ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「浅田家!」

2021年04月19日 | 日本映画
2020年10月公開の日本映画の紹介です

監督は、中野量太。
写真家・浅田政志の写真集『浅田家』と『アルバムのチカラ』が元になっているドラマ映画です。
主演・出演は、二宮和也、妻夫木聡、黒木華、菅田将暉、風吹ジュン、平田満。


“事実を元に構成された物語”とテロップが流れます。
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三重県津市。
父の葬儀に、やっと父の写真を持ってきた弟・政志に兄・幸宏は文句を言い、写真を見て更に文句を言うのでした。
1989年、政志10歳。
学校から帰宅した政志は包丁で怪我をした父に驚き、母に知らせに行く途中転んで血を流し、戻った血まみれの政志を見た幸宏は階段を転げ落ちてしまいます。
病院で包帯を巻かれた3人を前に、看護婦の母は呆れながらも笑ってしまいます。
幸宏『この時が、家族が政志に巻きこまれた始まり』
父は写真が趣味で、毎年12月必ず息子2人の写真を年賀状の為に撮っていて、12歳の誕生日に政志にカメラをプレゼントしました。
19歳、それからカメラに夢中になった政志は高校卒業後大阪の写真専門学校へ進学し、しばらく実家に帰ってこなかったのです。
幸宏『2年半ぶりに帰って来た弟は、カラフルだった』
ダラダラ生活を過ごしていた政志は、“一生で一枚”の写真が撮れたら卒業できる、と言われ家族に協力してもらうために帰ってきたのでした。
嫌々ながら幸宏も参加し、政志の写真は学長賞をとり、家族の誰もが政志は写真家まっしぐらと信じたのです。
ところが政志は仕事をしないでぶらぶらし、ある日幸宏は面接をすっぽかした政志を叱責します。
ところが、謝罪の言葉と共に政志は無理難題な頼みを幸宏にするのでした・・・

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この映画は、ワルシャワ国際映画祭国際コンペティション部門で「最優秀アジア映画賞受賞」を受賞しています。
日本アカデミー賞では、「最優秀助演女優賞/黒木華」を受賞、
他、「優秀作品賞」「優秀主演男優賞(二宮和也」「優秀助演男優賞(妻夫木聡」「優秀監督賞」「優秀脚本賞」「優秀美術賞」「優秀編集賞」
の受賞があります。



浅田家の写真たち



お立ち寄り、ありがとうございます
写真好きの父、たまちゃんのおとうさんを思い出します (*´∪`*)
コメント (2)
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