里山で出会った風景

趣味の山登りが出来なくなった爺さんが
下手な短歌で日々を綴る(老人のつぶや記)

武相寅歳薬師如来霊場・瑞雲寺

2011年11月30日 | Weblog
以前、寺の境内の植栽見物は参拝後の楽しみの一つですと書いた事がある
今回参った瑞雲寺の境内は種々大木があり花の時期ではないが充分楽しむ
事が出来たので、その一部を紹介してみましょう。特にもちの木は素的でした
神社仏閣は建物、仏像、彫刻、植栽等見るべき物が多く、老人には憩いの場 

        本堂に掲げられた「瑞雲禅寺」の扁額
  
           本堂前の枝垂れ桜「姫枝垂れ」

モクレン科の常緑高木・タイサンボク(公園樹としてよく植栽される)

         幹回りが太いもみじの大木(まだ紅葉せず)

         (盆栽風仕立てで)見事なまでに美しいもちの木

              根元の太さで木の凄さが解ります

赤い実(花は見た事なし)樹皮は野鳥捕獲用の”とりもち”に使われます
 
              (23年11月27日撮影・瑞雲寺にて)


武相寅歳薬師如来霊場・萬蔵寺

2011年11月29日 | Weblog
里山の風景を取り扱う筈のブログが、ここ数日武相寅歳薬師如来霊場を
取り上げていたら、頁の下についた広告がお墓の購入やタクシーで巡る
お遍路の広告等々になってしまいました。笑っちゃいます、笑えます!
そんな事をいいつつ今日も、武相寅歳薬師如来霊場・第4番札所萬蔵寺

        仁王門(鐘楼門)の前で観音様がお出迎え
  
             鐘楼門(仁王門)

本堂 (法事の最中で堂内を見られず)本尊は阿弥陀如来

             六地蔵(下に解説)

           天女の様な彫刻が施されている

                   本堂の木鼻

                    木鼻

他の寺の木鼻と異なり珍しい作り(矢印部分)普通は矢印の所に頭がある

        (23年11月27日撮影・萬蔵寺にて)

六地蔵について
地蔵菩薩の像を6体並べて祀った六地蔵像。
仏教の六道輪廻の思想(全ての生命は6種の世界に生まれ変わりを繰り返す)
に基づき、六道のそれぞれを6種の地蔵が救うとする説から生まれたものの由
檀陀地蔵(地獄道)宝珠地蔵(餓鬼道)宝印地蔵(畜生道)持地地蔵(修羅道
除蓋障地蔵(人道)日光地蔵(天道)と称する場合と
金剛願地蔵、金剛宝地蔵、金剛悲地蔵、金剛幢地蔵、放光王地蔵、
預天賀地蔵と称する場合が多いそうです




お掃除小坊主 お掃除小僧

2011年11月28日 | Weblog
                                 
この時期は掃いてるそばからひらひら舞い落ちる木の葉に悩まされます
   「掃けば散り はらえばまたも散りつもる 庭の落ち葉人の心も
念仏の様に繰り返し口ずさみながら落ち葉を掃くのは私の修行の道です
       但し、「ひとの心」を「己が心」に置き換えて!               

11月23日撮影・大蔵寺にて(この子は上の台座↑にのっている)

              11月10日撮影・宝袋寺にて

              11月27日撮影・妙蓮寺にて




武相寅歳薬師如来霊場・萬蔵寺 

2011年11月27日 | Weblog
12年に一度寅年に御開帳される武相寅歳薬師如来霊場(25ヶ寺)を幾つか
巡っている内に興味が沸き、霊場が拙宅から近いという事も手伝って今日も
萬蔵寺、瑞雲寺、宗泉寺、枠外で妙蓮寺の4ヶ寺を3時間弱で参詣してきた。
萬蔵寺の鐘楼門が特に印象に残る。狭い境内と地形の関係で山門と鐘楼堂
とを兼用
させたもので左右に仁王像を安置する。横浜市内にこれだけ大きな
鐘楼門を持つ寺は、この寺をおいて他にはないでしょう。

萬蔵寺鐘楼門(残念ながら昭和48年に建てられた新しいもの・・・)

              2階部分が鐘楼堂

      本堂から見た鐘楼門(左下に階段があるも登れなかった・・・・

              高い擁壁の上に立って美しさ倍増

                奥の瓦屋根は本堂

山門(仁王門)向かって左、阿形像       向かって右、吽形像
     
仁王尊像(金剛力士像)昭和49年開眼供養、日展作家・辻志郎氏作)
歴史的にみて一番古い形の仁王像をノミの型に残す彫刻、欅の1本彫り
 
             (23年11月27日撮影・万蔵寺にて)


赤い実

2011年11月26日 | Weblog
この時期にはあちこちで赤い実がこぼれそう。小一時間の散歩で
赤い実を目にしたのは何点?南天を含め6点。似て非なる赤い実
赤い実は縁起物で万両や千両は正月の花。一足お先に正月気分
今日はいい風呂の日でスーパー銭湯のサウナで汗を流してくる
  
