2010.10.18(月)
記憶がまだなんとかあるうちに日記を認めてておかなければ
やがてまだらに為り行く日も近くなったようだから
7:35 梅田茶屋町モータープールを出発したバスは中国道を西へ取る
勝央SAで一度トイレ休憩をして院庄ランプで高速に別れ
美作三湯で名高い奥津温泉郷を経由して鳥取県三朝へと向かう
11:00
途中の道の駅で昼食休憩となる
いつものお弁当、、なんてったって朝バタバタと作ってくる手間がなく大助かりだ
お茶もついている
なんと○○交通の山ハイキングツアーで良く一緒になる方が同じく一人参加されていた
おしゃべりしながら完食して、次の山行きのお誘いを受ける((ヤッター!!))
40年も昔に訪れたきり
三朝高原、三徳のお山、伯耆大山あのあたり
名湯の三朝温泉郷を過ぎて(帰りには温泉入浴ですよ~~^^)
三徳山三佛寺に到着
役行者の開祖で1300年の歴史を誇る修験の山である
早速先達さんによる厳しい注意と靴の点検が始まる
本堂は修復中でテントに覆われていて工事用の足場やパイプが露になっており
いささか興醒めしたが次世代に残していくためにはメンテナンスは必要だ
修行の山でかなり厳しい登りや鎖場、岩場を越えるので足元はきついチェックが入る
山靴やトレッキングシューズはOKだがスニーカーもダメ!!
ヒールやサンダルは云うに及ばずOUT~~!!
代わりに藁ぞうりを500円で購入して履き替えないとならないのだ
そして極めつけは六根清浄と書かれたタスキをかけて行かなければならない
人数の確認といざというときの応急処置用も兼ねている
ワタシの隣席のご婦人がどうやら登るのを断念されたみたいだ
何でもニトロの服用のタイミングが悪かったらしく息苦しさがあるとのこと
全員が往復してくるまで3時間も待っていなければならないのだが止める決断に拍手~~
36名のツアー客と先達さん、そして男女の若い強力さんが3人添乗員さんと総勢41名でのトライ
12:30 を過ぎていたように思うが
山門を潜って朱塗りの宿入橋を渡るとすぐに霊場三徳山へと分け入る
さっそくのカズラ坂
粘土質の足場はすべり一人ずつ4点歩行でないと登れません
先行く人は四苦八苦、待つ人はイライラ、、、あわてないあわてない、これぞ修行の始まり~~
役行者石仏さんにも気付かず
よっこらしょっと登りきったところはやれやれ
尾根になってます
しか~し行く手にはまたまた
急な登り~~~
木の根を掴んで自分の身体を引き上げないと
上に行けません~~
腕力も脚力も足の長さも全開で踏ん張ります
上がらない人は強力さんのヘルプを受けます
文殊堂が見えてきましたよ
あの京の清水さんと同じ懸崖の舞台作り
このお堂の横を鎖で上がります
無理な方には回り道がありますがほとんどの方が
ここまで来た以上は鎖場を越えないと~~とチャレンジです
距離が短いですからなんとか登れますよ
上りついた文殊堂さんの外廊下を靴を脱いでぐるりと時計回りに一周しますが
なかなかどうして足が震えて下を見ないようにして歩かないと飛び降りたくなりま~す~
バスの駐車場もあんなに小さく見えます
屋根と外廊下の間に見える山並み いいですねぇ~~
岩場を越えて次は馬の背から鐘楼堂へ
誰かが代表で鐘を撞きます、、、ごおぉぉ~~~ん~~と響いて消えて行きます
地蔵堂も過ぎて
どこが牛の背やら判らぬままに観音堂まできました
よくもまぁ、こうも上手く岩窟にすっぽり納まったものです
このお堂の裏側をまるで胎内潜りのように真っ暗なところを抜けて細い断崖の道を行けば眼前に
やっと見えてきました
役行者様が一晩で作りひょいと投げ入れたなんて云われもあるとかないとか
投入堂です
平安時代の物で国宝に指定されています
この策より先は限られた人のみが行くことを許されています
今も謎の多い建築物でしょうね
強力さんにそっとお尋ねしましたら
修理の時には下からトロッコを組んで材料を上げたとか?崖に桟橋を作り足場を組んでの作業
あなたは請け負いますか~~?
檜皮の屋根の修理なんて国宝となれば宮大工さんの出番でしょうか??
