へそ曲がりおじさんのひとり言

常識にとらわれるのが嫌い。
他人と同じ事が嫌い。
世の中、別な角度から見ると新しい物が見えるから。

平和な時代

2007年10月09日 04時07分13秒 | Weblog
深夜の時間帯に、NHKで「兵士たちの戦争」と言う番組を放送している。
確かな記憶は無いのだが、以前にも放送されていたように思う。
このような番組は、何度でも繰り返し放送して欲しいものだ。
しかし、深夜と言う時間帯と、NHKと言うことで、どれだけの人が見ているのであろうか?。
日頃、NHKの問題が槍玉に上がる事が多いのだが、民放はその陰に隠れて余り問題にならない。
「受信料を取る」と言う事が前提になっているのではないだろうか?。
「民放はタダで見られる」って、本当かね?。
この問題は改めて書く事にする。
話を本題に戻すが。
余りにも平和な時代が続いたため、平和の有り難さを忘れてしまっている。
「NHKの番組はつまらない」と言う人がよくいる。
しかし、昔から「良薬は口に苦く、忠言は耳に逆う」と言うではないか。
「本当に良い番組」とは、どの様な番組であろう?。
「目先のオモシロさだけを求める番組」。
平和な時代を象徴するようなものである。
「沖縄の集団自決に軍は関与していない」等と言う馬鹿げた話が出て来るのも、平和な時代だからではないだろうか?。
「日本軍の愚かさ」が言われるが、軍だけの問題ではない。
「日本人の愚かさ」と言うべきではないだろうか?。
私は純粋な日本人であるが、日本と言う国を好きにはなれない。
「島国根性」ばかりで、国際化が叫ばれながら、世界の事を知らない人が余りにも多過ぎる。
「平和ボケ」の影響であろうか?、学力レベルが下がったせいであろうか?、今年もノーベル賞とは無縁のようである。
「日本もたいしたものだ」と言っていた人は、どう思っているのであろうか?。
目先の利益だけを追求して、基礎研究を疎かにする。
これが現在の日本の姿ではないだろうか?。
幾らもがいてみても、「世界における日本の地位」は低下して行くであろう。
毎回悲観的なことばかり書いているが、「備えあれば憂いなし」と言うではないか。
「悪い予測をして悪い結果が出る」のと、「良い予測をして悪い結果が出る」のとでは、どちらが良いだろう?。
私が、個人的に悪い予測をする分にはそれ程問題にはならない。
しかし、国家レベルでその様な事を言ったら大変な事になる。
政治の場でその様な事を言えば、即刻「政治生命」を失うであろう。
「解っているのだが、口が裂けても言えない」と言うのが本音であろう。
有権者に見放されないように、「希望的楽観論」を並べなければいけないのだ。
あくまでも「希望的」、だと言う事に気が付いて欲しい。



コメント (2)
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