              万両(時期早く赤みが不足)

                  拙宅の千両

              ヒイラギ(千両同様に葉の上に実をつける)

                   南天

                   ピラカンサ

                   多分?ウメモドキ

     付録 赤い実だけでも何ですから・・・山吹(白い花)の実

           (23年11月26日撮影・花探し近隣散歩にて)



武相寅歳薬師如来霊場・大蔵寺

2011年11月25日 | Weblog
神社や寺は境内が広く、色々な花や大樹が植えられている。参拝のあとで
ゆっくり植栽を観賞してくるのも神社仏閣の参拝の楽しみ方の一つであろう
旧城寺では横浜市・名木古木指定カヤの大樹を観賞したが今回の大蔵寺
境内では横浜市名木古木指定の大イチョウと、今まで見た事もない山茶花
の巨樹
を観賞出来たのはラッキーでした。凄かったです。

   横浜市名木古木指定イチョウ        樹齢50年超の山茶花
 
             幹回りも太くて両手でつかめなませんでした

           

  山茶花にしては珍しい色の花でした。別の木で真白な花もありました

     山茶花(小生はは赤い山茶花しか知りません)別の木

          (23年11月23日撮影・大蔵寺にて)

武相寅歳薬師如来霊場・大蔵寺

2011年11月24日 | Weblog
神社やお寺の境内には時に色々な面白い物微笑ましい物が置いてある
それらを鑑賞するのも神社仏閣の参拝の楽しみの一つでもある。大蔵寺の
境内でも幾つかを楽しむことが出来て、大変楽しかった

             微笑ましいがコンクリート製で・・・

閻魔大王(既製品でよく見かけますが、これは御影石に彫られている立派なもの)

                      六地蔵

         天童山の典座和尚と若き日の道元禅師

  炎天下で海藻を干す老僧に道元禅師が「部下にやらせたら」と言うと
  「他人がした事は自分がした事にならず」と老僧は答える、それでは
  「涼しい時にやっては如何か」とい言うと「今やらずして何時やるのか」
  と老僧は答えた由、ここに道元は仏道修行に大きなヒントを得た由

          (23年11月23日撮影・大蔵寺にて)



武相寅歳薬師如来霊場・大蔵寺

2011年11月23日 | Weblog
語呂合わせで昨日は11月22日で良い夫婦の日、今日は23日で良い文の日
昨日は良い夫婦らしい事もなく、今日は良い文を書こうと思い肩に力を入れて
パソコンに向かうが所詮文才がなく良い文の書きようもなし。しからばブログに
良い絵だけでも載せようと武相寅歳薬師如来霊場第五番札所・般若山大蔵寺
釈迦牟尼仏のありがたそうな絵を撮って来る。勤労できる事に感謝して合掌

              山門がなく民家の様な入口の門柱 

              本堂の扁額 「大蔵禅寺」

              本堂(あまり大きな寺ではありませんでした)

                本尊の釈迦牟尼仏像

                本堂内部の様子



         (23年11月23日撮影・大蔵寺にて)
     

弓禅道場 弓禅一如

2011年11月22日 | Weblog
武相寅歳薬師如来霊場第一番札所・旧城寺の奥まった処に弓禅道場という
弓道場を見つけたので見学してみた。弓の達人で弓聖・阿波研造の事を知り
弓と禅の一体感 「弓禅一如」 を勉強するのでした。(詳細は写真下にあり)

「弓禅道場」の名前は弓禅一如の言葉にあやかり寺の住職が付けた由

             的まで何メートル位あるのか聞きそびれたが・・・



↓弓禅一如の境地(心を落ちつかせて的が近付いてくるのをまつ無の境地)

              心が落ち着いてから、矢をつがえて・・・

       (23年11月20日撮影・旧城寺の弓禅道場にて)

弓道の達人・弓聖阿波研造(石巻市生まれ 1880年~1939年)
術(テクニック)としての弓を否定し、道(精神修養)としての弓を探求した人
だそうな。目を閉じた状態で弓を絞ると的が自分に近づき、やがて一体化
する。そこで矢を放つと「狙わずにあてる」ことが可能になるというのである。
阿波研造に師事した日本文化の研究家でドイツの哲学者ヘリゲルの前で
暗闇に立てた細い線香の燈を的にして第一の矢で線香にあてて燈を消して
第二の矢で第一の矢にあててそれれを二つに割ってみせたという。的の前
では仏陀に頭を下げるのと同じ気持ち
になろうとさとされたヘリゲルは弓術
に励み、弓と禅の一体感 「弓禅一如」 の境地を悟ったそうです
たかが弓、されど弓!弓道の奥深さを教えられる20日の日曜日の昼下がり。


武相寅歳薬師如来霊場・旧城寺 無眼薬師

2011年11月21日 | Weblog
  持病としての眼病があり、無眼薬師様は大変興味深く、調べてみたら
  眼のお薬師様としては、出雲国神仏霊場第三番の一畑薬師がある様
  ですが、全国各地の薬師如来で、眼のない薬師はどうやら 旧城寺の
  無眼薬師
だけの様です。何とかして無眼薬師様に会いたいものです!

