ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「アガサ・クリスティー ねじれた家」

2020年01月29日 | サスペンス映画
2019年4月年公開の映画の紹介です

監督は、ジル・パケ=ブレネール。
アガサ・クリスティー自ら“最高傑作”と認めた小説が原作の、推理・サスペンス映画です。
主演・出演は、グレン・クローズ、マックス・アイアンズ、ステファニー・マティーニ、テレンス・スタンプ、クリスティーナ・ヘンドリックス。


顔が映らない女性が、高齢の男性の腕に注射器を差し込みます・・
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事務所に着いた私立探偵のチャールズは、秘書から予約のない女性の訪問を聞きます。
以前恋人だったソフィアは、祖父の巨万の富を築いた大富豪レオニデスが亡くなり、誰かに殺された可能性が強く調べて欲しいとチャールズに依頼します。
一度は断ったチャールズですが、犯人は今でも屋敷内にいると聞き豪邸を訪れます。
車で到着すると銃声が聞こえ、驚いて見ると大伯母のイーディスが庭のもぐらを狙っていたのです。
間もなく、レオニデスの長男の娘・ジョセフィンがチャールズに近づき、ミステリーが大好きで皆の秘密をノートに書いていると話します。
その後、チャールズは、屋敷の人々
レオニデスの長男夫婦と、息子、
弟夫妻、
レオニデスの若い、ダンサーだった妻、
家庭教師と乳母
など、会話をしていきます。
その後、チャールズはレオニデス氏の遺言状を管理している弁護士と面会し、レオニデスが署名をしていなかったことを知り驚きます。
財産は妻に相続されることになるのです・・・

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チャールズ役はマックス・アイアンズ。
「赤ずきん」(2011)、「ライオット・クラブ」(2016)、「アニー・イン・ザ・ターミナル」(2018)などの出演があります。

≪ 付録 アガサ・クリスティ原作の映画作品  一部!!! ≫

「奥さまは名探偵~パディントン発4時50分~」(2008製作) 原作『パディントン発4時50分』
監督:パスカル・トマ
出演:カトリーヌ・フロ

「情婦」(1958) 原作『検察側の証人』 ※ レビューあります
監督:ビリー・ワイルダー
出演:タイロン・パワー、マレーネ・ディートリヒ

「クリスタル殺人事件」(1981) 原作『鏡は横にひび割れて』
監督:ガイ・ハミルトン
出演:アンジェラ・ランズベリー、エリザベス・テイラー

「華麗なるアリバイ」(2010) 原作『ホロー荘の殺人』
監督:パスカル・ボニゼール
出演:ミュウ=ミュウ、ランベール・ウィルソン

「ドーバー海峡殺人事件」(1984) 原作『無実はさいなむ』
監督:デズモンド・デイヴィス
出演:ドナルド・サザーランド、フェイ・ダナウェイ

「サボタージュ」(2014) 原作は『そして誰もいなくなった』だが、全く別物のようです
監督:デヴィッド・エアー
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、サム・ワーシントン

「オリエント急行の殺人」(1975) ※ レビューあります
監督:シドニー・ルメット
出演:アルバート・フィニー、リチャード・ウィドマーク、ショーン・コネリー、ヴァネッサ・レッドグレイヴ

「オリエント急行の殺人」(2017) ※ レビューあります
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、ペネロペ・クルス、ジョニー・デップ、ジュディ・デンチ、デイジー・リドリー

「ナイル殺人事件」(1978)
監督:ジョン・ギラーミン
出演:ピーター・ユスティノフ、ジェーン・バーキン、ミア・ファロー、オリヴィア・ハッセー

さて、今年秋、公開予定です
「ナイル殺人事件」
監督:ケネス・ブラナー
出演:ケネス・ブラナー、アーミー・ハマー、ガル・ガドット、アネット・ベニング






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「ペンタゴン・ペーパーズ 最高機密文書」

2020年01月29日 | メリル・ストリープ
2018年公開の映画の紹介です

監督はスティーヴン・スピルバーグ。
実話をもとにした社会派ドラマ映画です。
主演・出演はメリル・ストリープ、トム・ハンクス。


1965年、ベトナム戦争のさ中。
国防総省勤務のダニエル・エルズバーグは、ベトナム戦争に同行して報告書を作成します。
国防長官のマクナマラに状況を聞かれたエルズバーグは、「合衆国にとって絶望的」と答えます。
ところがアメリカ政府は、「好転の状態」と国民に伝えるのです。
憤りを感じたエルズバーグは、ベトナム戦争に関する機密文書を持ち出しコピーしました。
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ワシントンポスト紙のキャサリン・グラハムは、亡き夫から経営を引き継ぎましたが、上手く組織をまとめられずにいました。
ある日、ニューヨークタイムズの一面に、ベトナム戦争に関して政府が事実を隠していたことなどが掲載されます。
記者のベン・ブラッドリーは機密文書専門の記者に依頼して、大量の機密文書の入手に成功します。
このことを知ったキャサリンは、亡き夫の友人でもあったマクナマラを訪ね、事実を確認しようとします。
しかしマクナマラは、
「記事を掲載すれば、ニクソン大統領はどんな手を使っても君を潰すだろう」
と警告するのです・・・

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原題は『The Post』です。

この映画はアカデミー賞で、「作品賞」と「主演女優賞/メリル・ストリープ」にノミネートがあります。

≪ ペンタゴン・ペーパーズ とは ≫

ベトナム戦争とトンキン湾事件に関する非公開の政府報告書のこと。
国際安全保障問題・担当国防次官補が、国務省軍政局長らにまとめさせたもの。
正式名称は『ベトナムにおける政策決定の歴史、1945年-1968年』






お立ち寄り、ありがとうございます
珍しく、繊細な女性の役どころのメリルでした
テレビドラマの「ホロ・コースト」から観てますが、ずっとお気に入りの女優さんです
コメント (2)
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