まず、撮影モードは各社によって名前が多少変わると思うのですが、
だいたい3つの撮影モードに分かれると思います。
・AUTOモード(全部の設定をカメラにお任せするいわゆるフルオートモードことです)
・シーンモード(特定のシーンに最適なモード)
・その他モード
(自分で設定できる部分があるモードです。
※Nikonであれば「P、S、A、Mモード」Canonであれば「P、Tv 、Av、 M」のことです。)
まずは、全部おまかせフルオートのモードについて
medium 1992019542 デジタル一眼レフカメラの基本(撮影モード切り替えでぐっと写真が上手になった気がする方法!!)
フルオートのAUTOモード(全部の設定をカメラにお任せする)
が一番簡単に撮影できるモードです。
AUTOモードは全てが適正な値になるように設定されてます。
なので、ちゃんと写すとういうことであれば最も安心なモードです。
でももうちょっとこうしたいんだよなー。みたいなときが、
写真を撮っていてないでしょうか?
例えば、もっと背景をぼかしたい。とかですね。
AUTOモードでは、かえってそれが難しかったりします。
写真の写りを決定するにあたって、
考えなければならないことに露出というものがあります。
簡単にいえば、写真の明るさを決定するものです。
その露出を決定するものがシャッタースピードと絞りになります。
※今回は露出についての説明は割愛。
また、その他考えなければならないのがISO感度やホワイトバランス等も
重要な要素になります。この辺のことも別記させてまとめて書きます。
今回は撮影モードの変更によってちょっと写真が上手になった気がする!
AUTOモードからその他のモードで撮ることによって
写真がちょっと上手に写るようになります。
撮っていてカメラを少し操作しながら撮ったりするもんだから、
うまく行くようになると上達した気分にもなれます!!
シーンモードはちょっと今回は省きます。
その他のモードを使いこなすことによって、
こちらに関しては、だいたいできるようになると
思うからです。(決して手抜きではないです。。)
フルオート以外のオート機能を使って、写真を思ったように撮れるようにする。ここが重要です!!
Pモード
Pところにダイヤルをあわせて使います。
(プログラムオート、プログラムAEなどと呼ばれるものです。)
medium 2827062969 デジタル一眼レフカメラの基本(撮影モード切り替えでぐっと写真が上手になった気がする方法!!)
適正露出となるように、絞り値とシャッタースピードをカメラが自動的に決めます。
ただし、露出を一定にしたまま、撮影者が絞り値と
シャッタースピードの組み合わせを変えることができます。
Pモードは被写体に合わしてシャッター速度と絞りが
最適になる様にカメラにプログラムされています。
撮影者が被写体にカメラを向け構図を決めてピントを合わしシャッター半押しすると、
カメラが割り出したシャッター速度と絞り値が表示されます。
これで良ければシャッター全押しします。
もし、動きのある被写体でカメラが割り出したシャッター速度では
遅い場合は速いシャッター速度に変えられます。シャッター速度変更に伴い、
適正露出になるように今度は露出値が明るくなる様に連動して変わります。
逆にシャッター速度を遅くする場合も絞り値は連動して絞り最適露出になります。
露出値を変えてもシャッター速度が連動して最適露出にします。
背景をもっとボカしたい場合は絞り値をの数字を低くします。
例えば、f5,6からf2.0にします。
これに連動してシャッター速度が速くなります。
このように、Pモードは撮影者がシャッター速度あるいは
露出を目的に合わせて変える事が出来るモードです。
Pモードはスナップや動物などの撮影でシャッターチャンスを
逃がしたくない時にオススメのモードになります。
ただし、あらかじめISO感度やホワイトバランスなどの
設定をしなければなりません。
ここがフルオートのAUTOモードとの大きな違いです。
フルオートは全てがカメラ任せの撮影になります。
Pモードの場合は目的に合わせて
あらかじめホワイトバランスやISOなどを設定しておくと良いでしょう。
シャッター優先オート
SやTvなどのところにダイヤルをあわせて使います。
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撮影者が選んだシャッタースピードに対して適正露出となるような
絞り値をカメラが自動的に決めます。
滝の撮影や渓流、水の動きや風を表現したいときなどの風景撮影では
シャッター優先モードでの撮影してみましょう。
滝や川などの水に糸を引かせたいという時などは使いかってが良いです。
この場合は、三脚をたて撮影することが必須になってくるでしょう。
絞り優先オート
AVやAのところにダイヤルをあわせて使います。
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撮影者が選んだ絞り値に対して適正露出となるような
シャッタースピードをカメラが自動的に決めます。
絞りの効果は、実際に撮影してみて自分の目で確認しながら、
感覚として身につけていくと良いと思います。
背景をぼかす効果などは試しながらやっていくとだんだん
うまくなっていくと思います。
風景やポートレートなど設定する余裕があったりする被写体では
ピントをあわせる位置での露出のコントロールが出来る
絞り優先モードを使ってみましょう。
※いずれのモードを選んでもオートの設定なので露出は適正露出となります。
自分のイメージに近づけるには撮影モードを選ぶことがオススメ。
全部自分でコントロール!マニュアルモードで写真を撮る!!
マニュアルで撮る。
Mのところにダイヤルをあわせて使います。
絞り値もシャッタースピードも撮影者自身が選ぶので写真の表現の幅は広がります。
組み合わせを誤ると明るすぎる写真や暗すぎる写真となってしまいます。
明るすぎると露出オーバー(ハイキーな写真)、露出アンダー(ローキーな写真)と呼びます。
このため、カメラに内蔵されている。露出計、露出インジケーターを見ながら、
絞り値とシャッタースピードの組み合わせを決め、露出をコントロールしていきます。
オーバー気味にアンダー気味に撮りたいなど意図したようにコントロールできます。
まとめとか。
基本的なことを知っていれば、
IPHONEなどスマートフォンで写真を撮るときでも、
ぐっと幅が広がります。今ではアプリ等を活用することによって
デジタル一眼カメラと同じような撮影も出来るようになりましたね。
でもカメラがどのように動いているのか?
(例えば露出がどういうふうに計算されるのかとか
被写界深度がどうのこうのとかそういうのーお。)
ってことを理解することによって
写真がぐっと変わってってくると思います。
あとは、写真をたくさん見ることが上達する
近道だとよく言われています。
インターネット上にはたくさんの
作例があふていますので、
参考にしてみると良いでしょう。
また、写真集を購入してみてみると、
感性が溢れ出てくるかもしれません。
デジタル一眼レフカメラを扱うために
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