ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「博士と狂人」

2021年04月04日 | 実話をもとにした映画
2020年10月公開の映画の紹介です

監督は、ファラド・サフィニア。
サイモン・ウィンチェスターのノンフィクションが原作の、実話のドラマ映画です。
主演は、何と初共演のメル・ギブソンとショーン・ペン。
他出演は、ナタリー・ドーマー、エディ・マーサン、スティーヴ・クーガン、ジェニファー・イーリー、ジェレミー・アーヴァイン。


1872年、イギリス・ロンドン、裁判所。
弁護士の供述で、「加害者は命を狙うものから追われていた」と話されます。
鎖に繋がれた元軍医大尉のマイナー博士は、追う者の姿を見つけ銃で撃ち殺害した後で違う男性であることに気付いたのです。
マイナーは追う男の名前を言い、「頬に焼き印があるからすぐわかる」と騒ぎます。
心を病んでいる事でマイナーは無罪判決でしたが、刑事犯精神病院に拘禁されることになりました。
そこでも、マイナーは寝ずにベッドの下など追う男の姿を探すのでした。
イングランド、オックスフォード大学。
勤務の面接に来た言語学博士・マレーは、博士号を持っていない事で懸念されますが、英語辞典の編纂を任されます。
マレーは、古語、新語、廃語、俗語など全ての単語を収録しようと考え、英語を話す人々に単語の引用をカードに書いて送ってもらう手配をするのです。
精神病院のマイナーは、ある日大けがをした看守の処置を適切に行い、同僚を救った事で看守・マンシーはマイナーに本をプレゼントします。
するとマイナーは、本に挟み込んであったマレーの単語の引用を求める「声明文」を目にしたのです。
そして間もなく、“A”からなかなか進まないマレー達は、大量の引用カードの到着に驚き、喜ぶのでした・・・

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サイモン・ウィンチェスターの著作は「博士と狂人―世界最高の辞書 OEDの誕生秘話」。
原題は『The Professor and the Madman』
直訳では「教授と狂人」
邦題は謎ですな・・

マンシー役は、いろんな映画でよく見かけるエディ・マーサン。
「シャーロック・ホームズ」(2010)シリーズではレストレード警部役、「おみおくりの作法」(2015)では主演、
「人生はシネマティック!」(2017)、「アトミック・ブロンド」(2017)、「エンテベ空港の7日間」(2019)などの出演、
「ジェントルメン」がこれから公開予定です。






お立ち寄りありがとうございます
題名や画像を見る限りスリラーと思いしや、まさかの実話でございました
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