ふくの映画ブログ

映画の紹介です

「シェイクスピアの庭」

2021年04月18日 | 歴史映画
2020年3月公開の映画の紹介です

監督は、ケネス・ブラナー。
シェイクスピアの晩年の日々、実話の歴史映画です。
主演・出演は、ケネス・ブラナー、ジュディ・デンチ、イアン・マッケラン、リディア・ウィルソン、キャスリン・ワイルダー。


1613年6月29日、グローブ座ではシェイクスピア作の『ヘンリー八世』が上映されていた。
しかし舞台用の大砲から出火、グローブ座は焼け落ち、シェイクスピアは筆を折った・・
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イギリス南部の町、ストラットフォード・アポン・エイボン。
故郷の土を踏んだシェイクスピアは、少年・ハムネットに囁かれます。
「僕の物語も、終わらせて」
振り向くとハムネットの姿はなく、シェイクスピアは11歳で亡くなったハムネットの墓のそばに行くのです。
自宅には年上の妻・アンと、嫁ぐ気配がない次女のジュディスが住み、その夜食事の時
「ハムネットの為の庭を作ろうと思う」
と、唐突にシェイクスピアは2人に話すのです。
その後、誰の手も借りずシェイクスピアは雑草を抜き始め、土地を慣らしていきます。
夫婦仲が冷え切っていることで、アンはシェイクスピアに「客人のようだ」と言い、
ジュディスはハムネットが書いた詩を大切に持ち歩くシェイクスピアを妬んでいる状態だったのです。
更に教会に出席したシェイクスピアは、嫁いでいる長女のスザンナが他の男と仲良くしていると、中傷されてしまうのです・・・

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原題は『All Is True』
直訳で、「すべて真実」

監督・主演はケネス・ブラナー。
ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー出身で、その頃からシェイクスピアにに魅了されていたとか。
この映画は、ブラナーが主催する『ケネス・ブラナー・シアター・カンパニー』の第1弾作品でもあるようです。
「オリエント急行殺人事件」(2017)でも監督・主演、
同シリーズの「ナイル殺人事件」の公開が控えています。

≪ 公式HPより ≫

【シェイクスピアと庭】

シェイクスピアの戯曲には約170種類の植物が登場し、作品の重要な構成要素となっている。
現在、シェイクスピアの生家や妻アンの実家の庭には、彼の作品に登場する植物が多く植えられている。
英語圏の国、特に米国では、公園・大学など公共の庭にこれらの植物を栽培する「シェイクスピア・ガーデン」が造園され、
ニューヨークのセントラルパークなどはその代表格である。




ニューヨーク、セントラルパークの“シェイクスピア・ガーデン”

皆さま、お立ち寄りありがとうございます
シェイクスピアの妻の旧姓は、なんとアン・ハサウェイ
これも、全くの真実のようでございます
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