ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「ブラッド ファーザー」

2020年01月16日 | アクション映画
2017年公開の映画の紹介です

監督はジャン=フランソワ・リシェ。
メル・ギブソン主演の、なんとフランスのアクション映画です。


3年前に家出をして捜索されている17歳のリディアは、恋人のジョナと一緒にいました。
ジョナの仲間3人と共に、リディアはある家に押し込み強盗をしようとしていました。
ジョナはりディアに、現金のありかを言わない女性を撃たせようと無理強いします。
しかし、女性が反撃してリディアの弾はジョナにあたってしまい、リディアはその場から逃げます。
一方、リディアの父のジョンは、刑務所から出所し、仮釈放中の身です。
ジョンは最悪の人生を改める為、断酒をしています。
そこへ、最愛の娘から電話がかかり、喜び勇んで迎えに行きます。
そして、タトゥーを彫る仕事をしているジョンのトレーラー・ハウスに連れてきます。
携帯に脅しのメールを受け取ったリディアは、ジョンに事情を話します。
その夜、深夜に1台の車がやってきて、3人の男たちはタトゥーを彫ってくれと言います。
ジョンが断ると、男たちは銃を取り出し、トレーラー・ハウスに無数の銃弾が撃ち込まれてしまったのです。

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この映画はピーター・クレイグの小説が原作です。

この映画の製作の頃、還暦ぐらいですがアクションはまだまだ健在のメル・ギブソンです。
「バイクやカーアクション、銃撃戦。いつもの危険なやつだ。今でも楽しいよ」
と笑顔で語ったとか。

リディア役はエリン・モリアーティ。
「はじまりへの旅」(2016)、「キングス・オブ・サマー」(2013)の出演があります。

ジョナ役はディエゴ・ルナ。
「エリジウム」(2013)、「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」(2016)では、キャシアン役を演じていました。




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「風に立つライオン」

2020年01月16日 | 日本映画
2015年公開の日本映画の紹介です

監督は三池崇史。
アフリカ・ケニアで国際医療ボランティアとして活動する医師のドラマ映画です。
主演・出演は、大沢たかお、石原さとみ、真木よう子、萩原聖人、石橋蓮司、鈴木亮平。


2011年3月。
被災後の石巻市で黒人男性がたたずみ「がんばれ」とつぶやきます。
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1987年、ケニア。
長崎大学熱帯医学研究所では2人の医師を待っていました。
青木医師は時間通り到着しましたが、島田航一郎医師は3日遅れで到着し、「朝、起きて出たら間に合うと思って」とあっけらかんとしています。
所長・村上は呆れますが、間もなく島田の人柄と腕の良さに感心し始めるのです。
半年後、国境近いロキチョキオの赤十字戦傷病院へ一ヶ月間応援の要請があり、航一郎と青木は訪れます。
しかし、地雷を踏んで運ばれる子供たちや重症の兵士が次々と運ばれ、着くなり2人は切断手術をする事になるのです。
瞬く間に一ヶ月が過ぎ、航一郎と青木は重い気持ちで研究所に戻ります。
村上所長は沈む航一郎をケニアのマサイ村へ連れて行き、村人と楽しいひと時を過ごします。
テントに泊まった翌朝、航一郎は遠くへ向かって「頑張れ!」と叫び続けます。
そして、改めて赤十字戦傷病院へ志願した航一郎は、マザーテレサ病院から移ってきた日本人のワカコと共に、患者の手当ての他に子供達とたくさん触れあうようになるのです。

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この映画は、ところどころ島田紘一郎を知る人々のインタビューを交え多作りになっています。

『風に立つライオン』はさだまさしの1987年作られたシングル曲で、
実在の医師である柴田紘一郎(元長崎大学熱帯医学研究所)のエピソードが元になっているようです。
2013年には、大沢たかおが強く依頼してさだまさしが小説として書籍を発行しています。
ロケは「とにかく暑いし、砂埃は舞うし、本番中に砂嵐が通過していく」状態だったとか。

企画に参加している航一郎役の大沢たかおは、この映画の思い入れも強く、
さだまさしの曲を聞いた時から8年間、「映像で観たい。映画で観たい。いい席で観たい。」と思い続けていたとか。

普段は稽古を怠らないワカコ役の石原さとみは、現地に着くなり手術のシーン。でも、
「日本映画なのに、アフリカのケニアに行って、現地の人たちと現地の物を食べながら、時にはスワヒリ語で現地の話をしたりして……。夢みたいな撮影でした。」
こういう撮影現場をとても望んていたようです。

≪ 付録 風に立つライオン 歌詞 ≫

作詞・作曲・歌:さだまさし
突然の手紙には驚いたけど嬉しかった
何より君が僕を怨んでいなかったということが
これから此処で過ごす僕の毎日の大切な
よりどころになります ありがとう ありがとう

ナイロビで迎える三度目の四月が来て今更
千鳥ヶ淵で昔君と見た夜桜が恋しくて
故郷ではなく東京の桜が恋しいということが
自分でもおかしい位です おかしい位です

三年の間あちらこちらを廻り
その感動を君と分けたいと思ったことが沢山ありました

ビクトリア湖の朝焼け 100万羽のフラミンゴが
一斉に翔び発つ時 暗くなる空や
キリマンジャロの白い雪 草原の象のシルエット
何より僕の患者たちの 瞳の美しさ

この偉大な自然の中で病いと向かい合えば
神様について ヒトについて 考えるものですね
やはり僕たちの国は残念だけれど何か
大切な処で道を間違えたようですね

去年のクリスマスは国境近くの村で過ごしました
こんな処にもサンタクロースはやって来ます 去年は僕でした
闇の中ではじける彼等の祈りと激しいリズム
南十字星 満天の星 そして天の川

診療所に集まる人々は病気だけれど
少なくとも心は僕より健康なのですよ
僕はやはり来てよかったと思っています
辛くないと言えば嘘になるけど しあわせです

あなたや日本を捨てた訳ではなく
僕は「現在(いま)」を生きることに思い上がりたくないのです

空を切り裂いて落下する滝のように
僕はよどみない生命(いのち)を生きたい
キリマンジャロの白い雪 それを支える紺碧の空
僕は風に向かって立つライオンでありたい

くれぐれも皆さんによろしく伝えて下さい
最后になりましたが あなたの幸福(しあわせ)を
心から遠くから いつも祈っています

おめでとう さようなら 




良い映画は続くよ、どこまでも~~~♪♪♪
皆さま、お立ち寄りありがとうございます (*´∪`*)
コメント (2)
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