【2022年3月】ポータブル電源のおすすめ人気ランキング22選【大容量も!】
ポータブル電源の選び方
ポータブル電源を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「7つのポイント」をご紹介します。
① レジャー用?防災用?用途にあわせて容量を選ぼう
ポータブル電源の電池容量は主に、時間当たりの電力使用量を意味するWh(ワットアワー)で表され、数値が大きいほど電池容量が大きく、たくさんの電力を蓄えることができます。
ただし、電池容量が増すほど本体の重量も重くなるうえ高価なものが多いため、用途と照らしあわせて最適な商品を選びましょう。
ピクニックや庭先で使うなら300~500Whを目安に選ぼう
ピクニックや庭先で使用するといった、ちょっとした電力を必要とするシーンでは電池容量が300~500Wh程度あれば事足りるでしょう。小型の扇風機を動かしたり、スマートフォンやカメラの電池、ドローンなどの充電をしたりといった、それほど大量の電力を必要としない用途に適しています。
【400Whのポータブル電源を使用した場合の例】
- 一般的な電池容量(13W)のスマートフォン:約25回の充電が可能
- 消費電力が50W程度の家電製品 :約6時間の連続稼働が可能
また、比較的軽量な商品が多いため、力が弱い人でもそれほど苦労することなく簡単に持ち運びができる点はメリットといえるでしょう。
キャンプや車中泊で使うなら500Wh以上のものを選ぼう
キャンプや車中泊での使用を考えている人は、電池容量が500Wh以上ある商品を選びましょう。夏場は小型のポータブル冷蔵庫や扇風機をつないで涼しく過ごすことができ、冬場であれば電気毛布などを使用して快適な車中泊が楽しめます。
【500Whのポータブル電源を使用した場合の例】
- 一般的なポータブル冷蔵庫(45W):約9時間の連続稼働が可能
- 一般的な電気毛布(60W) :約7時間の連続稼働が可能
また、これくらいの容量があれば、小型のテレビやホームシアターを接続して使用することもできるため、家族でのキャンプがより充実するでしょう。
防災目的で備えるなら1000Wh以上のものを選ぼう
災害時に備えてポータブル電源を購入するなら、電池容量が1000Wh以上のものを選びましょう。災害などで停電が起きた場合、約3~4日で復旧するといわれており、その期間に耐えるだけの十分な電池容量が必要です。
【1000Whのポータブル電源を使用した場合の例】
- 一般的なPC(30W):約13回の充電が可能
- 一般的なテレビ(60W) :約14時間の連続稼働が可能
1000Wh以上の容量を有するポータブル電源であれば、十分に余裕をもったうえで復旧を待つ期間をしのげるでしょう。
② 実際に使える電池容量にも注目!公称値の80%以上の電力が使用できる商品を選ぼう
ポータブル電源は、発熱・冷却ファン・ディスプレイなどにも電力が消費されるため、公称値の電池容量すべては使用できません。そのため、実際に使用できる電池容量は重要なポイント。公称値に対して80%程度の電力が使用できれば高性能といえるので、この数値以上の商品を選ぶのがおすすめです。
今回の検証では、実際に使用できる電力は約50~85%と商品によって大きな差がありました。商品ごとの実際に使用できた電池容量はランキングでご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
③ 出力ポートの「定格出力」と「周波数」を確認しよう
ポータブル電源で家電製品を使用する機会も少なくありません。使いたい家電製品が正常に動作するかどうかに関わる2つの仕様を、購入前に確認しましょう。
「定格出力」は使用する家電製品の消費電力に対応したものを選ぶ
定格出力とは、ポータブル電源から継続して安全に給電できる電力の最大出力を指します。たとえば、電池容量が400~700Whのポータブル電源のAC出力ポートの定格出力は300~500W(ワット)程度です。
家電製品の消費電力が、ポータブル電源の定格出力を上回っていると使用することができません。そのため、使いたい家電製品の消費電力がポータブル電源の定格出力の範囲内に収まっているかを必ず確認しましょう。
使用する家電製品の「周波数」に対応しているかチェック
家庭用コンセントの周波数は50Hz(ヘルツ)と60Hzの2種類にわかれ、家電製品によって対応している周波数が異なります。ポータブル電源のAC出力ポートと家電製品の周波数が異なる場合、正常に動かずに故障する危険性も。
その点、すべての周波数に対応している商品であれば家電製品を正常に使用できるので、購入前に仕様欄を確認しましょう。
④ 使用する家電製品にあった「出力波形」のものを選ぼう
AC出力ポートを使用する際の電気の出力波形は正弦波(せいげんは)と矩形波(くけいは)の2種類にわけられます。出力波形の違いによって使える家電製品が変わってくるため、対応している出力波形を確認しましょう。
ノートパソコンやスマートフォンなどの精密機器に給電するなら正弦波
ノートパソコンやタブレット端末などの精密機器に使用する場合は、出力波形が滑らかに上下している正弦波を選びましょう。比較的高価な商品が多い傾向にありますが、家庭用のコンセントと同じ波形であるため、機器が故障する危険性なく使用できます。
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