の高解像度を実現しています。
単焦点レンズ固定式カメラの威力
ピクセル等倍で画像が確認できるデジタル画像では、センサーが高画素・高性能であるほどその能力を最大限に発揮できる高性能の光学系が不可欠です。
単焦点レンズ固定式カメラであるdpは、圧倒的な解像力をもつセンサーとレンズを正確に正対させることにより画質の最適化を実現。
『最高のレンズと最高のセンサー』のベストマッチングを追求して製品開発に取り組んできたシグマのノウハウが凝縮されているのが、単焦点レンズ固定式カメラならではの特長なのです。