ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「エクス・マキナ」

2020年01月24日 | SF映画
2016年公開の映画の紹介です

監督・脚本はアレックス・ガーランド。
15R指定のSF・スリラー映画です。
主演・出演は、アリシア・ヴィキャンデル、ドーナル・グリーソン、オスカー・アイザック。



IT企業でプログラマーとして働くケイレブは、ある日「社内抽選:1等賞」と通知を受け、皆にうらやましがられます。
社長・ネイサンの別荘へ招かれたケイレブは、ヘリコプターで広大な土地に降ろされます。
やっと建物に着くとその場でケイレブの顔写真入りのカードキーが作られ、ネイサンは入れるところはどこでも行けると話します。
部屋へ案内されたケイレブは、窓がないのはここが研究施設だからと言われ驚きます。
更に『チューリング・テスト』の知識を問われ、ケイレブは
「コンピューターと会話し、相手が機械とわからなければ合格」
と答えます。
そしてネイサンは、自分が作ったAIがどのくらい知的かの判定をするようケイレブに依頼するのです。
ケイレブはセッションで、透明で美しいエヴァと対面します。
ケイレブは会話をしよう、と話しエヴァ自身の事を話すよう促します。
二日目のセッションの最中に、昨晩も起こった停電が起こりました。
エヴァはケイレブを呼び、
「信用しないで。彼の言ったこと」
と話し、電力が復旧すると何事も無かったように会話を続けるのです・・・

************************
この映画はアカデミー賞で「視覚効果賞」を受賞しています。

エヴァ役は、スウェーデンの女優・アリシア・ヴィキャンデル。
この映画では「英国アカデミー賞助演女優賞」と「ゴールデングローブ賞 助演女優賞」のノミネートの他たくさんの受賞をしています。
「リリーのすべて」(2016)ではアカデミー助演女優賞、やはりたくさんの賞を受賞しています。
「トゥームレイダー ファースト・ミッション」(2018)では、初のアクションにチャレンジしています。

ケイレブ役はドーナル・グリーソン。
 「ハリー・ポッターと死の秘宝」(2008)「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」(2015)「レヴェナント: 蘇えりし者」(2016)など、ちょっと意外系にも出演していたんですね。

この映画は、SF映画でよく使用される蛍光灯の光を意図的に避けて、タングステンの、優しい光の豆電球を1,5000個使用していたとか。

タイトルの“エクス・マキナ”はラテン語の“Deus Ex-Machina”が由来で、
ギリシャ悲劇のフレーズ“a god from the Machine”(機械仕掛けの神)から来た言葉のようです。







お立ち寄り、大変ありがとうございます
ポちっと押して頂くと、とっても励みになります (*´∪`*)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「ダイヤルM」

2020年01月24日 | サスペンス映画
1998年公開の映画の紹介です

監督はアンドリュー・デイヴィス。
ヒッチコック監督の「ダイヤルMを廻せ!」をリメイクしたサスペンス映画です。
主演・出演は、マイケル・ダグラス、グウィネス・パルトロウ、ヴィゴ・モーテンセン。


絵画に囲まれた部屋のベッドで、エミリーは若いデイヴィッドと熱く抱き合っていました。
--------------------------------------------
エミリーが豪邸に戻ると夫・スティーブンが帰宅していて、急遽その夜のパーティに出席するとエミリーに言います。
困ったエミリーでしたが、パーティ会場でそれとなくデイヴィッドに夫がいる事を伝えます。
すると、スティーブンが近付いてきて挨拶を交わし、デイヴィッドが画家とわかると時間を取って見に行くと話します。
翌日スティーブンはデイヴィッドの自宅でもある自室を訪れ、絵を見た後、不倫関係について知っていると話します。
デイヴィッドは臆せず認めると、スティーブンは交換条件を持ちかけます。
大金を渡す代わりに、エミリーを殺害して欲しいというものでした。
翌日スティーブンだけがいる時にデイヴィッドが訪ね、侵入方法や、鍵の場所などを確認し、前金を受け取って帰ります。
そして決行の日、準備を整えエミリーの在宅を確認してスティーブンは出かけます。
約束通り電話がかかってきてエミリーが出ている時に覆面の男は侵入し、エミリーを抑えつけます。
電話をかけた後かなりの時間をおいてスティーブンは帰宅し、恐る恐る奥へ進むと・・
声が聞こえてきたのです・・

**********************************************
原題は『Dial M for Murder』
直訳すると「殺人のためにMをダイヤルしろ」
「M」の意味は確定しませんが、外国のダイヤル方式(アメリカやイギリスの電話機には数字の他にアルファベットが振られていて、「M」の下に「6」など)に関係があるとか、
元の監督がヒッチコックなので謎かけがあるなど、いろいろな考えがあるようです。

原作はフレデリック・ノットの同名の舞台劇です。

ヒッチコック版は、1954年公開、
出演はグレース・ケリー、レイ・ミランド、アンソニー・ドーソン。






お立ち寄りありがとうございます
以前観ている映画は、忘れかけているのが殆どです m(*T▽T*)m
なので(?)新たにドキドキ、ワクワクです
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

にほんブログ村ランキング

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村

人気ブログランキング


映画レビューランキング