ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「象の背中」

2021年04月07日 | 日本映画
2007年公開の日本映画の紹介です

監督は、井坂聡。
秋元康の小説が原作の、ヒューマン・ドラマ映画です。
主演・出演は、役所広司、今井美樹、塩谷瞬、南沢奈央、井川遥、手塚理美、笹野高史、高橋克実。


ある日不動産会社部長・藤山幸弘は、病院の検査結果で転移している癌で余命は半年と言われます。
会社に戻った幸弘は中途半端な物言いの部下を怒鳴り散らし、トイレにこもると嗚咽を漏らしてしまうのです。
妻・美和子は早く戻った幸弘に驚きながらも、手土産の豆腐で湯豆腐を作ります。
間もなく部活から帰宅した娘・はるかと夜遅くに帰宅した長男の俊介と、幸弘は変わりなく過ごし後日俊介と喫茶店で待ち合わせます。
自分の病気と余命を話す幸弘に、俊介は呆然と言葉ないままです。
更に幸弘は続けて言います。
「長男のお前だけに話す、治療は受けず死ぬまで生きる」
その後幸弘は、若い愛人・悦子にも、会社帰りに寄り伝え、悦子は気丈に受け取ります。
ある夜俊介は幸弘に、治療を受けるようそっと話しますが幸弘の決心は固いものでした。
それから幸弘は思いを残した人々に一人づつ会い、ある日病院で知り合いの高齢の男性・高木を見かけ声をかけます。
2人でバーに寄ると、高木は後一年の命で別れた家族にも今更言えないと幸弘に話し、
「象になろうと決めた」
と言うのです・・・

*****************************************
この映画のキャッチコピーは、

『象は、自らの死期を察知した時、群れから離れ、死に場所を探す旅に出るという。 』

原作は、産経新聞紙上に2005年1月から6月まで連載されたようです。





お立ち寄りありがとうございます
産経系ではないですが、どの新聞の小説も、ついぞ読み続いた事がございません・・・
連載始まりはチェックすれど・・・
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