なんとか登ってきましたがもう14:10 になろうとしてます
とくとく帰らないとなりません
あの来た道をくだらないと、、、
下りがまた恐い人が大勢でおりますから時間がかかるのであ~る
正面の杉は夫婦杉だったのが片方が枯れてしまって高~い所にある枝の上には
それはそれは見事な石楠花の宿り木があり毎年樹上に綺麗な花を咲かせるそうな
観てみたいですね~~~~
登り時には気付かなかったロープに立入禁止
2年程前に四日市の男性がここから投入堂へと登る途中に80メートル程転落し亡くなったそうだ
依頼封鎖されているとのこと
今も谷の清掃を行えば携帯電話やデジカメが沢山みつかるらしいですよ~~~
登ってくる時には写せなかった願かけの石段
目の不自由な方の為に設けられた石段も今は10段程しか残っていない
台風でなぎ倒された巨木を跨いで
下ります
下ります
14:50 頃になりましたかね~~
ほ~~~っとやっとおりてきました~~
強力さんがタスキを回収して人数の確認です
早く下山した人はバスが迎えにくる車道まで自由解散になりました
谷川天狗堂さんのお庭には山野草が咲いていました
橡の実をこんな風にして干してるところは初めて見ましたよ~~
随分手間が掛かってるんですね、、皮はどうして剥いているんでしょうか??
15:30 やっと全員揃って三朝温泉に緊張した身体を解しに
向かいます
ほっこ~りと温まって今日の厳しい修験の道行きも湯気に
消え行きます
17:00 バスは満足気な人々を乗せて大阪へと引き返します
隣席の方はその後、特変なく三佛寺の境内で時間をつぶされたようで
良かったです
帰りのバスの車中でお話をお伺いすると往年はお山に良く登っておられたみたいです
手芸店を今もなさってお休みの時に出掛けて楽しんでおられるそうで
ご自分で使っておられたなんと素敵な手作り手編みのボトルカバーを
頂戴しました
ありがとうございます
大切に使わせていただきます
真心のこもった何にも代え難い今日の一番のお土産でした
あとは睡魔が襲ってPAで止まってもトイレに直行してすぐまた
zzzzzzzzzzzzzz
梅田には21:00 過ぎてましたかねぇ~~
さぁて今日は一体何の修行に行ったのやら
日帰り強行軍だったけど楽しい時間でした
記憶がまだなんとかあるうちに日記を認めてておかなければ
やがてまだらに為り行く日も近くなったようだから
7:35 梅田茶屋町モータープールを出発したバスは中国道を西へ取る
勝央SAで一度トイレ休憩をして院庄ランプで高速に別れ
美作三湯で名高い奥津温泉郷を経由して鳥取県三朝へと向かう
11:00
途中の道の駅で昼食休憩となる
いつものお弁当、、なんてったって朝バタバタと作ってくる手間がなく大助かりだ
お茶もついている
なんと○○交通の山ハイキングツアーで良く一緒になる方が同じく一人参加されていた
おしゃべりしながら完食して、次の山行きのお誘いを受ける((ヤッター!!))
40年も昔に訪れたきり
三朝高原、三徳のお山、伯耆大山あのあたり
名湯の三朝温泉郷を過ぎて(帰りには温泉入浴ですよ~~^^)
三徳山三佛寺に到着
役行者の開祖で1300年の歴史を誇る修験の山である
早速先達さんによる厳しい注意と靴の点検が始まる
本堂は修復中でテントに覆われていて工事用の足場やパイプが露になっており
いささか興醒めしたが次世代に残していくためにはメンテナンスは必要だ
修行の山でかなり厳しい登りや鎖場、岩場を越えるので足元はきついチェックが入る
山靴やトレッキングシューズはOKだがスニーカーもダメ!!
ヒールやサンダルは云うに及ばずOUT~~!!
