里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

富士山本宮浅間大社 大絵馬の天皇陛下御製

2010年08月24日 | Weblog
富士山本宮浅間大社の楼門の左右に大きな絵馬が飾られています
絵馬には、皇室の行事の「歌会始」の両陛下の歌が、書かれている
歌会始のお題は、昨年が””今年は”光”ですからお二人が昨年の
歌会始で詠まれた歌です。社務所で聞いてみるに毎年掲げているが
新年の絵馬が初詣に間に合わず歌は毎年1年遅れで載せている由

天皇様の歌をこんな絵馬に書きこんで商売用に飾ってもいいのかな?
大社は国弊社だから良しとして、拙いブログに載せて大丈夫かな(笑)

      絵馬だけでは失礼と思い、菊の御紋章を載せました

                  皇后陛下御歌
  「生命ある もののかなしさ 早春の 光のなかに 揺すり蚊の舞ふ
(小生は皇后さまの短歌が特に好きです、文学者に言わせるとプロ級の由)

                  天皇陛下御製
生きものの 織りなして生くる 様みつつ 皇居に住みて 十五年経ぬ

寶祚無窮=ほうそむきゅうと読み皇位は永遠であるの意味があるようです

※ 御製(ぎょせい)とは一般的には天皇が詠んだ和歌のことを言い、
   皇后陛下の歌は御歌(みうた)と言うのは初めて知りました。