ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「乙女の祈り」

2020年01月22日 | スリラー・ミステリー映画
1995年公開の映画の紹介です

監督はピーター・ジャクソン。
少女たちの視点からのファンタジーっぽい作品です。でも、ミステリー。
主役の乙女たちを演じたのはメラニー・リンスキーとケイト・ウィンスレット。


少女たちの叫び声が段々近づき、間もなく血だらけの2人の少女が森の中から走り出てくる姿が映ります。
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1952年、ニュージーランド・クライストチャーチ。
女子高生のポウリーンのクラスに、転校生が紹介されます。
イギリスから転校してきた聡明なジュリエットで、フランス語の教師の間違いを指摘する秀才でした。
ポウリーンはジュリエットに魅了され、好みが一緒とわかると2人は仲良くなります。
ポウリーンの家庭から比べると、ずっと裕福なジュリエットの家庭はあこがれとなります。
ポウリーンとジュリエットは空想の世界を作り上げ、粘土で登場人物を作ったりします。
ある日、授業中にジュリエットは体調を崩し、肺結核とわかります。
ジュリエットは遠くに治療に行く事になり、2人は手紙のやり取りをします。
退院後も2人の仲は異常なほど強く、心配したジュリエットの父はポウリーンの自宅を訪れます。
その後カウンセリングを受けたポウリーンの診断に、両親は驚くのです。

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原題は『Heavenly Creatures』
直訳で 天国の動物たち となるんですね。

この映画はニュージーランド・クライストチャーチで起きた殺人事件を元にした作品です。
監督賞・脚本賞に多数のノミネートと受賞があります。

ジュリエットのモデルになったアン・ペリーは、現在ミステリー作家として活躍しているんですね。

ポウリーン役はメラニー・リンスキー。
「ニュースの天才」(2004)、「マイレージ、マイライフ」(2010)などの出演があります。

ジュリエット役はこの映画がデビュー作のケイト・ウィンスレット。
アカデミー賞では7度のノミネートがあり、内、「愛を読むひと」(2009)で主演女優賞を受賞しています。






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「ヒッチコック」

2020年01月22日 | 実話をもとにした映画
2013年公開の映画の紹介です

監督はサーシャ・ガヴァシ。
スティーヴン・レベロのノンフィクションが原作の、伝記映画です。
主演・出演は、アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン、スカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビール、ジェームズ・ダーシー、トニ・コレット、ラルフ・マッチオ。


1944年。ウィスコンシン州。エド・ゲイン農場。
殺害のシーンが映り、アルフレッド・ヒッチコックがこちらを見て、「カインとアベル」の話をします。
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1959年。
ヒッチコックと妻・アルマは新作映画「北北西に進路を取れ」のプレミア会場に出席するも、そろそろ引退では、と言われます。
その後ヒッチコックは次作の題材探しに躍起になり、秘書にも声をかけます。
自分で見つけたエド・ゲインの伝記・「サイコ」について反応を聞くと、猟奇殺人で評判が悪く誰も興味を示さないと言われます。
しかしヒッチコックは気に入り、国内の小説を買い取らせてしまいます。
配給会社のパラマウントは乗り気ではなく、ヒッチコックは妻に実費で作ると話します。
シャワーを浴びての殺害シーンで、ヒッチコックはアルマに訪ねます。
「映画の中盤で有名女優が殺害されるんだ。どう思う」
「重大なミスが一つ。30分で殺すのよ」
アルマは答え、ヒッチコックは感心します。
「サイコ」の撮影が始まりますが、ヒッチコックは、共同脚本を頼まれた作家と出かけるアルマが気になってしかたありません。
そして、シャワーシーンでは俳優のやわらかい演技に激怒し、ヒッチコックは妻や配給会社への怒りを込めて女優にナイフを突き立てるのです。
女優のジャネット・リーは迫真の演技になるのでした・・・

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ノンフィクション本のタイトルは『アルフレッド・ヒッチコック&ザ・メイキング・オブ・サイコ』
1960年の映画 『サイコ』の製作の舞台裏を描く作品のようです。

ヒッチコック役は本人とはわからない容姿と話し方のアンソニー・ホプキンス。

ヒッチコック監督は、自分の作品のどこかにほんの一瞬だけ必ず姿を出すことで知られているんですね。

≪ 「サイコ」(1960) 豆知識 ≫

モノクロのサイコ・スリラー系のサスペンス映画です
出演は、アンソニー・パーキンス、ジャネット・リー
アカデミー賞では「監督賞」「助演女優賞/ジャネット・リー」「撮影賞(白黒部門)」「美術賞 (白黒部門)」の受賞があります。






ご本人


映画を観ていると、観たい映画がどんどん増えてきます
レンタルの場合、他の映画の宣伝が無くすぐに本編が始まると、ちょっとがっかりです ( ´・ω・)
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