              久保山医王院旧城寺 本堂

              無眼薬師が安置される薬師堂

                    薬師堂内部

衆生に眼を与えた為に眼のない無眼薬師様はこの厨子に祀られている。

                薬師堂内部の「無眼薬師」の額

                 薬師堂を別角度から

           (23年11月20日撮影・旧城寺にて)

武相寅歳薬師如来霊場・旧城寺

2011年11月20日 | Weblog
先週訪ねた宝袋寺が武相寅歳薬師如来霊場の第二十五番で結願寺でした。
武相寅歳薬師如来霊場の第一番札所旧城寺が拙宅の近くにあり尋ねてみた
真言宗高野山旧城寺。こんな良い寺が、散歩コースにある事を知らなかった
これを機に、武相寅歳薬師如来霊場の寺巡りをやってみようと思うのである

            久保山 医王院・旧城寺 山門

          山門前のお地蔵様と、双体道祖神が3つ。

            双体道祖神をアップで(双体は初めて見ました)

                 山門の木鼻

                 山門の木鼻

本堂(本尊は大日如来)
元々この地は榎下城があった、そこを寺にしたので「旧城寺」という寺号になる

薬師堂にかかる扁額 「無眼薬師」 見事な書です

薬師堂
このお薬師さまは「無眼薬師」といわれ、衆生に自分の眼を与えた為に
眼がないそうです・・・是非見たかった・・・その眼を貰いたかった・・・・

            (23年11月20日撮影・旧城寺にて)


チェリーセージ・ピナフォア

2011年11月19日 | Weblog
土曜出勤。横なぐりの台風の様な雨。ずぶ濡れのどぶねずみになって帰宅
  
  拙宅と近隣のお宅に咲く色違いの花を偶然捉えた花探し近隣散歩!
  サルビアなのにセージの名がつき、セージなのにチェリーセージだの
  コバルトセージだの、更に名前の後ろにピナフォアなんてつけられると
  この花は一体何の花なのかわからなくなります、小生の知る限りでは
  宿根サルビアなんですが・・・。  

        拙宅に咲くサルビア(チェリーセージ・ピナフォア)
  
  近隣のお宅で宿根サルビア・アズレア(コバルトセージ・ピナフォア)
  アズレアは空色の意味だそうです
  
        (23年11月13日撮影・花さがし近隣散歩にて)
  

タウンニュース うぬぼれ

2011年11月18日 | Weblog
       タウンニュースを見ていた愚妻が、ブツブツ・・・

     「アれ~、この写真はどこかで見た事があるな~」
         「どれどれ」
     「ほら、これよ!これ!」    
         「俺の写真と同じだ!俺の写真を見たんだよ。撮って来た
         日に見せたら ”良く撮れている!”と褒めてくれたろう」
     「そういえばそんな事もあったわネ!」 (ボケの始まりか?)  
    
   「里山で出会った風景」の写真はタウン誌のプロカメラマンの写真と
   遜色がない。自惚れる「里山で出会った風景」の専属カメラマン(笑) 
    
  毎週木曜日発行の新聞折り込みのタウンニュース(11月17日号)

         「タウンニュース」のカメラマンが12日に撮影

  「里山で出会った風景」のカメラマンが10日に撮影(小生の方が先)
      縦撮りと横撮りの違いだけ(10日のブログに掲載中)



ブルーデージー ダールベルクデージー

2011年11月17日 | Weblog
ネタ探しを兼ねて「花探しの近隣散歩」と銘打って歩いてみると、それなりの
花がみつかります。あるお宅の庭で 綺麗な紫の花を見つけて撮らせて貰い
花の名を聞いて頭にメモる。別のお宅で黄色い花を見つけて撮らせて貰い
花の名を聞くと偶然にもデ-ジーの名がついている。別々のお宅で種類の
違うデージーをゲット。ブログのネタになるぞ!と喜んで帰宅。投稿段階で
頭にメモった黄色い花の名が思いだせず一苦労。綺麗なキク科の花でした

              ブルーデージー(瑠璃雛菊)

片仮名語は特に覚えにくいダールベルグデージー(ネットで調べて判明)

        (23年11月13日撮影・近隣のお宅にて)


武相寅歳薬師如来霊場・寶袋寺 十六羅漢

2011年11月16日 | Weblog
羅漢さんの首にマフラーを巻いてあげたい様な今季最低気温の9.7度。日替りで
寒くなったり暖かくなったり、こんな時は 風邪をひきやすいようです。ニュースでは
12月以降には厳しい寒さが予想され、インフルエンザが猛威をふるいそうなので
慌ててインフルエンザの予防接種を受ける。昨年は10月14日接種、1ヶ月遅れ!
             ≪ 歳!健康に留意!老後を快適に! ≫ 

                    八幡山寶袋寺
  
                  羅漢さん 風邪ひくなよ!
 
        羅漢さん 「今年も風邪をひきませぬ様にお守り下さい」     
  

  
               (23年11月13日撮影・寶袋寺にて)