代わりに藁ぞうりを500円で購入して履き替えないとならないのだ
そして極めつけは六根清浄と書かれたタスキをかけて行かなければならない
人数の確認といざというときの応急処置用も兼ねている
ワタシの隣席のご婦人がどうやら登るのを断念されたみたいだ
何でもニトロの服用のタイミングが悪かったらしく息苦しさがあるとのこと
全員が往復してくるまで3時間も待っていなければならないのだが止める決断に拍手~~
36名のツアー客と先達さん、そして男女の若い強力さんが3人添乗員さんと総勢41名でのトライ
12:30 を過ぎていたように思うが
山門を潜って朱塗りの宿入橋を渡るとすぐに霊場三徳山へと分け入る
さっそくのカズラ坂
粘土質の足場はすべり一人ずつ4点歩行でないと登れません
先行く人は四苦八苦、待つ人はイライラ、、、あわてないあわてない、これぞ修行の始まり~~
役行者石仏さんにも気付かず
よっこらしょっと登りきったところはやれやれ
尾根になってます
しか~し行く手にはまたまた
急な登り~~~
木の根を掴んで自分の身体を引き上げないと
上に行けません~~
腕力も脚力も足の長さも全開で踏ん張ります
上がらない人は強力さんのヘルプを受けます
文殊堂が見えてきましたよ
あの京の清水さんと同じ懸崖の舞台作り
このお堂の横を鎖で上がります
無理な方には回り道がありますがほとんどの方が
ここまで来た以上は鎖場を越えないと~~とチャレンジです
距離が短いですからなんとか登れますよ
上りついた文殊堂さんの外廊下を靴を脱いでぐるりと時計回りに一周しますが
なかなかどうして足が震えて下を見ないようにして歩かないと飛び降りたくなりま~す~
バスの駐車場もあんなに小さく見えます
屋根と外廊下の間に見える山並み いいですねぇ~~
岩場を越えて次は馬の背から鐘楼堂へ
誰かが代表で鐘を撞きます、、、ごおぉぉ~~~ん~~と響いて消えて行きます
地蔵堂も過ぎて
どこが牛の背やら判らぬままに観音堂まできました
よくもまぁ、こうも上手く岩窟にすっぽり納まったものです
このお堂の裏側をまるで胎内潜りのように真っ暗なところを抜けて細い断崖の道を行けば眼前に
やっと見えてきました
役行者様が一晩で作りひょいと投げ入れたなんて云われもあるとかないとか
投入堂です
平安時代の物で国宝に指定されています
この策より先は限られた人のみが行くことを許されています
今も謎の多い建築物でしょうね
強力さんにそっとお尋ねしましたら
修理の時には下からトロッコを組んで材料を上げたとか?崖に桟橋を作り足場を組んでの作業
あなたは請け負いますか~~?
檜皮の屋根の修理なんて国宝となれば宮大工さんの出番でしょうか??
なんとか登ってきましたがもう14:10 になろうとしてます
とくとく帰らないとなりません
あの来た道をくだらないと、、、
下りがまた恐い人が大勢でおりますから時間がかかるのであ~る
正面の杉は夫婦杉だったのが片方が枯れてしまって高~い所にある枝の上には
それはそれは見事な石楠花の宿り木があり毎年樹上に綺麗な花を咲かせるそうな
観てみたいですね~~~~
登り時には気付かなかったロープに立入禁止
2年程前に四日市の男性がここから投入堂へと登る途中に80メートル程転落し亡くなったそうだ
依頼封鎖されているとのこと
今も谷の清掃を行えば携帯電話やデジカメが沢山みつかるらしいですよ~~~
登ってくる時には写せなかった願かけの石段
目の不自由な方の為に設けられた石段も今は10段程しか残っていない
台風でなぎ倒された巨木を跨いで
下ります
下ります
14:50 頃になりましたかね~~
ほ~~~っとやっとおりてきました~~
強力さんがタスキを回収して人数の確認です
早く下山した人はバスが迎えにくる車道まで自由解散になりました
谷川天狗堂さんのお庭には山野草が咲いていました
橡の実をこんな風にして干してるところは初めて見ましたよ~~
随分手間が掛かってるんですね、、皮はどうして剥いているんでしょうか??
15:30 やっと全員揃って三朝温泉に緊張した身体を解しに
向かいます
ほっこ~りと温まって今日の厳しい修験の道行きも湯気に
消え行きます
17:00 バスは満足気な人々を乗せて大阪へと引き返します
隣席の方はその後、特変なく三佛寺の境内で時間をつぶされたようで
良かったです
帰りのバスの車中でお話をお伺いすると往年はお山に良く登っておられたみたいです
手芸店を今もなさってお休みの時に出掛けて楽しんでおられるそうで
ご自分で使っておられたなんと素敵な手作り手編みのボトルカバーを
頂戴しました
ありがとうございます
大切に使わせていただきます
真心のこもった何にも代え難い今日の一番のお土産でした
あとは睡魔が襲ってPAで止まってもトイレに直行してすぐまた
zzzzzzzzzzzzzz
梅田には21:00 過ぎてましたかねぇ~~
さぁて今日は一体何の修行に行ったのやら
日帰り強行軍だったけど楽しい時間でした